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IT業界17年。60代になっても現役で頑張るおばちゃんがアレコレ綴ってるブログです。

いつになったら覚えるん?

2024-02-15 01:19:26 | Work
何度も記事にしているKさんのネタです。
そう
来客をマネージャーに伝えず、お客様を会議室に通すだけ通して45分おまたせしたKさんです。

Kさんの役目はお客様からかかってきた電話を受け、問題解決するのがお仕事。
お客様からの電話はメンバーにかかってくることもあるので、それを取り次ぐのもKさんなのですが、入ってそろそろ半年になろうかと言うのに、未だ、メンバーの顔と名前を覚えてないんです(汗)

電話を取り、それが例えばメンバーの誰かにかかってきた電話だとすると
「少々お待ちください」と保留。
そして、
「〇〇さーーん!! 〇〇さーーんおられますかぁ??」
と、フロア中に響く大声で名前を呼ぶんです。

席にいるかいないかを確認もせず、とにかく大声で呼ぶんです(笑)
まぁ、顔を覚えていないので、その人がどこにいるかを確認することはできないんでしょうね。
だからってさぁー顔が分からないなら分からないなりに、各自のスケジュールを見れば、その人が社内にいるのか、いないのか、会議中なのか単に席を外してるだけなのか。
Outlookのその人の名前をポチッとクリックすれば情報はすべて入手できるってのに。

Kさんの呼び出しを日に何度も耳にするたび、私は仕事の手が止まります。
というか、私のように手を止めている人は他にも数人いて、誰か彼かが
「〇〇さんは今日は在宅ですよ」
とか
「今日は出張で一日帰りませんよ」
とか
「お休みを取ってますよ」「打ち合わせで1時間もどりませんよ」などなど。
その人のスケジュールをアウトルックで確認し、Kさんに教えてあげるのです。
そう 本来ならKさんがやることを です(笑)

勿論、トイレとかで席にいないこともあり、そのときはスケジュールにも乗っていないので教えることが出来ません。
そうすると、回答が誰からもこないので、Kさんはどうするかと言うと
「〇〇さーーん!!〇〇さんいませんかぁーー!」と、大声で呼び続けるのです(汗)

あり得んわぁああああああああああ(笑)

Kさんの大声が終わらないので、
「トイレなんじゃない?席にいないよ」と我慢できなくなった誰かが伝えることになります。

「分かりました」
ようやくKさんは席に座り、保留を解除し
「ただいま席を離れています」
と、伝えるのです(汗)

いやいやいやいや
なんだこれ!(笑)

一度、目の前に座るT君にかかってきた電話に、いつものように立ち上がり
「TさーんTさんいませんかぁーーー」と、大声をあげ
「いや俺ここに居るし!」
と、軽くキレられた際、
「あれ!!そこにいたんですね(笑)」
と悪びれることもなく大笑いしてたときはドン引きしました(笑)

なんでなん?
電話を取るのがお仕事なんだよね?
誰かにかかってきた電話を取り次ぐという役目があるんだよ?
なんで覚えないんよ(笑)

そして昨日。
とんでもないことが起きました。

いつものように誰よりも先に電話を取り(そこは唯一褒めるべきところ(笑))いつものように元気よく
「はい!はい!少々お待ちくださいませ!」
と、答え、いつものようにすっくと立ち上がり、めちゃめちゃ勢いよく
「ナカヤマさぁーーん!!ナカヤマさんいらっしゃいますかぁあああ?!」

ん??
だ・・・・誰?
彼女と背中合わせに座ってた私は、頭から降ってくる「ナカヤマさぁーーーん」に違和感しか感じない(笑)
周りにいたメンバーも思わず手を止め ん?? って感じで顔を上げた。
「ナカヤマさぁーーーん!!ナカヤマさんいませんかぁああ??」
誰も返事をしてくれないので彼女の呼びかけは終わらない・・・・

そんな名前の人このチームにおらーーーーーーん!!(笑)

流石に周囲がざわついたんです。
隣で別の電話を取っていたY田さん(彼女たち問い合わせチームを仕切ってる最年長プロパー男性)が、自分の電話を切るやいなや
「そんな人はこのチームにいないです!」
と制したんです。
すると・・・・
「あ、ですがナカヤマさんお願いしますって電話が入っているので・・・」
「間違い電話じゃないの?」
「でも相手の方は確かにナカヤマさんっておっしゃってます」
「だから!そんな人はいないんだって!そんな者はおりませんって電話を切ってください!」
「ですが・・・ここへかかってきてるので・・・」
「だから!いないんだって!!」

代表にかかってきた電話を総務が間違えてこっちに回したか、外線で直接間違い電話がかかってきたのかどっちやねん(笑)
と、私が考えていたら、Y田さんも同じことを思ったようで・・・
「外線なの?内線で回ってきたのどっちですか?」
と確認したんです。
すると・・・・
「あぁ・・・えっと、どっちかわからないです」
だからさ・・どこがチカチカしてるのか電話機見ろや!!
「とにかく切りなさい!」
「はぁ・・あのでも・・・」
「いいから!切って!!」

このようなやり取りを正常に聞いていたれるはずもなく、さっきからずっとKさんの
「ナカヤマさーーーん」が耳にこびりついて離れないし、笑いそうになるのをぐっとこらえ、気をそらそうと斜め前に目をやると、あかんあかんあかん(笑)
仲のいいTくんとバッチリ目が合ってしまったわけですよ(笑)
目が合った瞬間
「マジでいい加減にしてほしいわぁ。どういうこと?」
ぼそっと呟くT君。
あかんあかんあかん
半笑いでそんな事言うなって!(笑)

一気に吹き出しそうになった私は慌てて席を立ち外に逃げましたよ(笑)

薄々は感じてたんですよ。
だけどさ、半年も経過し、メンバーの顔と名前を覚えられないってあるかぁ?? と信じられなかったんですが、本物でしたわ(笑)
存在しない人の電話を取り次ごうとするなんて、間違いないよね?
本物だよね?(笑)





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