Life Size

IT業界17年。60代になっても現役で頑張るおばちゃんがアレコレ綴ってるブログです。

信じればそれは真実

2024-08-23 17:22:57 | Work
今年の春に中途入社したシングルマザーのNさんがなかなか興味深い方でして(汗)
スラッとしたお綺麗な方で、37歳で大学生の娘さんがいるってのも結構なインパクト。
(17歳で結婚出産。22歳で離婚。離婚後通信制の高校で高卒資格を取り、25歳からITの世界へ)

んで、このNさん。
そろそろ半年になるんですが、「あの人どうなってんの?」的な意見がポロポロと出始めました。
端的に言うと積極性がゼロなんです。
仕事に対してだけでなく、チームの誰とも関わろうとしないんです。
隅っこに座り、ほぼ誰とも会話せず、意識的に存在感をなくしているかのようです。

先日のこと。
会社主催の大きな宴会があり、その二次会の席で私はぶったまげるほどの事実を彼女から聞かされることになりました(汗)
いつの頃からか大きな宴会後の二次会は私の占いが開催される・・・みたいな噂が社内に広がっていて、その日も占ってほしい人らが私の近くに集まってきたんですが、その中にNさんもいたのです。
何人か占った後
「私もぜひ占ってほしいと思って。普段あまりお話してないですけどいいですか?」
と、言われ、断る理由もないので彼女の占いが始まったのです。

占ってほしいことを聞いたところ
「この会社でうまくやっていけるか」みたいな内容で、具体的にどういうこと?と聞くと、彼女が過去の職場で経験した話になったのです。
「私、職場の人達とうまくやっていく自信がない・・・というか、自分はやっていけてるつもりなんだけど、なんていうか・・・うーーーん・・・・。誤解されちゃうっていうか、みんなから嫌われるっていうか・・・」
「あぁー。人間関係がうまく築けないみたいなこと?」
「あぁーーはい。そうですね。」

彼女が普段チームのみんなと関わらないように過ごしているのもこういった悩みを抱えていたからかもしれない。
ふと思ったんですが、いやいやいや待て待て。
関わらないようにしている割にはほとんど接触のない私に「占ってほしい」と言い寄ってくるあたり、めちゃ積極的だよね?
人間関係に悩んでいる人が親しくもない相手にこんな風に近寄ってくるかぁ??(笑)

その疑問はすぐに解消されました。
ここからは彼女のセリフに忠実に再現いたします(笑)

「前の職場ですごく尊敬する上司の方がいたんです。他の方は仕事が忙しくてその上司の方が私の教育係みたいな感じで、仕事に関するいろいろを教わってたんですけど、職場では話せないこともあるから仕事帰りにご飯でも食べながら話そうって言われて、週3くらいで一緒にご飯を食べるのが日課になったんです」

えっ!
上司と2人だけで??
私はギョッとしたんだけど、まぁ、とりあえず話を聞くと(笑)

「すごく仕事ができる人だし、親切だし、ご飯食べてても楽しいし。いい職場に入れてよかったぁって思ってたんですけど、その方が課長から部長に昇進されたんです。で、私の教育係から外れることになって」
「へぇ、んじゃ週3の晩ごはんも終わりになったんだ」
「いえ。減りはしましたけど週一くらいで続いてました。」

てかさ、もうこの辺でオチは見えてたんだけど、驚くべきことに私が想定してたオチとはかけ離れてたんです(笑)
「新しい課長候補の方が別の支店から赴任してきたんです。で、その新しい方が部長に代わり私の教育係になったんです」

んんんんーーー
てか、なんでいつまでも教育されんとあかんのじゃ(笑)
すでにその頃はベテランになってんじゃないの?
「そうですねぇ・・・・新しい方が赴任してきたのは私が入って半年後くらいですかね」
半年も経ってて、まだマンツーマンの教育が必要ってどういうこっちゃ(笑)
と、思ったもののそこは突っ込まず話を聞くと。

「新しい教育係の方は部長になった方とは違いすごい若い人で、そのときは主任だったんだけど、ゆくゆくは課長職にと期待されているし、フロアのプロパーの女性たちからもすごく注目されてたんです」
「へぇ~~もしかしてイケメンだったとか?(笑)」
冗談で茶々を入れたんだけどさ・・・・
「え、どうして分かるんですか?(笑)実はそうなんです(笑)あ、でも、私はそんなふうに思ったことはないです。悪くはないけどって程度です。それに私よりウンと年下だし。そんな風に見てませんでした(笑)」
「年下っていくつ下なの?」
「私がその時34くらいで・・・その方は28でした」
いーーーやいやいや
6個だけじゃん!

なんかもぉこの辺りで次の展開が見えてきちゃって(笑)

「教育係なのでいろんなことをその彼に教えてもらうんですけど、その内に夜ご飯でもいきましょうって言われて・・・」
「あぁ・・・行ったんだ」
「はい。でもそれが良くなかったんです。」
「あぁ・・・部長が割り込んできたと」
「えっどうして分かるんですか?(笑)Mikiさんってすごいですね。やっぱり占いするくらいの方だから分かっちゃうんですね(笑)あっでも、彼と食事してるその場に割り込んできたわけじゃないですよ!(笑)」

そんな事はわかるわ!!

