ご無沙汰いたしました。2週間半のイギリス滞在を終えて、金曜日にフランスに戻ってきました。10月中旬までフランスにいる予定。
8月19日に、フランスからイギリスに移動する途中、Le Neubourgというルーアンの近くの町に一泊した。ホテルは築3年で、どこも清潔で、フロントの男性も感じがよかった。でも、一番の掘り出し物は、近くのレストラン。ホテルの部屋に置いてあったちらしを見て行ったのだが、「トムのテーブル」というカジュアルな名前から、わたしは、バッファローグリルのようなアメリカ料理のチェーン店を想像していた。夫のほうは、さらに期待が低く、トラック運転手の集まるカフェ(安食堂)のようなところを想像していたと言う。
駐車場では、皮のジャケットを着たカップルがオートバイの近くで、タバコを吸っている。車は2~3台止まっているのみ。あまり期待はできなさそう。中に入ると、若いウェートレスがやって来て、予約していますか?と聞く。これは、なかなかいい兆し。
わたしは、前菜にスモークサモンを注文し、夫はスモークヘリング(ニシン)のテリーヌを注文した。スモークサモンは量もたっぷりで、マリネした野菜がとてもおいしかった。夫には、スライスした小さな新ジャガを並べた小ぶりの皿が運ばれてきた。美しく並べられていたが、落胆は夫の顔にありありと浮かんでいる。ニシンの影も形もない(ようだ。)わたしのスーモクサモンを羨望と後悔の目で見ている。かわいそうなので、スモークサモン1枚をパンにのせて夫にあげた。
そして、ジャガイモを半分以上食べ終えた頃、ウェートレスが大きな器(テリーヌ)を持って現れ、器をテーブルの上に置いて行った。この器の中に、香味野菜と一緒に、燻製のニシンが数枚重ねて入っている。どうやら、好きなだけ取るようになっているようだ。夫の表情が一転したのは言うまでもない。
メインコースでは、さらにもう一ひねりあった。わたしは、鴨を注文したつもりだったのに、夫が間違えて、鮭を注文してしまったのだった。実は、注文する間際になって、前菜にサモンを食べたくなったので、メインコースのサモンをやめて、鴨に変えたのが混乱のもと。夫は鴨を注文したつもりで、サモンと言ってしまったようだ。わたしも気づかなかったが、道理で、赤ワインソースを注文したら、異議を唱えられたわけだ。でも、白バターソース添えの鮭のパピヨットにして正解。鮭を魚のすり身で包んで調理したようなのだが、とてもおいしかった。
白バターソース添え鮭のパピヨット
プロフィトロール
リエージュ風チョコレート
お値段も、3コース料理が一人19ユーロ50サンチーム、二人で、ワイン(500ミリリットル)とアペリティフを入れて合計55ユーロと、リーズナブルであった。もし、ルーアン近辺にいらっしゃることがあったら、ぜひお試しあれ。
8月19日に、フランスからイギリスに移動する途中、Le Neubourgというルーアンの近くの町に一泊した。ホテルは築3年で、どこも清潔で、フロントの男性も感じがよかった。でも、一番の掘り出し物は、近くのレストラン。ホテルの部屋に置いてあったちらしを見て行ったのだが、「トムのテーブル」というカジュアルな名前から、わたしは、バッファローグリルのようなアメリカ料理のチェーン店を想像していた。夫のほうは、さらに期待が低く、トラック運転手の集まるカフェ(安食堂)のようなところを想像していたと言う。
駐車場では、皮のジャケットを着たカップルがオートバイの近くで、タバコを吸っている。車は2~3台止まっているのみ。あまり期待はできなさそう。中に入ると、若いウェートレスがやって来て、予約していますか?と聞く。これは、なかなかいい兆し。
わたしは、前菜にスモークサモンを注文し、夫はスモークヘリング(ニシン)のテリーヌを注文した。スモークサモンは量もたっぷりで、マリネした野菜がとてもおいしかった。夫には、スライスした小さな新ジャガを並べた小ぶりの皿が運ばれてきた。美しく並べられていたが、落胆は夫の顔にありありと浮かんでいる。ニシンの影も形もない(ようだ。)わたしのスーモクサモンを羨望と後悔の目で見ている。かわいそうなので、スモークサモン1枚をパンにのせて夫にあげた。
そして、ジャガイモを半分以上食べ終えた頃、ウェートレスが大きな器(テリーヌ)を持って現れ、器をテーブルの上に置いて行った。この器の中に、香味野菜と一緒に、燻製のニシンが数枚重ねて入っている。どうやら、好きなだけ取るようになっているようだ。夫の表情が一転したのは言うまでもない。
メインコースでは、さらにもう一ひねりあった。わたしは、鴨を注文したつもりだったのに、夫が間違えて、鮭を注文してしまったのだった。実は、注文する間際になって、前菜にサモンを食べたくなったので、メインコースのサモンをやめて、鴨に変えたのが混乱のもと。夫は鴨を注文したつもりで、サモンと言ってしまったようだ。わたしも気づかなかったが、道理で、赤ワインソースを注文したら、異議を唱えられたわけだ。でも、白バターソース添えの鮭のパピヨットにして正解。鮭を魚のすり身で包んで調理したようなのだが、とてもおいしかった。
白バターソース添え鮭のパピヨット
プロフィトロール
リエージュ風チョコレート
お値段も、3コース料理が一人19ユーロ50サンチーム、二人で、ワイン(500ミリリットル)とアペリティフを入れて合計55ユーロと、リーズナブルであった。もし、ルーアン近辺にいらっしゃることがあったら、ぜひお試しあれ。
名前は違うと思うけど、それくらいのシュークリームを積み上げたウエディングケーキでした。