ペドロランド日記

スペインの国際村「ペドロランド」を中心にフランスとイギリスに発信地を移しながら、日々の出来事を綴っています。

オランダ紀行(6)

2005-09-30 23:37:08 | 旅行
売店で食べるには、前の記事の写真のように2センチくらいの長さに切って、オランダ国旗のついた楊枝で食べるのが人気のようだが(通はそれに刻んだ生の玉ねぎを添える)、伝統的には、この写真のオランダ乙女のように一本釣りするのが正しい食べ方のようだ。

ちなみにこのポスター、1枚5ユーロ(約700円)でこの売店で売っているだが、いったいどんな人が買うのだろう?わたしのような観光客?ただで写真撮ってしまってすみません。

オランダ紀行(5)

2005-09-30 23:30:06 | 旅行
途中、売店でオランダ名物生のニシンを買って食べる。アリーはこれに目がない。

つい最近亡くなったが、それまで世界一長寿のオランダ人女性が、その長生きの秘訣を「1日1回生のニシンを食べること」と言っていたそうである。もっとも、オランダ人でも生ものは苦手という人がいるわけで、トーシュはこれが嫌いだそうだ。ましてや、食に関してはかなり保守的なイギリス人のうちの夫は、まったくニシンには手を出さず、わたしがおすそ分けしてあげたガーキンの酢漬けをちょびちょびとつまんでいた。

正月の日本帰国からヨーロッパに戻って以来、もっとも寿司に近い食体験で、わたしは大満足。オランダから帰ってきた今も、生ニシンがなつかしい。生ニシンにはうるさいアリーも、ここのは最高と言っていた。

オランダ紀行(4)

2005-09-30 23:18:22 | 旅行
早速駅前のカフェでビールを飲んで一服。小さなビールのことをオランダ語で「ビアチ」と言う。なんだかかわいい。小さめのグラス(200ミリリットル弱)に3分の1くらい泡を立てて注ぐのがオランダ風。イギリスでは、ハーフパイント(約284ミリリットル)なり1パイントなりのグラスの縁まで泡無しで注がないと、詐欺ということになる。

その後、ヨルダンという地域まで運河沿いの道を歩く。

オランダ紀行(4)

2005-09-30 23:02:47 | 旅行
これがオランダ中央駅の立体駐輪場。それだけでは足りなくて、路上にもたくさんの自転車が停められている。日本でも駅前駐輪場に停められた自転車の数はすごいが、やはりここにはかなわないように思う。

ちなみに去年のオランダ旅行時のカルチャーショックについては、メールマガジン「不思議のペドロランド」の第17号「水と風車とビールと自転車~不思議の国オランダ」をご覧ください。

オランダ紀行(3)

2005-09-30 22:55:17 | 旅行
9月24日(土)のオランダはときどき

午後2時の近距離電車でアムステルダム中央駅に行く。途中の駅で、友達のレーニー(女性)が乗って来て、総勢4名(アリーとわたしたち夫婦)となり、アムステルダムに到着する。アムステルダム中央駅は歴史的・建築的にかなり有名な建物のようだが、現在改装中で足場と幕で覆われているので、残念ながら写真はなし。代わりに駅前の教会を写真に撮ったが、これも前景にクレーンが入ってしまった。

オランダ紀行(2)

2005-09-30 22:47:16 | 旅行
9月24日(土)のオランダはときどき

朝ごはんはアリーが用意してくれるが(奥さんのトーシュは、この日は出勤ということで、わたしたちが起きてきた後すぐに、勤務する自転車店へ自動車で出かけていった)、ハイネ家の習慣なのか、オランダの伝統なのかは知らないが、パンにハム・チーズ・レバーパテ、あるいはジャムというメニューである。晴れて暖かく(最高気温20度ちょっとくらい)、庭で朝食をいただく。

朝食後、買い物がてら、クロムニーを散歩。濃い緑色の板に白の縁取りのしてある大きな正面がこの地域の伝統的な建物だそうだが(前の記事の写真)、それだけでなく、いろいろなスタイルの家が立ち並んでいる。イギリスだと、まったく同じ形をした家がどーっと通りに軒を連ねているところだが、ここは一軒一軒が異なっていておもしろい。古い家の隣にモダンな家が建っていたりする。それでいて、茶色・クリーム色あるいは渋い緑色いう色使いに統一しているので、一応調和がとれている。

オランダ紀行(1)

