11/26 老人問題は日本だけではない
日本は自国を特別扱いしてはいけない。
老人が医療の改善で長生きするようになった。
そういう老人を特別扱いして、別の世界に住まわせようとするから
入れない老人が出てくる。
フランスは健全な老人と病気の老人の区別はある。
健全な老人は専用の住居がある。
問題は自分のことを自分でできない老人だけど、
ここにもちょっとした”仕分け”がある。
病気の老人は病院に入院する。
私の住居にも2人、独身の90代の老女がいた。
最後まで一人で住んでいたけど、いよいよとなったら入院したよ。
健康保険を老人用に1割なんて言わないで、そのまま国民として3割。
老人病というのは日本にはないみたいだけど、
保険で普通に老人病棟でも作っていれれば、余計な設備や介護人事もいらない。
看護婦に老人ケアの専門職を作ればいい。
なにもかも完璧に収めようとするから金も人材もいるのだ。
蛇足
フランスだけでなく、ヨーロッパは昔から都会では特に核家族だった。
核家族を悲劇扱いに考えるのはやめよう、ネ!