8/12 私の気持ちが冷めたのは、安部総理は地位協定を交渉する気がない
すごく冷めた、覚めた気持ちになった。
地位協定が悪の根源なのに、それに対して何もする気はないという考え方。
イタリアにもドイツにも地位協定は存在した。
しかし、できる範囲で、彼らは改善できるところを改善している。
日本の場合、地位協定がある限り、沖縄の問題は解決しない。
きっと安部総理にしてみれば、
東京の空の上を米軍が飛び回っているから日本は東京は、安心していられるのだと
考えているのかもしれない。
確かに米軍が日本と組んで動いてくれるなら、軍備のコスト削減になる・・・・
日本はずっとそう考えてきた。
そのコスト削減のおかげで、日本は経済発展に集中することができたのだ・・・・と
私たちはそう教わってきた。
しかし、帰国して地位協定なんてとんでもないことが存在するのを知った。
そしてこの夏、ドイツにもイタリアにも地位協定があると知った。
でもドイツ人もイタリア人も事が起きた時に、根本原因である地位協定をネゴした。
日本は沖縄で未だに繰り返し起きている米兵のいともくだらない犯罪、
くだらないけど、沖縄の人々を脅かす犯罪に関しては地位協定は廃止してほしいと
どうして交渉できないのだろう???
私はフランスで自分の身は自分でまず守る発想を身につけたので
こういうネゴのできない日本が理解できないのだ。
日本だけじゃない? 憲法の上に君臨している地位協定委員会があるなんて国は?
TBSさん、もう一度ドイツやイタリアに確かめることはできませんか?
日本人の中に存在しない“平等”という思考方法。
だから派遣法なんかが絶滅できない。
だから犯罪をやっても外国人だと一歩引いてしまう。
そもそもこの平等という発想がないからこそ、憲法9条がぬけぬけと存在し続けたのだと
私は思わざるをえないのだ。
憲法9条という矛盾だらけの憲法。
かたや、他国の核に守られ、国連に参加しながら国連の規約には憲法9条があるから
フルに参加できない。
それで70年戦争をしなかったなんて、どの面下げてそんなこと言えるのですか?
そういう日本人、安部さんは日本人だからね、
私はちょっと嫌気がさしたんだ。
フランス語で言うとフェニョン。