以心伝心

書・旅・本などのメモ。

百人一首を書く59

2010年01月28日 | 
赤染衛門

やすらはで寝なましものを小夜ふけて

かたぶくまでの月を見しかな


赤染衛門は和泉式部と並び称される歌人であったが、伝記は不明な点が多い。
父親は平兼盛であったらしい。しのぶれど色に出にけり我が恋は~です。
大江匡衡の妻となった。代々学問をもって聞えた大江氏の妻として幸福な人生であったように思われます。「栄華物語」の著者として有名。

待っている人が来ないとわかっていたら、ためらわず寝てしまったであろうに
夜が更けて月がかたむくまで待っていた。というような内容の歌。
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