ときどき昨日は、お向かいのヘルムートとアナのお宅で、ザワークラウトの昼食をご馳走になった。2軒隣のイギリス人夫婦、パットとアイリーンを含めた6人が同じ時期にスペインにいるときに必ず1度はアナが伝統的ドイツ料理を披露してくれるのが恒例になっている。6人が集まるのは、昨年秋以来だ。
まずは、南ドイツ・ババリア地方独自の白ビール(ヴァイスビア)で乾杯。アナは白ビールはあまり好きではないらしくて、普通のスペインのビールだ。白ビールは濁っていて、ちょっと独特の酸っぱい味がする。普通のビール(ラーガー)ほど炭酸がきつくないので、わたしはこちらのほうが好きである。
次に、アナお手製のマッシュルームスープが登場。クリームがたっぷり入ったスープ。イギリスでいうチャイヴ(エゾネギ・エゾアサツキの葉)のもっと細いようなハーブも入っている。
そして、メインコースのソーセージ・豚肉・ザワークラウトとマッシュポテト。アナのマッシュポテトは、練乳が入っているのがおいしさの秘密だ。とてもクリーミーでほんのりと甘い。この日のザワークラウトはあっさり味だった。ザワークラウトの昼食に招かれている日は、通常朝から酸っぱい、ちょっとすえたような匂いが漂ってくるのだが、この日はそれがなかった。そこで、われわれは本当にお招きされているのが今日だったのか、ちょっと心配になっていたところである。このすえた匂いについては、前に、ハリー・ポッター仲間で、ドイツに住んでいらっしゃったグリさんとメールで意見交換をしたことがある。すえた匂いがするのは動物性蛋白が含まれているからであるというのがグリさんのご意見であったが、確かにこの日のザワークラウトには、肉が入っていなかったようだ。これまでは、刻んだベーコンのような小さな豚肉の塊が入っていたのであるが。
ちなみに、写真は最初の一盛り。この後、ザワークラウトとマッシュポテトのおかわりを何度かした。豚肉ももう1種類あったのだが、さすがにお腹がいっぱいになって、こちらは辞退した。このドイツ独特の豚肉はどうやって調理するのか謎だが、骨からぽろりと肉がはずれるほどやわらかい。ローストか煮込みか?この肉はアナが調理したものではなくて、近所の肉屋で買ってきたそうだ。リドルというドイツ系のスーパーマーケットのビル内に店を出しているスペイン人の肉屋とのこと。
食事の後はいつもシュナップスで締めくくる。この日はポルトガル産のアルコール度41%の透明な液体であった。これまでに、ハンガリー産の赤唐辛子入りの透明なもの、咳止めシロップのアルコール度を40%まで高めたようなドイツ産の茶色の液体、イタリアのチロル地方産のアカフサスグリ味の透明な液体、などなど、さまざまなシュナップスをご馳走になったが、率直に言うと、おいしいと思われるものは1つもなかった。でも、恒例なので、とりあえず1杯(小さなグラスなのが幸い)だけはお付き合いで飲み干す。アナが言うには、シュナップスは消化にいいのだそうだ。
この後、この日はコーヒーとチョコレートムースケーキ(これは手作りではなかった)のデザートをいただく。その後は、白ビールからドイツの白ワインへ移り(フルーティーな甘口のワインが好きな人にはドイツの白ワインは最高だ)、パットが空港に向けて出発する6時直前には、3人のご近所のイギリス人も加わって、酒盛りに発展していった。が、夜はこれからなのだった。
まずは、南ドイツ・ババリア地方独自の白ビール(ヴァイスビア)で乾杯。アナは白ビールはあまり好きではないらしくて、普通のスペインのビールだ。白ビールは濁っていて、ちょっと独特の酸っぱい味がする。普通のビール(ラーガー)ほど炭酸がきつくないので、わたしはこちらのほうが好きである。
次に、アナお手製のマッシュルームスープが登場。クリームがたっぷり入ったスープ。イギリスでいうチャイヴ(エゾネギ・エゾアサツキの葉)のもっと細いようなハーブも入っている。
そして、メインコースのソーセージ・豚肉・ザワークラウトとマッシュポテト。アナのマッシュポテトは、練乳が入っているのがおいしさの秘密だ。とてもクリーミーでほんのりと甘い。この日のザワークラウトはあっさり味だった。ザワークラウトの昼食に招かれている日は、通常朝から酸っぱい、ちょっとすえたような匂いが漂ってくるのだが、この日はそれがなかった。そこで、われわれは本当にお招きされているのが今日だったのか、ちょっと心配になっていたところである。このすえた匂いについては、前に、ハリー・ポッター仲間で、ドイツに住んでいらっしゃったグリさんとメールで意見交換をしたことがある。すえた匂いがするのは動物性蛋白が含まれているからであるというのがグリさんのご意見であったが、確かにこの日のザワークラウトには、肉が入っていなかったようだ。これまでは、刻んだベーコンのような小さな豚肉の塊が入っていたのであるが。
ちなみに、写真は最初の一盛り。この後、ザワークラウトとマッシュポテトのおかわりを何度かした。豚肉ももう1種類あったのだが、さすがにお腹がいっぱいになって、こちらは辞退した。このドイツ独特の豚肉はどうやって調理するのか謎だが、骨からぽろりと肉がはずれるほどやわらかい。ローストか煮込みか?この肉はアナが調理したものではなくて、近所の肉屋で買ってきたそうだ。リドルというドイツ系のスーパーマーケットのビル内に店を出しているスペイン人の肉屋とのこと。
食事の後はいつもシュナップスで締めくくる。この日はポルトガル産のアルコール度41%の透明な液体であった。これまでに、ハンガリー産の赤唐辛子入りの透明なもの、咳止めシロップのアルコール度を40%まで高めたようなドイツ産の茶色の液体、イタリアのチロル地方産のアカフサスグリ味の透明な液体、などなど、さまざまなシュナップスをご馳走になったが、率直に言うと、おいしいと思われるものは1つもなかった。でも、恒例なので、とりあえず1杯(小さなグラスなのが幸い)だけはお付き合いで飲み干す。アナが言うには、シュナップスは消化にいいのだそうだ。
この後、この日はコーヒーとチョコレートムースケーキ(これは手作りではなかった)のデザートをいただく。その後は、白ビールからドイツの白ワインへ移り(フルーティーな甘口のワインが好きな人にはドイツの白ワインは最高だ)、パットが空港に向けて出発する6時直前には、3人のご近所のイギリス人も加わって、酒盛りに発展していった。が、夜はこれからなのだった。