ペドロランド日記

スペインの国際村「ペドロランド」を中心にフランスとイギリスに発信地を移しながら、日々の出来事を綴っています。

ブドウ畑

2008-07-22 16:11:13 | 旅行
周りにはブドウ畑が広がる。この辺りはベルジュラックに含まれるが、西にあと30キロほど行くと、かの有名なポメロール地区になり、ボルドーワインになって値段もぐっと上がる。そこからさらに5~6キロ行くと、サンテミリオンに至る。このへんはワイン地帯だ。

グルソン湖の砂浜

2008-07-22 16:07:54 | 旅行
海(大西洋)までは100キロほどだが、まずそこに出るまでボルドーを通り越えないといけないため、ものすごい渋滞にあう。昨年アルカションに行ったが、たいへんな混雑だった。その点、ここは近いし、好天に恵まれた土曜日にもかかわらず、人出はそれほど多くなく、のんびりとしている。砂浜で日光浴をしたり、泳いでいる人もいた。わたしは自分の足が見えないところで泳ぐのは嫌いなので、湖では泳がないのだが、フランスではこういう湖や池が多い。わざわざ砂を運んできて湖岸の一部を砂浜にしている湖もある。

向こうの丘に見えるのは、ヴィラフランシュの村で、通り過ぎただけだが、ここもなかなか魅力的な村のようだ。

グルソン湖

2008-07-22 16:03:07 | 旅行
やっと夏らしい天気になってきた。最高気温は26度程度。日向は暑いが、日陰や室内は涼しいので過ごしやすい。

土曜日に買い物に出たついでに、ちょっと足を伸ばして、グルソン(Gurson)川の水源の湖に行ってきた。湖の真ん中には噴水(レマン湖のものに似ている)があり、湖岸の一部は砂浜になっている。テニスや乗馬の施設もあり、近くにはキャンプ場もある。敷地内にもう1つ小さめの湖があって、そこでは釣りができる。大きいほうの湖の周りにはレストランも4軒あり、なかなか充実したレジャー設備。前回はシーズンオフに来たので、レストランやバーも閉まっていた。その代わり、入場に金を取られることもなかったけど。入場料は大人1人2ユーロ50サンチーム。


本場のシュークリーム

2008-07-18 12:01:46 | 食べ物
この後、ドレッシングのかかったレタスが出てきて、4種類のチーズがのったチーズボードがその後に続いた。

最後はデザート。メインコースの選択肢は2つしかないのに、デザートの選択肢だけはどこのレストランよりも多い。ウェイトレスが持ってきたデザートのトレーの中から、今日はシュークリームを選ぶ。チョコレートムースにも心が惹かれたが、本場フランスのシュークリームに興味があったから。フランスのシュー・ア・ラ・クレームのクレームはカスタードクリームだった。ここのはわりと固め。

余談だが、カスタードプリンの各国語にわたしは非常に興味を持っている。イギリスではクリーム・キャラメル。フランスではクレーム・キャラメル(ちょっとアクセントが異なるが)。スペインではフラン。オランダ語でなんと言うのかとスペインのお隣りさん・アリーに聞いたのだが、アリーによるプッチンプリンさながらのプリンの物真似にすっかり圧倒されてしまって、結局何と言ったかまったく覚えていない。日本語のカスタードプリンはどこから来たのか謎である。プリンは英語のプディングの訛りといわれるが、イギリスでは前述したようにクリーム・キャラメルだから、イギリスから来たわけではなさそうだ。以前、スペインの中華料理屋の英語メニューに「チャイニーズ・カスタード」と書いてあって、みんなでこれは何だろうと議論していたら、出てきたのはカスタードプリンであった。どこがチャイニーズなんだよ?とみんなでぶつぶつ不満を言ったが、なんでも自国の発明にしてしまうのはいかにも中国人らしい。

久々の魚!

2008-07-18 12:00:00 | 食べ物
外に出ていた白板のメニューによると、この日のメインコースはアンドゥイユ(大きなソーセージ)だった。が、いつもだいたいもう1つ選択肢が用意されている。案の定、メインコースの段になると、ウェイトレスがアンドゥイユがいいか、メルルーサがいいかと聞きにきた。アンドゥイユとは「豚の腸に肉、血、ひも状に切った内臓を詰めて火を通した腸詰」とわたしの電子辞書には書いてあるが、何が入っているかわからないとブライアンが言っていたのが記憶に残っている。スーパーで見ても、いろいろな種類があって、中にはかなり胡散臭そうなものもある。それに、魚はフランスに来てから初めてだったので(フランスではシーフードが高い!)、メルルーサと聞いて飛びついてしまった。昔、よく給食の献立に「メルルーサフライ」というのが出てきて、メルルーサには郷愁を感じる。

