以心伝心

書・旅・本などのメモ。

関戸本古今集ベスト12(3)

2011年01月07日 | 関戸本古今集

いしばしる たきなくもがも さくらばな をりてもてこむ 見ぬ人のため

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関戸本古今集ベスト12首(2)

2011年01月06日 | 関戸本古今集

よのなかに たえてさくらの さかざらば 春の心は のどけからまし

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関戸本古今集ベスト12首(1)

2011年01月05日 | 関戸本古今集

としふれば よはひはおいぬし かはあれど 花をしみれば 物思ひなし

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関戸本古今集26

2009年11月17日 | 関戸本古今集
ひぐらしの鳴く山里の夕暮れは風よりほかに問う人もなし

待人にあらぬものから初雁の今朝鳴く声のめづらしきかな

秋風に初雁のねぞき聞こゆなるたがたまづさをかけてきつらむ
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関戸本古今集25

2009年11月11日 | 関戸本古今集
天の河紅葉を橋にわたせばや七夕つめの秋をしも待つ

恋ひ恋ひてあふ夜は今宵天の河霧立ちわたり明けけずもあらなむ

寛平の御ときに、七日の夜、うへにさぶらふをのこどもに

うたたてまつれとおほせられけるとき、人にかわりてよめる

             紀 友則
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関戸本古今集24

2009年10月23日 | 関戸本古今集
          紀貫之
川風の涼しくも有るか打寄する涙と共にや秋は立つらむ

          題知らず  読み人知らず
我が背子が衣の裾を吹き返しうら珍しき秋の初風
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関戸本古今集23

2009年01月30日 | 関戸本古今集
         よみ人しらず
 あはれともうそともものをお
 もふときなどかなみだのいとな
 がるらん
 みをうしとおもふにきえ
 ぬものなればかくてもへぬる
 よにこそありけれ
   ないしのすけふぢはらのなほ
     い子のあそん
 あまのかるもにすむむしの
 われからとねをこそなかめ
 よをばうらみじ
   いなば もとよのおほきみ
       のむすめ
 あひみぬもうきもわがみのからこ
 ろもおもひしらずもとくるひも
 かな
   寛平の御ときのきさいの宮
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関戸本古今集22

2009年01月29日 | 関戸本古今集
 しでの山ふもとよりのみかへりきぬつら
 き人よりまづこえじとて
  あひしれりけるひとのやうやうかれ
  がたになれりけるあひだに、やけ
  たるちのはにふみをさしてつかわせ
  りける
    こまちがあね
 ときすぎてかれゆくをののあさぢに
 はいまはおもひぞたえずもえける
  ものおもひけるころ、ものへまかるけ
         素性法師
 わすれぐさなにをかたねとおもひし
 はつれなき人のこころなりけり
  だいしらず  けむげい
 あきのたのいねてふこともかけな
 くになにをうしとか人のかる
 覧
     きのつらゆき
 はつかりのなきこそわたれよのなか
 のひとのこころの秋しうければ
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関戸本古今集21

2009年01月28日 | 関戸本古今集
 さすがにめに見ゆるものから
  かへし
    なりひらのあそむ
 ゆきかへりそらにのみしてふることは
 わがいる山の風はやみなり
  だいしらず  かげのりのおほきみ
 からころもなれば身にこそまつはれ
 めかけてのみやはこひむとおもい
 志
         とものり
 あきかぜはみをわけてしもふかなく
 にひとのこころのそらにちるらん
   みなもとのむねゆきのあそん
 つれもなくなりゆく人のことのはぞ
 あきよりさきのもみぢなりける
  ここちそこなへけるとき、あひし
  りてはべりけるひとのとはで、ここちお
  こたりてのちに、とひてはべりければ
  よみてつかはしける
    兵衛 ふぢはらのたかつね
       のあそんのむすめ
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関戸本古今集20

2009年01月25日 | 関戸本古今集
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