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IT業界17年。60代になっても現役で頑張るおばちゃんがアレコレ綴ってるブログです。

サヨナライツカ

2010-02-08 16:38:10 | Favorite
この本とめぐりあったのは まだ30代の頃。
読み終わったあと数ヶ月間、真中沓子ショックにやられてしまい、思い出す度に胸のどこかが痛かった。

映画公開をきっかけに、もう一度読み直してみた。


やはり・・・泣けた。
泣けたというより、涙ぐんだ ってくらいかな。
初めて読んだ時は号泣に近い形で泣いてしまったけれど、今回はじわ~~って位で治める事ができた。

映画の評判も含め、この物語に対しては両極に別れるような気がする。
泣ける人と泣けない人。
つまりは、共感できる人、共感できない人とにはっきり別れるわけだが
それぞれ意見はあるだろうけれど、私は素直に「共感できる人」に属する自分が好きだ。

そして、共感し、ほんの少しでも良いから涙する人と仲良くなりたい と思う。


誰かを好きになるという事は少なからず痛みを伴う。
その痛みの意味を分かる人と、この小説について語り合ってみたいと思う。
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