ピカデリー・サーカス近辺の日本の美容院に行くのが、この日の目的であった。今回はちょっとルートを変えてみようと思ったら、すっかり道を間違えて、バッキンガム宮殿に出てしまった。思ったよりずっと長いお散歩になってしまった。
写真は目的地のピカデリー・サーカス。中央がかの有名なエロス像。
かつての行きつけの日本の美容院はなくなってしまったということなので、今回は友達の紹介で別の美容院に行く。「ロンドン通信」サイトからリンクされていた地図を印刷してそれを見ながら行ったら、全然違うところに行ってしまった。おまけに携帯電話の調子がおかしくて電話がかけられない。公衆電話から電話をしようとしたら(これが臭い)、壊れていて50ペンス(約100円)を無駄にした。でも、次の公衆電話では、返金口に誰かが残していった30ペンスがあったので、差し引き20ペンスの損失で済んだ。
さすが日本の美容院、洗髪時に顔にタオルをかけてくれた。イギリスの美容院ではこうはいかない。おまけに、カットの後にお流しもしてくれたし。ただ1つ期待はずれだったのは、最後にマッサージがなかったこと。以前行きつけていた日本の美容院ではマッサージをしてくれて、これはイギリス人にもなかなかの人気だったようだ。(イギリスの美容院にさらに興味のある方は、本サイトの中の
"Anglo-bites"(イギリスつまみ食い)の第59回と
第60回をご覧ください。)ちなみに、お値段はショートヘアのカットで26ポンド(約5300円)だった。スペインの美容院だと16ユーロ(約2200円)なのだが、ロンドンのど真ん中でこのサービスだったら、決して高くないだろう。
この後、買い物をして帰った。ロンドンに出るのは面倒くさいが、出てしまうととても楽しい。だんだん日が短くなって、最近では7時半には薄暗くなり、8時には真っ暗だ。朝8時まで薄暗く、午後4時には真っ暗になる真冬もそう遠くない。