わたしは食べ物に関してはかなり冒険的であると思う。特に「地元名産」とか「伝統の」とか頭に付くつくと、試してみずにはいられない。
ブライアンとメリルが家を売る契約にサインをする前日に、冷蔵庫と戸棚を空にするため、我が家にいろいろな食べ物を持ってきた。そこで、普段なら買おうなどとも思わない食べ物を試す機会に恵まれたわけである。その中に、噂に聞くアンドゥイユ(それともアンドゥイエットだったかな?どちらも同じようなもの)があった。ドイツ人のマーク(われわれはドイツマルクと影で呼んでいる)が買って持ってきたものだという。
アンドゥイユとは、わたしの電子辞書の「世界料理・メニュー辞典」には、「豚の腸に肉、血、紐状に切った内臓を詰めて火を通した腸詰」とあり、まったく食欲をそそらない描写である。スーパーのパッケージには、ピュアポークと書いてあって、その下に材料表示があるが、「豚の胃の脂肪」というのを見ただけで、これは先を読まないほうがいいと判断した。
ドイツ人のマークが買ったものでもあるし、見た目はまるでドイツのソーセージのようである。そこで、ドイツ風にゆでようか、それとも焼こうかと迷ったのだが、ガスバーベキューで調理することにして正解。たいへんな脂で、バーベキュー器具自体が燃え上がるほどであった。
焼きあがったアンドゥイユにナイフを入れてみると、鼻を突く匂い。これは田舎の匂いである。農家の匂いとも言える。豚小屋の匂い、あるいは肥やしの匂いとも言えるかもしれない。とにかく、臭い。で、息を止めて食べることにした。切り口を見ると、なにやらびらびらしたものが入っている。これが「紐状に切った内臓」かもしれない。息を止め、さらに今度は食べているものは見ないことにした。
がんばって1本食べたが、それ以上は無理だった。夫は「気持ち悪い」と言いつつ、2本食べた。もう2度とアンドゥイユあるいはアンドゥイエットと名のつくものは食べたくない。勇気のない人は絶対に避けましょう。フランスの臭いチーズなんて、足元にも及びません。
写真は二重の虹。上の虹はぼんやりとだけだけど、見えるかな。ちなみに今日のフランス・ドルドーニュ地方の天気は昨日までは30度を越える晴天でした。
ブライアンとメリルが家を売る契約にサインをする前日に、冷蔵庫と戸棚を空にするため、我が家にいろいろな食べ物を持ってきた。そこで、普段なら買おうなどとも思わない食べ物を試す機会に恵まれたわけである。その中に、噂に聞くアンドゥイユ(それともアンドゥイエットだったかな?どちらも同じようなもの)があった。ドイツ人のマーク(われわれはドイツマルクと影で呼んでいる)が買って持ってきたものだという。
アンドゥイユとは、わたしの電子辞書の「世界料理・メニュー辞典」には、「豚の腸に肉、血、紐状に切った内臓を詰めて火を通した腸詰」とあり、まったく食欲をそそらない描写である。スーパーのパッケージには、ピュアポークと書いてあって、その下に材料表示があるが、「豚の胃の脂肪」というのを見ただけで、これは先を読まないほうがいいと判断した。
ドイツ人のマークが買ったものでもあるし、見た目はまるでドイツのソーセージのようである。そこで、ドイツ風にゆでようか、それとも焼こうかと迷ったのだが、ガスバーベキューで調理することにして正解。たいへんな脂で、バーベキュー器具自体が燃え上がるほどであった。
焼きあがったアンドゥイユにナイフを入れてみると、鼻を突く匂い。これは田舎の匂いである。農家の匂いとも言える。豚小屋の匂い、あるいは肥やしの匂いとも言えるかもしれない。とにかく、臭い。で、息を止めて食べることにした。切り口を見ると、なにやらびらびらしたものが入っている。これが「紐状に切った内臓」かもしれない。息を止め、さらに今度は食べているものは見ないことにした。
がんばって1本食べたが、それ以上は無理だった。夫は「気持ち悪い」と言いつつ、2本食べた。もう2度とアンドゥイユあるいはアンドゥイエットと名のつくものは食べたくない。勇気のない人は絶対に避けましょう。フランスの臭いチーズなんて、足元にも及びません。
写真は二重の虹。上の虹はぼんやりとだけだけど、見えるかな。ちなみに今日のフランス・ドルドーニュ地方の天気は昨日までは30度を越える晴天でした。