以心伝心

書・旅・本などのメモ。

奥の細道

2009年03月04日 | 
月日は百代の過客にして、行きかふ年も又旅人なり。
舟の上に生涯をうかべ、馬の口とらえて老をむかふる物は
日々旅にして旅をすみかとす。古人も多く旅に死せるあり。
予もいづれかの年よりか、片雲の風にさそわれて
漂泊の思ひやまず。

今日から少し「奥の細道」を書いてみます。

俳聖芭蕉の旅日記です。
元禄二年三月二十七日、四十六歳のとき門人曽良を伴って江戸を立ち
九月六日大垣に着くまでが記されているそうです。

芭蕉の出身地は伊賀上野ですよね。芭蕉が忍者であったのではないか説を
ちょっぴり信じています。
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