北川先生のレッスン。
今日は「計画通り」をはじめ3曲。
私の出番は、まだ先だ。
KUMIさんが取ってくれたチケットで、
KUMIさん、のんちゃん、Inさんと4人で、
雪組の「エリザベート」を観に行く。
新しくなった宝塚劇場は初めてだ。
というより、宝塚そのものがほとんど観劇経験なし。
初演の「ベルサイユのばら」(月組)以来、33年ぶりなのだ。
DVDでハマったのは、10年前の雪組。
今日の出演者の中に、知っている人は2人しかいなかった。
chihaさんのお友達の、美貌の歌姫M・Kさんと、もう一人。
M・Kさんは、歌声、立ち姿、所作、立ち居振る舞い、そして容姿、
すべてが、震えるほど美しい。
10年前よりも、ずっとずっと美しいと思った。
ただ、10年前のエリザベートが頭にこびりついているので、
ちょっと寂しい。
フランツも、ルキーニも、雪組の方々は皆、歌がうまい。
でも、フランツだけは見ていてちょっと切なかった。
高嶺ふぶきさんの、エロ皇帝ぶりが頭に焼き付いているからだ。
軽いペドロ症候群。
(こういう状態をペドロ症候群と、今、名づけました。
わかる人だけわかってください)
大昔、NLTの「ササフラスの枝にそよぐ風」を観た時、
しゃこの目の酋長&山猫の目の酋長が、
(これは同じ役者が二役を演じることになっている)
川端さん → しゅうさん → 伊庭さんと変わった時は、
全然、ペドロ症候群に陥らなかったのは不思議だ。
きっと、全員がそれぞれよかったのだろう。
「エリザベート」は、
最初に観たのが、宝塚版だったせいか、
演出も、歌詞も、東宝より私はずっと楽しかった。
とても、とても、おもしろかった。
純粋に楽しめた。
曲は、全部頭に入ってしまっている。
歌いたくなるのをガマンするのが大変だった。
(KUMIさんも同じようなことを書いていた)
宝塚のこと!
休憩時間に客席で飲食しても、いいことになっている!
カーテンコールが一切ない!
以上2点がカルチャーショック。
ショー自体が、すべてカーテンコールなんだろうけどね。
ハレの日続きでしあわせだなぁ。
ゆうべは、チャチュケくんの癲癇の薬、
セルシンを5mg飲んで寝た。
朝、やっぱり息子は帰っていない。
以前は息子が黙って家を出て帰らないと、
死ぬほど苦しくて泣いていたものだけど、
今は、だいぶ度胸がすわった。
そのうち帰って来るでしょうと思い、仕事に出かける。
私の自転車がない!
私の自転車でどこかへ行ったな。
ネーチャンが発熱でお休み。
でも今日はすごく暇だったので大丈夫。
4時にあがって帰宅すると、
あいかわらず自転車もないし、息子もいないが、
息子が一度帰宅した形跡がある。
彼しか飲まない飲み物が出しっぱなしになってたり、
化粧水の位置が動いていたり。
生きているようなので、まずは安心。
何があっても平常心でいようと決意。
これが、なかなか難しいんだけど、
予定通り、娘と一緒に「エクウス」を観に行く。
旧友Inagoと、モンドカフェで待ち合わせ、
席は離れていたが、一緒に観劇。
Inagoの旦那様(四季の重役)は、
今日は、お仕事で「ジーザス」観劇だそうです。
(うらやましいよねぇ>okanちゃん)
娘も、Inagoも、初エクウスです。
私は、なんと31年ぶりの「エクウス」!
市村さんと、菅本烈子さん以外の出演者を覚えていない。
当時も日下さんが出ていたのかしら。
ご存知の方、いらしたら教えてください。
ひとつだけ思い出したことがある。
高校の演劇部全員で「エクウス」を観に行ったのだけど、
その後、しばらく、
ダブ~ル ダイヤモンド 素敵なビール ♪
夢見るような~ 酔い心地~ ♪
・・・という歌が、部内で流行ったような気がする。
市村ファンの先輩をからかって歌っていたのだ。
31年もブランクがあると、
初演の印象などに影響されず、まっさらな気持ちで観られる。
当時16歳だったけれど、案外ちゃんと理解して観ていたようだ。
一番印象的だったのは、
女優としての、菅本烈子さんの根性だったけど。
あそこまでできないと、舞台女優になれないのかなと思ったものだ。
今日のジルもよかった。
望月アランも、すごくよかった。
日下さんは言うまでもなくよかった。
馬たちは、きれいな筋肉をしているなぁ。
31年前は、川原洋一郎さんが馬をやっていたのね。
16歳と6ヶ月だった私と、
16歳と10ヶ月の娘。
耳年増っぷりも、実体験が伴わない所も、まず同程度だと思う。
きっと娘も、ちゃんと理解できていると思う。
「ジーザス」観劇を終えたInagoの旦那様が、
Inagoを迎えに、自由劇場までいらしていた。
本当に仲がいい。
ご夫妻と別れて帰途に着くと、
ふとした瞬間に、まだ息子と連絡が取れないことに、
ふいっと落ち込む。
わ~~~っと盛り上がるような芝居じゃなかったしねぇ。
カーテンコールで、
日下さんと望月さんが握手したのは、とても素敵だったけど。
「放っときなよ」と娘が言うので、
そうできるよう努力をする。
帰宅すると、あれ、息子が帰っている!
夫と少し、すでに話をした後らしく、
やけにさっぱりと、きれいな表情をしている。
以下、息子の話。
ゆうべは黙っていなくなってすみませんでした。
ジャスミンの小遣いを持ち出したのは俺です。
母ちゃんの推察通り、
パチンコで増やして、返そうと思っていたけど、
結局、スッてしまいました。
バイト一所懸命して、必ずジャスミンに返します。
自転車で、大学方面へ向かいました。
雨に濡れて、橋の下で寝ました。
(この間にいろいろ考えたらしい)
あまりの寒さに凍えて、3時に目が覚め、
また大学方面へ向かい、
牛丼屋で朝飯を食って、
大学でシャワーを浴びて、暖まって、
また濡れた服を着て、授業に出て、また冷えて、
またシャワーを浴びて、暖まって、
一旦、電車で帰宅し、風呂に入りました。
それから、また大学へ行って、
ちゃんと担当教授とも面談をしました。
パチンコからは、もう足を洗います。
簡単に書くとこんな感じ。
つまり、私の自転車は、
電車で1時間もかかる駅前に置きっぱなし。
しかし、この件も、
駐輪場を契約して、駅から自転車で通って、
その分、定期代が浮くから、
母ちゃんは新しい自転車を買ってくれとのこと。
お騒がせしました。
皆さん、ありがとう。
100歩進んで、99歩下がるぐらいだけど、
確実に、去年や一昨年よりはマシになっていると思いたい。
ああ、今回かなり平常心を保てたなぁ、私。
じーさんにバレないようにしたら完璧だったのに、
それだけは失敗だった。