2005-09-30 18:03:21 | 旅行
9月23日(金)のイギリス・ベルギー・オランダは

午前10時のフェリーでドーバーからフランスのダンケルクに渡る。そこから、車でフランス・ベルギー国境を越え(と言っても路傍に国名の看板が立っているだけで、何もない)、ブルージュ・ゲント・アントワープを通過して、オランダに入る。ベルギーもオランダも、とにかくまっ平ら。ブレーダ・ユトリヒト・アムステルダムを通過し、スペインの隣人、アリーとトーシュの家に午後6時半に到着する。

写真はアリーとトーシュの住むクロムニーの商店街に建つ家。

だんぜん秋の気配

2005-09-30 00:30:45 | イギリスの生活
おととい(9月27日)の夜にオランダから帰ってきた。天気はイギリスのほうが若干いいみたいだが、寒い。特に朝は吐く息が白くなるほど寒い。夕方も7時には暗くなる。

オランダ滞在中にスペインの近所の人から携帯に電話があり、お向かいのアナが亡くなったということだった。8月にドイツへ行って、彼女の70歳の誕生日のお祝いをしたばかりだったのに。あまりに突然の、予期しない死で、アリーとトーシュもびっくりしていた。アリーは火曜日にオランダに帰ってきたばかりで、月曜日にペドロランドにやってきたアナとも顔を合わせていた。わたしだって、8月に別れたときには、またスペインで会えると信じて疑わなかったのに。でも、8カ国から友人たちが集まり、70人以上の人に最後に会えてアナは幸せだったに違いない。

今回のオランダ訪問も、やはり友達の誕生パーティーのためである。明日以降、また写真を含めて、オランダ紀行をアップしていく予定です。

ピカデリー・サーカス

2005-09-21 19:20:39 | イギリスの生活
ピカデリー・サーカス近辺の日本の美容院に行くのが、この日の目的であった。今回はちょっとルートを変えてみようと思ったら、すっかり道を間違えて、バッキンガム宮殿に出てしまった。思ったよりずっと長いお散歩になってしまった。

写真は目的地のピカデリー・サーカス。中央がかの有名なエロス像。

かつての行きつけの日本の美容院はなくなってしまったということなので、今回は友達の紹介で別の美容院に行く。「ロンドン通信」サイトからリンクされていた地図を印刷してそれを見ながら行ったら、全然違うところに行ってしまった。おまけに携帯電話の調子がおかしくて電話がかけられない。公衆電話から電話をしようとしたら(これが臭い)、壊れていて50ペンス(約100円)を無駄にした。でも、次の公衆電話では、返金口に誰かが残していった30ペンスがあったので、差し引き20ペンスの損失で済んだ。

さすが日本の美容院、洗髪時に顔にタオルをかけてくれた。イギリスの美容院ではこうはいかない。おまけに、カットの後にお流しもしてくれたし。ただ1つ期待はずれだったのは、最後にマッサージがなかったこと。以前行きつけていた日本の美容院ではマッサージをしてくれて、これはイギリス人にもなかなかの人気だったようだ。(イギリスの美容院にさらに興味のある方は、本サイトの中の"Anglo-bites"(イギリスつまみ食い)の第59回第60回をご覧ください。)ちなみに、お値段はショートヘアのカットで26ポンド(約5300円)だった。スペインの美容院だと16ユーロ(約2200円)なのだが、ロンドンのど真ん中でこのサービスだったら、決して高くないだろう。

この後、買い物をして帰った。ロンドンに出るのは面倒くさいが、出てしまうととても楽しい。だんだん日が短くなって、最近では7時半には薄暗くなり、8時には真っ暗だ。朝8時まで薄暗く、午後4時には真っ暗になる真冬もそう遠くない。

ロンドンへお出かけ(その2)

2005-09-21 18:48:50 | イギリスの生活
今朝(9月21日)は昨夜からの霧がまだ残っているが、天気予報によると、今日は晴天になるらしい。最高気温は22度。

先週の金曜日はとても寒くて、ほぼ1日中暖房を入れるという誘惑と闘っていたが、ついに夜には抵抗しきれず、暖炉(と言っても贋物で、実はガスストーブなのだが)に火を入れた。それから少し暖かくなり、昨日は太陽が出ると暑いくらいだった。

おととい(9月19日)はロンドンに出かけた。この日は晴天。今回は、反対側からトラファルガー広場の写真を撮ってみた。正面の建物はナショナルギャラリー(国立美術館)。ここには、17年前に旅行でロンドンに来たときに入ったきり。ロンドンに来るたびに、次回はゆっくりナショナルギャラリーを見てみたいと思うのだが、なかなかその機会がない。