家までは約4時間の道のりであるが、レンタカー会社を出たのは午後5時半過ぎ。今朝は早起きをした上に、劇的な展開で精神的に疲れていたし、途中で一泊することにする。選んだのは因縁のポワチエのホテル。2月に車上荒らしに遭ったところだ。が、その事件以外は、食事もおいしかったし、いいホテルだった。これからホテル探しとなると、さらに面倒も増えるので、場所のわかっているホテルに直行することにする。
2月と異なるのは、家族連れが多かったことだ。さすがに夏休みだけある。おまけに、ここはフューチュロスコープというテーマパークに近いので、部屋が取れてラッキーだったかもしれない。夜遅くなるとこういうわけには行かないので、やっぱり早めにホテルにチェックインすることにして正解である。
今度は車上荒らしにも遭わず、無事翌朝9時半にホテルを出発し、家に向かう。家には12時に到着したが、これからレンタカーをリブルンヌのレンタカー会社まで返しに行かないといけない。ロードサービス会社との契約では、レンタカーは1日しか借りられないので、返却期限はこの日の午後5時半ということになる。どうせレンタカー会社は12時から2時までの長い昼休みに入っているだろうから、先にスーパーマーケットで食料品の買出しをしてから(2週間イギリスに行くはずだったので、冷蔵庫はもちろん空っぽである)、リブルンヌに向かう。
レンタカーを返却した後、電車で家に帰ることにする。驚くべきは、午後2時半の後、午後4時半までまったく電車がないことである。フランス人はいったいどんな生活をしているのか?わたしたちの電車は午後5時28分発ということで、駅のバーで2時間半ほど時間をつぶすことになった。この日は晴天で、屋外のテーブルで3種類のドラフトビールを試す。最初の白ビール・エーデルヴァイスは、不思議な味だった。わたしは白ビールはわりと好きなのだが、これは香料というか風味が強すぎてあまり好きになれなかった。2杯目はアフリジェムという銘柄で、砂糖が焦げたような不思議な風味があった。創立1059年ということで、中世の味(?)を売り物にしているのかもしれない。最後はどこにでもあるアムステル。これも普段はちょっと独特の風味があるのだが、これだけ強烈な味のビールを飲んだ後では、ごく普通に感じられた。
わたしたちのほかにも電車を待つ人たちがバーに入ってきたのだが、不思議な男性がいた。店で出してくれたサービスの水を飲みながら、持参のフランスパンにやはり持参の缶詰のイワシをはさんで食べている。バナナとジャガイモをリュックサックから取り出し、ジャガイモの皮をナイフでむいて食べ始めた。初めはわたしたち同様、電車を待っているのかと思ったのだが、後から2人ほど友人らしき人が来て、同じテーブルに座りビールを飲んで去っていった。ということは、たぶん近くに住んでいるのだろう。テーブルが日陰になると、そのテーブルと椅子3つを日向に移動して、位置を変えた。この男性、かなり日焼けしているところを見ると、このバーに毎日通ってきているのかもしれない。ホームレスかと思ったが、ずっとMP3で音楽を聞いているので、そうでもないようだ。そのうちに電車の時間になったので観察をやめて、ホームに移動する。
便は少ないが、フランスの電車はかなり時間に正確なようだ。定刻どおりモンポン駅に到着する。頼んでおいたタクシーもすでに来ていた。
というわけで、思いがけなくも、またしばらくフランス生活が続きそうだ。来週の半ばくらいにはイギリスに行きたいと思うのだが、こればかりは修理の進み具合次第ということになる。車関係のトラブルで前回のイギリス滞在は思いがけなく長くなったが、今度もまた車が原因でフランス出発が予定より遅れることになってしまった。
2月と異なるのは、家族連れが多かったことだ。さすがに夏休みだけある。おまけに、ここはフューチュロスコープというテーマパークに近いので、部屋が取れてラッキーだったかもしれない。夜遅くなるとこういうわけには行かないので、やっぱり早めにホテルにチェックインすることにして正解である。
今度は車上荒らしにも遭わず、無事翌朝9時半にホテルを出発し、家に向かう。家には12時に到着したが、これからレンタカーをリブルンヌのレンタカー会社まで返しに行かないといけない。ロードサービス会社との契約では、レンタカーは1日しか借りられないので、返却期限はこの日の午後5時半ということになる。どうせレンタカー会社は12時から2時までの長い昼休みに入っているだろうから、先にスーパーマーケットで食料品の買出しをしてから(2週間イギリスに行くはずだったので、冷蔵庫はもちろん空っぽである)、リブルンヌに向かう。
レンタカーを返却した後、電車で家に帰ることにする。驚くべきは、午後2時半の後、午後4時半までまったく電車がないことである。フランス人はいったいどんな生活をしているのか?わたしたちの電車は午後5時28分発ということで、駅のバーで2時間半ほど時間をつぶすことになった。この日は晴天で、屋外のテーブルで3種類のドラフトビールを試す。最初の白ビール・エーデルヴァイスは、不思議な味だった。わたしは白ビールはわりと好きなのだが、これは香料というか風味が強すぎてあまり好きになれなかった。2杯目はアフリジェムという銘柄で、砂糖が焦げたような不思議な風味があった。創立1059年ということで、中世の味(?)を売り物にしているのかもしれない。最後はどこにでもあるアムステル。これも普段はちょっと独特の風味があるのだが、これだけ強烈な味のビールを飲んだ後では、ごく普通に感じられた。
わたしたちのほかにも電車を待つ人たちがバーに入ってきたのだが、不思議な男性がいた。店で出してくれたサービスの水を飲みながら、持参のフランスパンにやはり持参の缶詰のイワシをはさんで食べている。バナナとジャガイモをリュックサックから取り出し、ジャガイモの皮をナイフでむいて食べ始めた。初めはわたしたち同様、電車を待っているのかと思ったのだが、後から2人ほど友人らしき人が来て、同じテーブルに座りビールを飲んで去っていった。ということは、たぶん近くに住んでいるのだろう。テーブルが日陰になると、そのテーブルと椅子3つを日向に移動して、位置を変えた。この男性、かなり日焼けしているところを見ると、このバーに毎日通ってきているのかもしれない。ホームレスかと思ったが、ずっとMP3で音楽を聞いているので、そうでもないようだ。そのうちに電車の時間になったので観察をやめて、ホームに移動する。
便は少ないが、フランスの電車はかなり時間に正確なようだ。定刻どおりモンポン駅に到着する。頼んでおいたタクシーもすでに来ていた。
というわけで、思いがけなくも、またしばらくフランス生活が続きそうだ。来週の半ばくらいにはイギリスに行きたいと思うのだが、こればかりは修理の進み具合次第ということになる。車関係のトラブルで前回のイギリス滞在は思いがけなく長くなったが、今度もまた車が原因でフランス出発が予定より遅れることになってしまった。