トレーラーハウスのあるイギリスのYalding(ヨールディングと発音します)が一躍有名になってしまった。23日からイギリスを襲った暴風雨のため、3つの川が合流するヨールディングでは、川の推移が上がり、トレーラーハウスの周りは、まるで一面茶色の海のよう。前にも書いたように、このキャラバン場のトレーラハウスおよびログキャビンには、オランダで考案された水害対策が施されている(そうでないと、保険がおりないので)。水が出ると、トレーラーハウスが浮く仕組みだ。テレビのニュース写真を見ると、我が家の外の地上約2メートルの高さにあるベランダの手すりすら水に沈んでいるので、川の水位は、2メートル以上に上がっていたようだ。一部のトレーラーハウスは、まっすぐに浮かばずに、一方に傾いている。写真では、我が家は大丈夫のようだったが、心配であった。
日曜日に、夫の家族が様子を見に行ってくれたところによると、わたしたちのトレーラーハウスの中は問題なかったとのこと。でも、2つあったプラスチック製の物置の一つが消えていた。どこかに流れていってしまったのかもしれない。1つは重い敷石を床に置いてあったため、無事だった。でも、中身はさぞかし汚れていることであろう。
この時期、イギリスに行っていたら、たいへんなことだったと思う反面、ヨールディングにいたら、被災見舞いに訪れた首相のデイビッド・キャメロンを見ることができたのにと、ミーハーな気持ちを抑えきれないわたしだった。