ペドロランド日記

スペインの国際村「ペドロランド」を中心にフランスとイギリスに発信地を移しながら、日々の出来事を綴っています。

働く機械シリーズ (4)

2017-09-22 17:15:08 | フランスの生活


久々の働く機械シリーズ。今回は、巨大な舗装車。

うちの前で道路工事が再開した。全然問題のなかった我が家の前の袋小路だったが、8月中旬に、道路工事準備用の大型車両が清掃にやってきて、路面を破壊していった。その後、砂利を敷きにきたりして、道路の穴を埋めていったものの、先週一週間続いた雨のせいか、また道に大きな穴が現れたところだった。



まるで、道路舗装のコンバイン。様々な機能が付いている。車両の後ろに立った人が材料の割合を調整し、車両前方のホッパーから必要な材料がベルトコンベヤーで車両後ろに運ばれ、後ろから道路にミックスが自動的に撒かれる。途中で砂利が足りなくなると、別のトラックがやって来て、前にドッキングし、舗装車の前についたホッパーに直接、砂利を補給する。

どうやらこれで、我が家前の道路工事も完了のようだ。ここより修理が必要なのは、穴ぼこだらけの村の中央を走る幹線道路なのだが、我が家の前の村道とは管轄が異なるということで、幹線道路のほうは一向によくならない。


L'Un Des Sens 再び

2017-09-13 14:57:20 | 食べ物
イギリスから4泊5日で我が家に泊まりにきた義弟を連れて、1年以上ぶりに、ヴィユフランシュ・ド・ロンシャのL'Un Des Sensを訪れた。創作フュージョン料理の店。今回も3コース・32ユーロの「探検コース」にしたものの、内容はすっかり変わっていた。



前菜は、3人とも、鯖のペーストを茄子で巻いたもの。この手のヌーヴェル・キュイジーヌ風レストランの前菜にしては、ボリュームたっぷりであった。カリカリのパンとトマトとバジリコのゼリー添え。



私のメインコースは、7時間調理した(7時間というのは、きっとフランス料理の慣用語で、長時間を意味するに違いない。よくメニューに出てくる表現)子羊肉の春巻き。春巻きにミントソースというのが、東洋と西洋の交わるところ。メニューで理解できなかったboulgour de bléは、クスクスのことであると、実物を見て納得。



これは、旦那と義弟が注文した鴨のロースト、サクランボソース添え。



デザートは、苺のミルフィーユ、レモンクリーム添え。真っ赤なソースは、ビーツ。

どれもおいしかった。何より、一つ一つの品、添え物のちょっとした料理やソースにまで、手間をかけているのがわかるのが嬉しい。フランスを発つ前にもう一度行きたい店。イギリス人客も多いようで、英語のメニューもある(もっとも、レストラン表現が多いので、翻訳すると、なんだかよくわからない表現が多い)。