エキノプシス属の中でも珍しい深紅の大輪花を咲かせる紅鳳丸が
昨日夜半から開花する。 5月下旬~6月に咲くのが通例、夏の宵のイメージが
ありますが、最初から大型の真打が花を咲かせるとは。
原産地はアルゼンチン北部(この地域には多くのエキノプシスのサボテンが存在いたします)。
全開が夜半の2時ごろですが、早朝の5時の撮影です。7個のうちの5個
開花。 花茎15cm、花は10センチ強 、株は15cmの扁平状の古株。
夜咲の1日花。香りは無し。
プシスは多くが白花で、香りがユリの香りですが無臭です。
花は多くの個体差が有り深紅でも紫系が強い株、赤花の濃淡もあり多種です。
広大な原産地で分布する株は土地柄で色彩が違うのが出ます。
サボテンの大型の花のシベには他のサボテンに見られない特徴があります。
開花が始まるとメジベはまだ花管の中央に隠れてます。 花全開になるにつれて
中央にメシベは開かないで伸びあがってきます。
オシベは中央の下段に特に沢山集まり、受粉しやすいように待機します。
しかし多くのサボテンは自家受粉は行われないのが現実です。種作りが難しい。
なので交配士の方が登場して、多くの素晴らしいサボテンを作り上げるのです。
最終にはメシベも広がりを見せて
受粉を確実にする形をとります。
昨日の夜の7~8時ごろの様子。
開きが始まります。
蕾や花はサボテンのどの場所から出るのかを
良く店頭で聞かれます。
大型の花の蕾は刺が出る場所
刺座の上段から花茎を出して開花します。
暖かな1日でした。
短金丸は明日の開花予定ですが?
所用で大宮駅からタクシーを拾いましたが
驚くことに駅前のタクシー駐車場には
いつもなら待機待ちの数多く車両が並ぶのですが
数台しか車両配置だけです。
運ちゃん曰く、運転手も車両も
今は本部に待機中。客数が激減。
埼玉県は感染者数が多く、5月一杯は
緊急事態処置を継続中です。
安行事務所で今日の報告書を書き終えて
今ブログも終了。 3.20.