春夏秋冬 花 mikio

季節のサボテン花、多肉植物の栽培と紹介、地域の花々、
巨樹、自然風景の紹介 造園士。

枝垂れ梅 春爛漫

2020-02-18 | 樹木

安行地区には梅を専門に扱う業者さんもいます。本日安行梅松園

を訪ねました。通称安行花街道脇の入り口にはすぐに見える

大きなしだれ梅が咲き誇ってます。2本の大きなしだれ梅

枝からこぼれるように垂れさがる美しさは圧巻です。

 

 

 

 

 

 

 

2番目のしだれ梅は樹高が4mを越し、かなりの大きさで

敷地内の奥にあるので、今日は中に入り撮影です。

しだれ梅の剪定はかなりの高度の技術が必要です。秋口から1月が

剪定の時期、葉芽、花芽の区別を的確に判断して、小枝を

剪定ばさみ、ノコで間引きをいたします。 大枝も大きく剪定

することもあり高所の脚立をいつも用意いたします。しだれ梅は

かなりの枝を伸ばすので見極めて間引くことも大切な要素です。

風通しを良くすることで蒸れを無くし病害虫を防ぎます。特に大枝を

剪定した時には切り口を腐り止めの防腐剤を塗ります。

梅の木は特に傷口から病原菌が入りやすい樹木です。

 

 

 

 

    

 

 

 

 

安行花街道はこれからが1年の内で

一番美しい眺めを見せてくれます。

運転席から梅、桜が2キロの渡り

見渡せますが、安全運転が条件です。

今年は埼玉振興センターの梅園が閉鎖

駐車場は、がら空きの状態です。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


アガベ ベネズエラ 開花

2020-02-17 | 多肉植物

長年お付き合いしてるサボテン、多肉植物の栽培士のお宅の、

玄関前に、アガベ、ベネズエラが花茎を上げて、花を咲かせてました。

リュウゼツランなどはかつて見てきましたが、このアガベには私も

驚きました。 初めて見た花、派手さはありませんが、まさに希少種。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   

 

 

 

 

リュウゼツランの花は、たまに出会えることがあります。去年地元川口グリーンセンター内の

サボテン温室で背の高い花茎を上げて咲く姿を、今は枯れていますが勇姿を載せます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


赤目猫柳 花穂

2020-02-16 | 植物、花

安行地区の造園内の敷地にアカメネコヤナギの花穂がフンワリ

と枝に多数戯れて、春の訪れを演出してくれてます。まだこの様子で

ですが、小さな花を咲かせる姿は極彩色の見事な際立ちを見せてくれます。

 

 

 

 

帽子をチョコンと載せる花穂、帽子を脱ぐと

突端の頭は真っ白、最初の写真です。表情豊かです。

 

 

 

3月の中旬には極彩色を見せてくれます。

 

 

猫柳の花穂も見られます。春の風物詩です。

 

 

 

 

1日中雨でした。帰宅準備です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


雑木林 福寿草

2020-02-15 | 植物、花

雑木林の傾斜の場所に、福寿草が今満開でした。毎年のことですが、山野草の

栽培士の所有の雑木林には、この時期に沢山の早春の花が咲いてます。

福寿草は多品種栽培されて見分けが難しいと言われ、萼片の違いで

判断するとか、花茎の色の違いとかで見分けがつくと聞いてますが、

とても難しいです。 みちのく福寿草、だけは知ってます。今の時期が旬です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

    

 

今年は埼玉県花と緑の振興センターの園内の工事が去年から行われ

12月から東、西、中央区など分け老築化した園内の工事が行われて最後に

これからの1番の見ごろの梅園を立ち入り禁止にしてしまいました。多くの人が

楽しみにして最大の梅園をこの時期に閉めて、毎年来られる多くのファンが

不満続出です。 思うになぜ春の時期を選んで工事を行うのか?

4月、県が新年度のために、予算が下りたのが

11月、3月末に予算を2800万を使わなくては、工事が間に合いません。

お役所仕事、園内の上層部も花の最盛期など気にもしないのか?

近くの食堂も今年は最高のお客様たちを逃し、運営方法にあきれてる次第です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


クリスマスローズ 

2020-02-14 | 植物、花

山野草の栽培の達人の雑木林の中の一角に、クリスマスローズが

咲き始めてます。 私有地の中なので立ち入り禁止区域、毎年呼ばれて

見せてもらいます。 長い付き合いですが早春にいつもお声がかかります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今では雑木林の土地を所有する人は少なくなりました。安行地区は

市で建物の大型の建築物やコンビニ、スーパー、3階建ての建物などを

地区に建てるのを条例で禁止してます。 しかし相続をしてどうしても

相続税などを支払う際には特例があります。 長い間付き合いのある

山野草の達人は今では数少ない雑木林の形態を守る唯一の職人さんです。

安行中学校の前の雑木林は今や建売の住宅が並び、昔の面影が無くなりました。

 

 

 

 

 


大温室内 鴻巣花街道

2020-02-13 | 植物、花

鴻巣の取引先の吉田園芸所の許可を得て大温室内を見学、遥か遠くに見える

鉢物、花などはとても全て遠く、近場だけ歩いての撮影です。出荷のタイミング

があり、温室ごとに生育が違います。80棟近い温室群はパートの皆さん

たちのお手伝いがあってこそ、出荷ができます。流し撮りです。

 

 

 

 

 

 

 

 

これからが旬のオキザリス、桃の輝き。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   

 

 

 

 

 

 

 

大温室、20棟の中を覗いてみました。

 

 

 

 

 

すぐにでも発注できそうなオステオスペルマム。多種多彩な黄色、紫など

近年多くの色彩が生まれてきてます。今や人気の

花名前もグランドキャニオン、サンセットセード、

アキラなど多くの名が付けられて彩りを見せてくれてます。

 

