ペドロランド日記

スペインの国際村「ペドロランド」を中心にフランスとイギリスに発信地を移しながら、日々の出来事を綴っています。

イギリスからフランスへ

2009-09-29 16:52:09 | フランスの生活
今日のフランス・ドルドーニュ地方の天気は

日曜日の夜のポーツマス発のフェリーでイギリスを出て、昨日の午後にフランスの我が家に到着した。昨日朝のブルターニュ地方は霧で寒かったが、南下するにつれ天気はよくなり、気温は23度まで上がった。

まるで5週間前にフランスを出たときそのままのようだが、高速道路の沿道には赤や黄色に色づいた木々が見られ、秋の気配が確かに感じられる。わたしのいない間のドルドーニュ地方は雨が少なかったようで、芝は茶色になり、土は乾ききっていた。川の水位も低い。驚くことに停電はなかったようで、電子レンジの時計も、オーブンの時計もアラーム時計もみな正確な時間を示していた。例年落雷の多いフランスだが、今年の夏は雷雨が少なかったのかもしれない。

うれしかったのは、いちじくの実が残っていたこと。旬を逃したかと思ったが、緑色の実がたわわに枝についており、これからもいちじくの食べ時はしばらく続きそう。鳥に食べられないうちに、せっせと食べなくては。

9と4分の3プラットホーム

2009-09-29 16:27:16 | イギリスの生活
キングスクロス駅の記事をご覧くださったまさみさんが、9と4分の3プラットホームの写真を送ってくださいました。どうもありがとうございます。

やっぱり「消えかけたトロリー」があるという話は本当だったのですね。が、よーく見ると、金属の棒やらスクリューやらDIYの跡がはっきり。やっぱり、マグルの能力には限界がある。ハリー・ポッターは空想の世界であるということを逆に思い知らされたような気がした。なんか、悲しい。


アーセナル2 - WBA0

2009-09-24 15:54:18 | イギリスの生活
火曜日はエミレーツスタジアムに、カーリングカップ(リーグカップ)第3回戦を見に行った。対戦相手は、現在チャンピオンシップ第1位で、やはり今季プレミアリーグから降格したミドルスブラに5対0で快勝した直後のウェスト・ブロミッジ・アルビオン(ウェストブロム)。



アーセン・ヴェンゲルはカーリングカップを若手の登竜門と位置づけていることから、この日は一軍選手は起用されず、すべて二軍およびユースチームの選手からなる陣容が予想されていた。そのせいもあって、この日の入場料は大人10ポンド、子供・60歳以上は5ポンドというプロの試合としては、破格の安さ。前回観戦したFAカップの対ハル戦は32ポンドで、来週のチャンピオンズリーグのオリンピアコス戦は46ポンドである。

入場料の安さもあり、この日は家族連れや若いカップル、若者のグループが多かった。子供にフットボール体験をさせるには格好の機会である。スタジアムはお祭り気分てきな雰囲気。わたしとしては、前回のハル戦のほうが、真剣なサッカーファンや熱心なアーセナルファンが多くて、ずっと感動的だった。わたしはどうも、おじさまたちの中にいたほうが落ち着く。

スタジオ観戦2度目となると、やはり感激度が若干落ちる。おまけに、「アーセナルファンはみんな立ち上がって」というような応援(?)をするグループがあって、近辺の人たちが立ち上がるものだから、あまり試合を見ることができなかった。「座ってよ!」という子供の訴えが聞こえてきて、気の毒なくらい(わたしも背が低いから、気持ちはよくわかる)。特にアーセナルの攻撃となると、まったく見えなくて、ため息か歓声かという周りの反応でゴールか否かを知るという具合。

試合のほうは、若干期待はずれであった。特にジャック・ウィルシャーには期待が大きかっただけに、活躍が見られず、やや失望。一方、交替要員として出場した直後から試合に大きな影響を及ぼしたカルロス・ベラには感心させられた。昨季ACミランで過ごしたフィリップ・センデロスの働きにも満足。第4GFのシュチェスニーは落ち着いていて、判断にも危なげなく、過去2試合一軍のゴールを守った第3GFマノーネよりもいいかもしれない。

期待したほどいい試合ではなかったものの、2対0で勝ったし(今回もすべてのゴールはわたしの座った側だった)、やっぱり観戦体験は楽しい。

大失敗!