「週一で部長とご飯に行ってて、その彼とも週一くらいで食事に行ってたんですけど、しばらくしてある日部長に会議室に呼び出されたんです。どういうつもりであいつと食事に行ってるんだって言われて・・・。先週俺の誘いを断ったのはあいつと食事に行ってたからか!って、すごい剣幕で怒られて・・・」
「あのーー確認なんだけど、その部長とは男女の関係は・・・・」
「ないですないです!!!そんなの絶対にありません!」
「なるほど。そういう関係じゃないのに会議室ですごい怒られたと(笑)」
「はい。怖かったです」
女慣れしてないんだろうなぁ・・・その部長(汗)
職場の会議室に呼んでって・・・・。いやぁー怖いわ。
と、思ったがそれは言わず彼女の話を聞く(笑)

「部長の話だと彼と食事に行ってることをプロパーの女子たちから聞いたらしいんです。あの2人怪しいです注意してください・・・みたいな感じで言われたらしくて・・・」
「あぁーー女性たちからも嫌われたとか?」
「すごい。なんでも分かるんですね(笑)そうなんです。その彼若いしイケメンだから、あっ私は本当にイケメンだって思ったことはないんです。だけど、女性たちからすると許せない・・・ってなったみたいで。私は彼女たちと違い派遣だし、その彼女たちよりウンと年上でオバサンだし。多分そういうの全部気に入らなかったんだと思うんです」

なんかもぉお腹いっぱいって感じなんだけど、本人はすごく真面目に話してるわけですよ。
悩んでる(悩みか?それ(笑))のも間違いないし、人間関係がうまく築けない と思ってるのは紛れもない事実なわけです。

「部長にも怒られたし。でもなんでそんな風に怒られるのか私は理解できなかったんですけど、派遣だし、居づらくなるのも嫌なので、わかりました。もう彼と二人で食事に行くのは控えますって事になって・・・」
「え?ちょっと待って!もしかしてそのイケメン君にカクカクシカジカでご飯行くのやめましょうってゆっちゃったの?!」
「・・・あ・・・はい。なんでもお見通しですか?すごい(笑)」

いやいや 分かるやろ!!
そのなんていうか、天然風の女子から繰り出されるこの手の話はそうに決まってるやん(笑)
「そうしたらその彼が急に・・・だったらちゃんと付き合おうって・・・」
「ええええええええええええええ まじで?」
おいおい そのイケメン君も女慣れしとらんのか!!
あ、待て待て待て。
そう片付けるのはよくないな。
本当に純粋にNさんのことを思ってたのかもしれないしね。

「私はその彼のことをなんとも思ってなくて・・・っていうか、私って昔からそうなんですけど、男の人のことを『好き』ってなかなか感じられないタイプなんです。だけど相手の方は・・・言いにくいんですけど、そう思ってしまうみたいで・・・・」
「いやそりゃそう思うでしょ(笑)」
「そうらしいですね。でも私は本当に尊敬してるから食事に行っただけで、その彼だって気楽な感じで行ってただけなんです。ほんとに告白されるとか夢にも思ってなかったし」

ここからは一気に書きますが、告白されてのらりくらりと返事を交わし続け、部長からは嫉妬心から監視されるようになり
(あ、これはあくまでも彼女の見解です)
女性たちからは意地悪されるようになり(これもあくまでも彼女の見解です)どんどん職場に居づらくなり、極めつけは・・・・
「私のことで部長とその彼が会議室で喧嘩になっちゃったんです(笑)」

は・はぁあああああああああああ??
会社の会議室で?
「勿論私のことを出すわけじゃなくて・・・うーーーん・・・仕事の話での言い合いなんですけど、明らかに二人共喧嘩腰で・・・」
「なるほど。私のことでお互いに根に持ってるからここまでの喧嘩になっちゃうんだ・・・と、感じたわけね」
「そーそーそーです(笑)よかった。私お話が得意じゃないのでMikiさんに分かってもらえてよかった(笑)」

で、結局いづらいので他の派遣先に変えてください と申し出て別の場所に移ったと。
んがああああ またしても教育係の同僚が食事に誘ってきて、またしてもその男性と何回か食事に行き、またしても不穏な空気が流れそうになったので、
「こんなことを繰り返してたら生活ができなくなる!シングルマザーで子供を育てないといけないのに!」と奮起し、派遣ではなくちゃんと就職しようと今に至ると。

「今度はもうそういう目に遭うことはできないので、ここでどうやって過ごしていけばいいのか悩んでて」
「あぁ・・教育係の人から誘われないように・・・とかってこと?」
「はい。距離を置くのがいいと思ってて、だけどそれだと仕事に差し支えるし・・・。で、最近どうやって関係性を築けばいいのか悩んでます」
いや別に2人だけでご飯にいかなくても関係性は築けるけどね。
ちゃんと仕事してればいいだけの話ですけど。

「うちの会社来て半年。二人でご飯行こうって誰かに誘われた?」
「大丈夫です。今のところ誘われてません(笑)私も距離を置くようにしてるので、そのせいかもしれないです」

いーーーやいやいやいや
ちゃうちゃうちゃう!(笑)
ウチのプロパー男子に限ってNさんを誘ってなんとかしてやろう・・・なんてやつおらんし!
前にいたパパ活プロパーHグチさんならあり得るけど、Hグチさん会社辞めたし(笑)

「男の人って軽く食事に行っただけなのに勘違いするでしょ?今後もしそういう風に誘われたら断ればいいんでしょうか」
と、真面目に聞いてくるので
「いやぁーー2人だけ行きましょうって誘う男子がいたらだけど、いないと思うけどねぇ(笑)」
「でも男の人って誘ってきますよねその内に・・・・」

も~~ーー知らん知らん。
好きにしてくれ(笑)
何がしたいんじゃ!!

で、その前の前の職場でNさんに告白した28歳のイケメン君とはどうなったかと言うと・・・・
「辞めてから連絡してません。あっちからもないですね(笑)」
だからあああああああああああああ そういうことじゃ!!

シングルマザー37歳Nさん。
新星の如く現れた強烈キャラ認定です(笑)
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする