霊長類ヒト科動物図鑑 (文春文庫 (277‐5))向田 邦子文芸春秋このアイテムの詳細を見る |
久しぶりに向田さんを読みました。
もの凄く繊細な人ですけど早口でオッチョコチョイの所が素敵なんです。
よく考えたたら、私の母親より年上でした。
うちの母も旅好きですけど向田さんの旅の話も面白い。
洋裁なんかバッチリなとこもよく似ているし、父親中心の家族関係も似ています。
私の父親は、向田さんのお父上とはタイプが違うけど。
51歳にして向田邦子を守る会というのが存在したらしい。
庶民の感覚が向田さんの手にかかるときらきらとした瞬間になりますね。
スキー場の旅館の話や夜、爪を切ると親の死に目に会えないとか私も信じているほうで・・。
昭和の家族って、あんな感じが多かったですよね。
私も夜は爪が切れません。
入院していた娘の足の爪が長くて恥かしかったです。
本当はお風呂のあとが爪が柔らかくていいそうですね。
夜の口笛もいけないと母に言われました。
コンビニのない時代の話ですね。
娘さん、良かったですね。
この本は昨年の向田邦子展のときに買い求めたので初めてでした。
ひーちゃんかべべさんが反応してくれそうかな~なんて。
うちも夜の口笛禁止でした。
台風の夜の雰囲気も向田家らしいね。
桃井かおりさんと根津甚八さんの甘栗の件、吉行さんが指摘されてたことを向田さんはご存知だったのだと懐かしく思いました。(涙)
細部は忘れました。私は読み始めると、同じ作家の作品を次々に読んでしまうんですよねぇ。。。
ですから、同じ作家の本ばかりになってしまって。。。今は東海林さだおばかり読んでいます。
千代生さんも読書家でいらっしゃいますね~。
向田さんは、一時直木賞などもらって売れっ子でしたよね。ドラマも「あ・うん」とかいろいろ見ました。毒のない人ですよね、飛行機事故のときは、ガーン!でした。
この本は、40代後半の頃のお話が多かったので私には良かったです。
東海林さだおさんは面白いのでしょうね、読んだことがないのですが星新一さんも面白いと思いました。
花粉症で気分が落ち込みそうですが向田さんのおかげで元気になりました。(笑)
中々良かったです。もともとこの人は好きです。今回改めて感じたのは私の好きな東海林さだおと共通点が多いなぁ。という思いです。
千代生さんもお好きみたいですね(^▽^) 。
お二人の共通点はその観察力と表現力です。上手いな・・と思います。
とにかく読んで楽しいです。
嬉しいです。あのコメントがきっかけで?!
向田さんは、若いころよく湯沢にスキーに出掛けられたのですよね。
旅館で枕が違うと眠れない人の話とかお布団のポマードの匂いが気になってタオルをつけるお話は面白かったですね。^^
スペインのホテルでお部屋を間違えてしまうのも向田さんらしいです。
本当に鋭い観察眼ですよね。かけがえのない人が亡くなってもう26年でしょうか?・・。
東海林さだおさん、読んでみますね。とん馬さんや千代生さんと読書傾向が似ていて嬉しいです。