2009-09-10 17:57:25 | イギリスの生活
今日のイギリス南東部はときどき

先日、用事があってロンドンに出た。日本領事館で新しいパスポートを受け取り、さてどこに行こうと考えたとき、ふと長年したいと思ってなかなか果たせなかったことがあることに思いついた。キングスクロス駅のホグワーツ急行の発着プラットホーム訪問である。今から3年くらい前になるかもしれない。わたしのサイトを見てメールをくれた当時中学3年生の男子から、「キングスクロス駅に行ったことはありますか?」と聞かれたことがある。

イギリスに来るたびにロンドンには最低1回は行くのだが、なかなか今まで機会がなかった。この日は美術館に行くほどの時間はないが、せっかくロンドンまで出たのにまっすぐ家に帰るのももったいない。というわけで、グリーンパークからビクトリアラインで3駅のキングスクロス駅に行くことにした。

駅に着いたものの、それらしい場所がないし、人だかりもない。そのうちに、自分の記憶に自信が持てなくなってきた。去年発行された7巻では、ハリーはホグワーツに行かなかったので、キングスクロス駅のプラットホームが本に出てきたのはそれよりずっと前のことになる。4分の3には自信があったのだが、果たして3と4分の3だっただろうか?それとも、4と4分の3だっただろうか?念のためにもうちょっと先まで歩いてみたが、やっぱりそれらしきものはない。本のブームが去ったので、特別な飾りなどは取り除いたと結論して、家に帰ってきた。

気になって家に帰ってインターネットで調べてみたら、なんと例のプラットホームは9と4分の3だった。7番線から12番線までは通路を経た向こう側にあり、そこまでは行ってみなかったのである。もしわたしがマスターマインドに出場したら、スペシャル・サブジェクトはハリー・ポッターにしようと思っていたのだが、こんなことでは、1点もとれないだろう。長年の念願を果たすのはまたの機会ということになってしまった。キングスクロス駅に行くというのはいい思いつきだったのだが、やっぱりこういうことには準備が必要だ。

(写真はチャリングクロス駅です。)

イギリスに到着して早4週間

2009-09-09 10:35:49 | イギリスの生活
8月13日からイギリスに滞在しています。8月中はすっかり更新を怠ってしまって、申し訳ありません。せっかく、Sさんから1つのエントリーに複数の写真を貼り付ける方法を教えていただいたのに、エントリー自体がなかったため、実験できませんでした。ご覧のとおり、成功です!ありがとうございました。これからはもっと写真を載せることができるでしょう。



上は、イギリスに到着する途中、フェリーから撮ったワイト島に沈む夕日。



トレーラーハウスのあるキャラバン場の付近に熱気球乗りの集合場所があるため、毎年夏はよく熱気球を見るのだが(敷地内の野原に着地したこともある)、今年は8月中旬のこの日1度だけ。風の強い日が多かったという天候的なものもあるのだろうが、不況のせいというのが大きいのではないかと思う。

イギリスは思ったより天気がよい。8月も雨が多いという予報なので、暖かい服をたくさん持ってくるようにとイギリスの友人たちから警告されたのだが、半袖のほうが活躍している。今週も週末にかけて晴れで20度前後という予報である。

イギリス滞在は3週間くらいのつもりでいたら、夫はもっと長期を予定していたらしい。元お隣のブライアンとメリルが残した荷物を取りに、10月5日にフランスにやって来るため、その前にフランスに戻らなくてはならないことになった。このため、9月27日にイギリスを発つことにする。というわけで、イギリス滞在も残り2週間ちょっと。