 

 

プリムラオブコニカも見えます。咲きだしがとても綺麗です。

長く花を見るためには、花茎の下が枯れ始めると

すぐに根元から切り取ることで

後に多くの花茎を伸ばして豪華に咲く習性があります。

日当たりと湿り気が必要です。これからが旬ですね。

 

 

 

春の花々の生産は多くの人に支えられてるのが現状です。 各地の栽培家も休業する

農家さんが毎年増えてると聞いてます。 市場も規模が小さくなることを懸念してます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


鴻巣 花と人形の町

2020-02-12 | 植物、花
早朝鴻巣フラワーセンターに出向く。今の時期は春の花物はまだ先で、県内で作られる花物は少なく、特に水曜日は取引も少ないです。

8時からのセリは10時に終わり、見るべき植物は少なく、帰り際に安行花き部の取引先の
吉田園芸に立ち寄る、大規模な温室をわずかな時間に立ち寄らせてもらう。

近くの一般用の売りの大温室内に入り、花々を見る、一番は鴻巣の伝統人形の、お雛様の飾りが
目に付きました。段飾り、ピラミット飾り。 季節柄近づくひな祭りの日。



















鴻巣はお人形と花の町。



  



  












鴻巣の温室群は花の町にふさわしい大規模温室になってました。
今日の一番のお気に入りは見てください、畑の隅に3面の馬頭観音の石仏を見つけました。
多くの石仏を過去に見てきた自分は、この地でまさかの馬頭観音に出会えるとは。
3面とも優しいお顔で、憤怒の形相ではありません。頭の上中央には頭(かしら)を載せてます。 農業の大切な
馬、牛の弔いのお墓としての石仏です。 こんな場所で出会うとは。




























ヒースバンクシア 冬の花

2020-02-11 | 樹木

本日も風が冷たく春の近づきが足踏みでしょうか。安行地区の多くの園芸部には

春の足音が聞こえてきます。 通り分け樹木は蕾を膨らませ春近しの光景を

見せてくれます。 本日気が付いた樹木は、ヒースバンクシア、バンクシアには

多くの種類がありますが、見かけるのはこのバンクシア、寒い中、小さな花の

集合の花序作り上げ伸びあがります。 秋から春にかけてこの状態になると

聞いてましたが、自分は久しぶりに見ました。

 

寒い時期にも花柱を伸ばしブラシ状になり、ブラシの先端に小さな花を咲かせてます。

原産地がオーストラリアと言われ、強い植物と言われてます。 ヒースの意味が

エリカと前に聞いた覚えがあり、ジャノメエリカを載せて見ます?葉が似てると聞きました。

 

 

 

 

 

 

 

  

 

銀葉アカシア、ハクモクレン、隣の白梅など、昼休み撮ってみました。

冬の季節には無い光景が、寒くても安行地区には春が近づいて来ました。

 

 

 

       

 

白木蓮の蕾と隣の白梅。

 

 

 

 

 

      

 

三寒四温、日本の気候は春夏秋冬、季節の移ろいの

素晴らしさがあります。帰宅準備完了。

 

 

 

 

 

 

 

 


舞星 マミラリア属 開花

2020-02-10 | サボテン

日中は寒い日が続きますが、借り温室内はすでに春の様な陽気です。

サボテンの中のマミラリア属はすでに蕾を上げて、咲き始めてます。毎年ですが

最初の開花はツルビニ、マミラリア、今日載せてる舞星は多くの蕾を上げてきます。

星の名を冠するサボテンはかなりあると言われてます、家の中の舞星、さらに

これからは、明星 白星 姫春星の開花も参考に載せて見ます。

 

 

 

 

   

 

明星

 

 

 

白星

 

姫春星

 

大株の舞星

 

 

 

サボテンの中では早春に多くを開花するのは小さな花を多数咲かせる

マミラリア属が知られてます。耐寒性、耐暑性が強く強健、

夏の蒸し暑い時期を注意すれば美しいフォルムを作り上げることが 

出来ます。名称も星の名を冠して、花を成長点の周りに円を描く咲き方

王冠咲の素晴らしさを見せてくれます。 銀河。

 

 

銀河の周りに多数の星を輝かせる多種のサボテン、花。

すでに温室内は春の季節到来です。

 

 


キカラスウリの実 ツバキ競演

2020-02-09 | 植物、花

昨日半月ぶりにキカラスウリの状態を見に出かけて見ました。遠くは

ありませんが、かなり長い間観察してますが、この時期は毎年終焉となり

期待はしてなかったですが、何とオレンジの実がツバキの花と共演してるのに

唖然としてしまいました。 60個近い実はすべて皮だけになり鳥たちの餌になって

ました。見たことのないような光景に、風に揺れる実姿の美しさに我を忘れました。

ツル巻の枝も見え、枝にぶら下がる大きな実、この2月まで美しく残る実が

椿の花との共演は、かつて1回も見たことがありません。

 

 

 

 

 

 

 

柿の上空やツバキの近辺の実は無くなってます。

 

 

 

6月の蕾 7月の花 10月の実 11月のシワの実 12月のオレンジ色変化

1月の鮮やかな実、2月のツバキの花と共演の最後の実。

 

  

 

 

      

 

 

 

   

キカラスウリの実は、朱実のカラスウリよりは長く実が残ります。

 

鳥の認識の色は赤が基本で、実の多くが赤色で、赤い実はすぐになくなります

 

 

自然の理。しかし下を見てください、未だソテツの葉にぶら下がるカラスウリの朱実も

有ることを報告します。 寒い1日でした。 それでも花き部には春の花を購入する

お客様が沢山お見えになりました。