実際に出てきたのは、すり身状の魚の上にクリーム状のソース(これはチーズパイの中に入っていたものと同じだと思う)をかけ、それをオーブンで焼いたもののようだった。それにソテーした芋。ソテーポテトは適度ににんにくとハーブがきいていておいしかった。が、やはり野菜がない(芋は炭水化物なので、わたしは野菜には数えないのだ)。野菜のスープは豚の皮でだしを取ってあるし、フランスの田舎でベジタリアンたちはどうやって生きているのか心配である。外食はしないのかも。

再びルー・マルミトゥー

2008-07-18 11:56:39 | 食べ物
今日はたりたり

先日再び、トラック運転手の定食屋・ルーマルミトゥーに行ってきた。ペリゴール料理が宣伝文句なのだが、ここの日替わり定食はフランスの田舎の家庭料理という感じで実に興味深い。われわれ外国人にしてみると、奇抜な発想が多くて、何が出てくるかいつも興味津々である。もっとも、常連のブライアンに言わせると、当たりはずれがかなり激しいらしいが。

この日の最初のコースはレンズ豆のスープ。この辺りの定食屋では、いつも最初にスープが付く。冬は特にありがたい。この日のスープには、あずき色をした小さな豆がどっさり入っていた。スープもあずき色で一見お汁粉のよう。が、もちろんスープなので甘くない。いつものようにどっさり上にパンが浮いている。この上、さらにバスケットに入ってパンがついてくる。昔は、スープにパンを浸して食べると、パンがぐじゃぐじゃになるあの食感が嫌いだったのだが、イギリス生活が長くなるにつれ慣れてきた。しかし、ビスケットを紅茶に浸して食べるのにだけは、まだ抵抗を感じる。

どう見ても、4人分と思われるスープを半分ほど残し(この日は夫とわたしの2人だけ)、次は一人分サイズのチーズパイとパテの前菜。でも、あまりチーズの味はしなかった。

フーポー

2008-07-10 17:33:36 | フランスの生活
今日はときどき一時

スペインでよく見かけるのだが、hoopoe(これは英語名、ヤツガシラと日本語では言うそうだ。里芋みたい。)がたまにフランスの我が家の庭にもやってくる。わたしのコンパクトカメラでも写真が撮れるほど近づくことができたが、それでもまだぼけぼけかな?泣き声がトレードマークなのだが(英語名はここから来る)、フランスではまだ聞いたことがない。フランスのフーポーは物静かなのだろうか。

業務連絡です。今までのメルアドが復活しました。再びmichie@tongarashi.comアドレスをお使いいただけます。


花火大会

2008-07-08 16:46:52 | フランスの生活
この日の締めくくりは花火。予告では10時半からということらしかったが、実際に始まったのはやはり30分近く後の11時ちょっと前。花火を見るためだけに繰り出してきた人も多かった。

新しいカメラには花火専用モードが付いているので、それを利用して花火の写真に挑戦。前々からかえる師匠のブログで花火の写真いいなあと思っていたのだ。終わってみたら、200枚近くの手ぶれ写真があったという師匠のお言葉の意味がわかりました。もっとも、わたしは酔っ払ってはいなかったけど。やっぱり花火の写真って難しい。一番難しいのがタイミング。どの辺りにどのくらいの大きさの花火が出てくるかを予想してカメラのズームを調整し、シャッターを押す。どうも音が鳴ってからシャッターを押すのでは遅すぎるようだ。というわけで、最後は下手な鉄砲も数打ちゃ当たる式になってしまった。これは数ある写真の中からまあまあ見るに耐える4枚。本当にデジタルはありがたい。大容量のSDカードのおかげで、ディスクが一杯になる可能性も心配しなくて済んだし。やっとタイミングがつかめてきたぞと思ったら、花火大会の終了だった。

スターマインも色とりどりの大がかりな花火もなかったけど、小さな田舎の村の花火大会にしては結構立派だったと思う。税金が一瞬にして吹っ飛んだという気がしないこともなかったけど、みんな喜んでいたし、まあいいか。祭委員会のみなさん、お疲れ様でした。2週間連続で楽しいイベントをありがとう。


ダンス

2008-07-08 16:43:19 | フランスの生活
キム・ジアンで食事をした後デュエラ水車に行ってみると、レストラン前に設けられた大きなテントの中ではすでに食事が終わって、ダンスが始まっていた。バンドの生演奏つきである。フランスの熟年女性たちはこんなところでうさを晴らしていたのであった。

会場は風船などで飾り付けられていたが、懐かしいものを見た。青と黄色の化粧紙の花である。昔学校で運動会の飾りつけのために紅白の花を作らされたあの化粧紙そのものであった。真ん中を糸かゴムで止め、適度にしわを入れながら脇を広げていくあの作り方もそのままだ。