5/25 中村浩子 And then 第 13話
雄二は彼の夜の悩みを話す機会がなかなかなかった。
浩子は早起きだったけど、ベッドに行くのも早かった。
夕食後、ソファに横になってテレビを見ていて、早いときは
6時半ごろにはウトウトしていた。
週末になると雄二は眠らせないために夕食前から準備していた。
でもあまり効果はなかった。
ある土曜日の午後早く、雄二は今夜はちょっと話があるから
頑張って起きていてと頼んだ。
浩子は今言えないのと言ってきた。
そうだ、昼間言えばいいんだ。
初めて雄二はそれに気がついた。
雄二はちょっと笑った。
そうだね、そうだった。 昼間言えばいいんだ。
夜のことだから夜に言わないとって思ってた。
夜のこと? 浩子はすぐ気がついた。
ワタシ、眠っている、眠い浩子に一生懸命に起こそうとあれやこれや
刺激している雄二を思い出したのだ。
ごめん、雄二 私いつも眠っていた。
閉経後、欲さないのよ。
でも頭では雄二とちゃんとやっているのよ・・・・
頭でやっているって? どういうことよ??
雄二を見失って、あのころはまだ若かったから物理的に
すごく必要で、雄二といたらああだ、こうだって・・・・
ああだ、こうだ?ってどうするの?
浩子は沈黙して目を伏せた。
それは言えないわ。
言ってよ。知りたい。
浩子は考えていたけど、やや邪見に
今、雄二が私にしているようなことよ と言い切った。
ねえ、昼間やらない? 疲れていない時ならできるわ。
そうだ、昼間やればいいんだ。
俺の頭ってなんて固いんだ。
浩子は茶目っ気一杯の顔つきで、ねェ、今も昼間なんだけど
と言いながら雄二の手をとった。
太陽はさんさんと部屋に降り注いでいる。
窓、カーテンくらい閉めようよと雄二が立ち上がった。
いいわよ、外は何もないわ
と言うと、浩子は雄二のベルトを外し、パンツを外も中も一緒に一気に下ろした。
そして自分はすばやく床に寝ると、雄二をぐいとひっぱると自分の上に乗せた。
そして耳もとでささやいた。
ね、こうして雄二は私を強姦するの・・・・・
それで雄二は浩子を強姦した。 マ・ぬ・ケ!!!
雄二は自分の想像力のなさや、浩子はなにも欲していないと決めつけて
浩子の気持ちを察することもできなかった自分の間抜けさに腹がたった。
こんなことを繰り返して、浩子に恥をかかせてはいけない。
注!! 浩子は恥なんて思ってない。 自由・平等・博愛・ 男女平等
雄二はそう固い決心をしたけど、浩子の想像力を打ち負かすことは
なかなかできなかった。
平日の朝10時、洗濯ものを干して雄二は一段落してリビングに来た。
浩子はウンともスーとも言わないで、先日から雄二にベルトではなくて
ゴム入りのパンツをはかせていたけど、それをアンダーパンツとともに
引き下げた。
まだ朝だし、平日だし、雄二にはいくばくかの恥ずかしさがあった。
浩子は雄二を側のソファに押し倒した。
それから浩子は雄二の股間に顔を突っ込むと、待って、待ってと言う雄二を無視して
雄二を口に含むと浩子の求めるサイズになるまで刺激し続けた。
浩子は同時に両手で雄二の残りの器かんを手の平ににおさめると
やさしくなでたり、ギュっと握ったりした。
雄二がやっと整うと、浩子は忙しく乱れた髪をかきあげたり、口をふいたりしてから
ワタシ、雄二を強姦しちゃったって言って満足そうにニッコリした。
それからフーと息をはいて座り込み疲れたと言うとソファの雄二の横に座った。
雄二が浩子に手を回して浩子のブラに手をかけたとき
疲れた、また後でね と言って目を閉じてしまった。
雄二は怒るわけにもいかないし、疲れてしまった浩子に強いるのも気がすすまないし
しょうがないので、浩子の体に手をかけたまま浩子の上に覆いかぶさり
待つことにした。
そして二人はスヤスヤと朝の昼寝をしたのだった。
アラウンド60でこうなるか?
筆者はわからない。