以心伝心

書・旅・本などのメモ。

そうか、もう君はいないのか

2009年08月30日 | さ・た行の作家
そうか、もう君はいないのか
城山三郎
新潮社

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城山三郎さんって「官僚たちの夏」で今話題ですけど私は、NHKの大河ドラマ「黄金の日々」も好きでした。
名古屋出身の作家さんなのですね。
しかも「城山八幡宮」の近くに住んでいたから城山三郎さんなのだそうです。
妻、容子さんと知り合ってから(妖精のようだったそう)やがて容子さんが癌でなくなるまでの長~いラブレターのようでした。
うちの親と同じ世代なので戦争(海軍)にも少しいかれていて思い出のセピアカラーの家族写真が、自分の家族と重なってしまいます。
最愛の旦那様に看取られて奥様は、幸せだったのだろうと自然と涙がでます。
五十億人の中で気軽に「おい」と呼べるのは君だけ・・。
私も出来ればお先に失礼したいです。^^;
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