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IT業界17年。60代になっても現役で頑張るおばちゃんがアレコレ綴ってるブログです。

だから・・・んなわけないじゃん!

2021-02-28 07:27:14 | Work
シリーズ化しよかとも思うくらい、私が口を利くことでプロパーとなったN浜くんのネタは尽きないです(笑)

先日のランチでのこと。
最近N浜君とリーダーの3人で行くことが多いんですが、この日もN浜君と二人、今日は何食べよっかと話してる様子を見てたリーダーが
「わりぃ、俺ちょっと6階行ってくるから後で待ち合わせな!」
とN浜君に声をかけ、せわしなくフロアを出ていこうとしました。
いきなりそう言われたN浜君、念のためもう一度リーダーに確認しました。
「え?6階ですか?」
「そう。今から6階行ってくるから、あとで待ち合わせしよう」
「え?6階行くんすか?」
「・・・そう。用事で6階行くんだよ。だけどすぐ戻るから待ってて」
「・・・6階ですか・・・?」
「だからそうだって(笑)何回聞くの?(笑)けどすぐ終わるから。そんな待たせないから。OK?」
「はい・・・わかりました。OKです」
※会社は3F6Fの2フロアになっているんです。

私とN浜君はリーダーを見送り、フロアを出てエレベーターホールへ・・・
そして迷うことなく「下」のボタンを押す私にN浜君が
「あーーMikiさん違います!『上』っすよ」

「え?上??なんで?」

N浜君は私が押した『下』を解除すべく立て続けにボタンを押すと(連打すると解除される)
「さっき聞いてたっしょ?6階に来いって言ってたじゃないですかリーダーが」
と言いながら改めて『上』のボタンを押した。

「え??違うよ。6階に行くとは言ってたけど、来いなんて言われてないじゃん」
「いーーーや言いました。6階ですか?って僕は何度も聞きましたもん。で、6階に来い ですよ。リーダーが来いって言うんだから行かないと」
「いやいやいや 違うでしょ?6階に行ってすぐに戻るから下(ビル1階のホール)で待っててって意味でしょ?」
「いーーーや!違います!6階で待ち合わせしようってことです。6階で待ち合わせなんですって!」

そうこうしてるうちにN浜くんが押した上行きのエレベーターの扉ががーーっと開いた。
「違うって。下だって!」
と言い張る私を「はいはいはい 上に行けばリーダーが待ってますから(笑)はいはい行きますよ」
と促すN浜君。

ホントかなぁー違うと思うけどなぁー・・・とブツブツ言いながらも6階に行ったんですわ。
で、案の定フロア中見渡してもリーダーの姿はないわけです。
「全く。どこ行ったんだあの人は。人をこさせといてひでえな(笑)探しますよMikiさん」
「いや違うって。絶対に6階で待ち合わせじゃないって!」
私はすぐさま近くにいたお弁当を広げ今まさに食べようとしているリーダーと仲の良い営業部のNさんに声をかけた。
「ウチのリーダー見ませんでした?」
「さっきまでいたけど慌てて出てったよ」
「ありがとうございます。ほらぁーだからここじゃないって。下に降りたんだって!」
という私の意見など聞く耳持たずのN浜君。
「サーバ室かどっかに入ってんですよきっと。ほらほら探しに行きますよ」
と、更に私をサーバー室まで連れて行こうと促す始末。
「んもぉーーー違うって!!私電話する!!」
私はスマホを取り出しリーダーに電話を入れた。
ワンコールで出たリーダーにどこにいるかを聞くと
「下で待ってますよ。なんかあった?」
「すみませんすぐに行きます!」

やっと落ち合えたわけですが、ここからがしつこかった(笑)
リーダーとN浜くんのやり取りがしつこいのなんのって(笑)

「6階って言っておいてなんで下に降りてるんすか?」
「6階に来いなんて言ってないだろ?6階に行くけどすぐに終わるから下で待ち合わせって言ったよな?」
「いーーーや言ってないです。下で待ってろとは言われてないっす」
「ばか・・お前・・・(笑)なんで外に出るのにわざわざ6階で待ち合わせするんだよ(笑)」
「だから僕は何回も聞いたんです。6階ですか?って何回も聞きましたよね?したら、6階だって言ったじゃないですか」
「だから、それは6階に用事で行くって意味であって、6階に来いなんて言ってないって」
「言いました。6階に来いって言いましたよ」
「んなわけねーじゃん(笑)お前さ、考えてみ?6階で待ち合わせて、んでまた下に降りるんだよ?意味ないじゃん。下で待ち合わせするんだな・・・って思うだろ普通」
「思いませんよ。だってリーダーが6階に来いって言うから6階で待ち合わせなんだって思いますよ」
「お前さ・・・(笑)分かった。んじゃあ俺が仮に6階でって言ったとしよう」
「しよう じゃなくて言いました」
「話を聞け!(笑)言ったとして、で、お前そう言われて疑問に思わないの?え?なんでわざわざ6階なんですか?どのみち下に降りるんですから下のホールで待ってればいいですよね?ってなるでしょ普通に」
「ならないですね。リーダーの言う事なら疑問に思わないです」
「はぁ?お前そういうのよくないよ。わけのわかんない事言われたら違和感感じで意見するくらいでないとだめだって」
「リーダーが言うことは絶対だと思ってますから。意味があって6階だと思いました」
「なんで俺がそんな訳解んない指示出すんだよ(笑)俺はそんな訳解んない指示出すやつだと思ってるわけ?」
「そんな事は言ってないです。ただ僕は6階に来いって言われたのでそれに従ったまでです」
「だからーー俺は6階に来いなんて言ってないって(笑)」
このようなやり取りが食事が運ばれてくるまで続きました(笑)

