8/28 スーさん 果物を料理に使う
あまり真剣に聞いていなかったけど
フランスで果物を付け合せに使いだしたころは
老人には抵抗があったらしい。
果物を付け合せにした調理人が話してくれた。
今ではヘーと思う話だけど、
フランス料理はだいたい料理に砂糖を使わないから
果実の甘味だけでも「なんだこりゃ」と感じる人がいたと思う。
でもアメリカの感謝祭の七面鳥の丸焼きに使うのは果実のソースなのだ。
日本でもできたのが売っている。
それに使う果実はクランベリーだったと思う。
赤い小さい木の実で、いかにも美味しそうなんだけど
生は酸っぱくて食べられたもんじゃない。
買う人はジャムを作るためだ。
肉の付け合せに使う果実は何でもいいよ。
バターでよく炒めるというか、焼くと言っていたけど
とろけるほどに加熱しては駄目よ。
洋ナシなんておいしいし、桃もいいと思う。
なんででもできるから、自分で試してみるといい。
ブドウもできる。
果実のグラタンでデザートもいいよ。
家庭でやるのは手間がかかるけど、考えてみると
熱く食べるか、冷やして食べるかで違う。
冷やしたデザートなら事前に作れるし、
熱々なら、それこそ、果物をフライパンでバターで焼いて
香の高い洋酒でフランベして、
皿に盛ってから、アイスやホイップクリームで飾る方法がある。
グラタンよりはるかに簡単。
やったことないけど、缶詰の果実を使うのも手だよね。
そうすればフライパンの作業は省けて、生の果実と組ませることもできる。
肉だけど、フランスは豚肉はレストランであまり食べない。
牛肉もいいし、ローストビーフだっていい。
フランスはレストランで食べるとなると、鳥だと鴨、
それから子羊(本当の若い羊ね)、そう、小牛だっていい。
時期が良ければ、ジビエ、鹿肉なんかいいよ。
魚でもできそうな気がするけど、
魚は自分で触ったことないので書くのは止めておく。