春夏秋冬 花 mikio

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輸入サボテン 30年目 仁王丸

2020-05-03 | サボテン

30数年前に、ボリビアから輸出代行業者に頼み、現地のエキノプシス属を

数点依頼をかけました。 当時長野の今の交配士のお父様がまだ現役のころ

輸入の手続きを後押ししてくれました。 当時は羽田の植物検疫所での直接の

受け取りで輸入国の検疫証明書が必要で、やり方を聞いて、すべて自分で

手続きを行ったのを忘れもしません。 根に土が付着したり、病原菌が見つかれば

その場で処分されることも、数十年の中にはありました。 今日のサボテンの輸入物

 

懐かしく4年ぶりに移植でした。 しかし株自体も重く、サボテン刺に、

悪戦苦闘で何とか1人で大鉢に移植が終わりました。作業工程は載せるのは

久しぶりです。 高さ35cm 直径15cm 重量あり。

 

一番は根張りがしっかり確認できたのと、培養土に根が確実に絡んでるので

赤玉、鹿沼、燻炭、軽石、ゼオライト、バーミキュライト 424423の配合が正解

と確信いたしました。 根に絡みつく白いネジラミもなく良好でした。

 

30年前以上は根は付いて無く、球形の

10cm位の株でした。

今は高さが増すサボテンです。

 

 

4年前の植え込みの時は、多くの細根をカットして植え込みました。

輸入球の根張りは大変難しく、見た限りは良好な根張りと思われます。

培養土に根が絡みさらに細根が絡みつく、サボテンの鉢中の良好な根張りです。

 

 

 

植え替えは今後はしないつもりで左の大鉢に移植しました。

すでに強刺で重く持つことが出来ません。

 

 

 

   

植え替え完了です。生長点あたりの茶に変色した色が、気にかかり去年から

春先に移植をして根の状態を確かめました。 異常無し、今年の成長を

これから確かめます。

 

  

 

30年ばかり名無しのサボテンでしたが、輸入した時のラベルがありませんでした。

しかし去年花が咲いてこの花を見てエキノプシス属、仁王丸と確信いたしました。

 

特徴は大きな白花、(15cm)しべの多さ、へばり付く様なオシベ、メシベは中央から

伸び上がる、株の刺の出方。  サボテンの専門業者にも見てもらい確信を

いたしました。 ボリビアの山間部に咲く薫り高き、1日の夜花は今年も

咲いてくれるでしょうか。

2019年7月開花