N浜・・・・あかんぞ。そういう融通利かないところ(笑)
このやり取りを傍で聞いててほんとーーーにイライラしました。
この後も、私が「6階で待ち合わせってなんで勘違いしたの?」と何度も言ったんですが、そのたびにN浜君は
「6階に来いってリーダーははっきり言いました。下で待ってろとは言われてません!」
と絶対に聞く耳を持ちません。
ほんまに頑固だわぁ~
もっと柔軟に対応しないと自分がきつくなるよ?
Comments (2)
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簡単に辞めていく若手社員

2021-02-28 05:47:41 | Work
入社2年の若手プロパーが今月末で会社をやめていきます。
同じ業界のもっと大きな会社に転職が決まり3月から早速勤務するそうです。

このN君、まるっきり仕事ができないんです(汗)
今年の春で入社してまる2年。
どうやって彼のスキルアップをはかればよいのかリーダーも困り果てるくらい、できないレッテルが貼られたままの存在でした。
辞めると聞いた時「あぁやっぱりね」と感じたと同時に「よく採用されたねぇ」と、みんなが感じました。

金曜に内輪だけで送別会が開かれたんですが、帰りにN君とは方向が同じで地下鉄で一緒だった私は辞める理由を単刀直入に聞いてみました。
辞めるほど会社に不満があった?
チームのみんなと馴染めなかったとか?
それに対する彼の返事はとっても意外なものでした。

「なんにも不満なかったですよ。チームのみんなもいい人ばっかだし、仕事が特別キツイとかもなかったし」

え、じゃあなんで??

「自分が他の会社でも通用するか知りたかったんですよ。給料がもっと高いところでも働けるんじゃね?って試してみたかったんです(笑)」

で、たまたま見てた転職サイトで条件のいい会社があったので登録してみたらたまたま採用されたと。
「やりー!こっちのがいいじゃん!!こっちにしよー!!」ってことらしい。

若いと簡単に採用されるんだなぁー って思ってしまいました(笑)
だって、N君さっきも書きましたがほんとーーーーに仕事ができないんです。
なんでIT目指した?!ってくらいロジカルが理解できないんです(笑)。
彼に何を期待して採用したかわかんないくらい、本当にITの会社なん??って聞き返したいほどです。

まぁ、インフラは合わなかったけど、開発なら向いてる・・・あぁーいやいやいや余計にできんわ。
何すんの?って聞くと、将来的にはコンサルらしいんです。
2年も携わってインフラの知識が入んなかったのにコンサルなんてできるん??
疑問しか感じません。

ものすごく不思議なのは、チーム内にいて一度も達成感を(おそらく)味わったことがなく、実績を積んだこともなく、何をするにも人に教えてもらわないと手を動かせなかったのに、何故に他で通用すると思えたのかってこと。
転職って、それなりの手応えがあって行動するもんじゃないの?
採用された時点で「俺っていけてるんだ!俺はやっぱできる人間なんだ」って乗っかれるってこと?
更には「この会社が俺の才能を引き出せなかっただけ」とでも思ってるとか?(笑)

イケメンリーダーは明るく
「みんな応援してるからここで得たものを生かしてがんばれよ!」
ってN君に言ってたけど、いやぁー私は正直そんなふうに見送れないわぁ~(笑)
「人生そんな甘くないからな!死ぬほど頑張らないと次はないよ」って言いたくなります。

人との関わりには必ず別れが来ます。
別れは来るんですが、その先も繋がっていたい人とは、たとえ年一の年賀状だけであっても、いつか会えるときの可能性を残したいと感じるものです。
地下鉄を降りる際私が感じたのは
「多分一生会わないな」でした。

「また連絡しますよ!また飲み行きましょう!」
先に降りる私に向かいN君は明るく言ってたけれど、いや、多分一生会わないよ。
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