`*:;,.☆ いつも笑顔☆・:.,;*

テツ、ミルキー、虎徹、そしてランとともに

あのね、

2019年03月03日 | 虎徹
虎徹


ご飯(ドッグフード)がね、まだね、あるんだ。。。



ある日、突然、


ボクは虎徹くんの生まれかわりです!


ってわんこがうちの前に現れないかな。。。


虎徹に会いたくて、そんなこと想像してみる。。。





虎徹

Sさんがね、


Cちゃん、なんかブツブツが増えてきたので、


獣医さんに連れて行ったんだって。


でも、まだ心配しなくてもいいと言われたって。


よかったね。


でね、獣医さんが、


虎徹のこと、優しくて、いい子だったね、って言ってたって。



そらそうよね、麻酔なしで、2針×2、縫われたもんね。



よく我慢したよネ~



ま、それだけじゃないと思うけど、

診察室で、ビビりまくりの虎徹が、可愛かったのかもね。



獣医さんのこと、


最初は、大丈夫!?って思ったよね。


ホラ、耳をあの狂暴な犬にかまれた時に、獣医さんにすっとんで行ってさ、縫ってもらったでしょ。

1回目、失敗してさ、

縫い直してもらったよね。


その狂暴犬は獣医さんも

「あ~あの犬ね」と知っていたみたいで、


「診察代、飼い主に請求しなさいね!」と手紙を書いてくれたよね。

手紙、渡さなかったけどさ。




いろいろ虎徹のことを考え、手を尽くしてくれたね。



あのさ、


テツ兄ぃは、


突然死だったんだ。



おかーさんは、おとーさんの仕事の手伝いで、仕事場に泊っていて、お兄ちゃんも家にいなくって、


家には、

お姉ちゃんと、遊びにきていたおじいちゃん、おばあちゃんしかいなくって・・・


テツ兄ぃは、

最後の力を振り絞って、一生懸命階段を上っていったんだけど、途中で息絶えて・・・

お姉ちゃんのそばに行きたかったんだね。



朝、その姿を見たお姉ちゃんのショックは計り知れないよね。

お姉ちゃんからの電話、あの声、今でも覚えている。。。




テツ兄ぃは13才だった。


目が白くなって来たね、こんなとこでつまずくようになってきたんだ、毛が白くなってきたね・・・



でも、まだまだ、まだまだ、一緒に暮らすもんだと思っていた。


「死」ということなんか、全然考えていなかった。




その日、おとーさんとおかーさんは、家に帰って、


おじいちゃん、おばあちゃんと旅行に行く予定だったんだ。



きっと、忙しいおとーさんの体調を気遣って、


テツ兄ぃが、「おとーさん、無理しちゃだめだよ」って身をもって教えてくれたのかもしれないね。



遠くから遊びにきていたおじいちゃん、おばあちゃんには、申し訳なかったけど、旅行は延期。



テツ、ありがとうね。
今でも大好きだよ!


テツ兄ぃが旅立って、


一番最初にネを上げたのはお兄ちゃんだった。


「おかーさん!犬を飼おう!!」


まだその気になれなかったおかーさんは、


「それじゃ、バーニーズマウンテンドッグの女の子、名前は花にする」

という条件をだした。


なぜ、バーニーズマウンテンドッグだったかというと、


散歩しているバニに出会い、
そのあまりの可愛さが、すごく印象に残っていたの。




そうそう、バニは見つからないだろうと思ってね。


そしたら、お姉ちゃんとお兄ちゃんはPCで探す、さがす!


「おかーさん!このブリーダーさんちにいる!」って。


ブリーダーさんちにいったら、

なんとかわいいバニが!


しかも、すでに予約済みで、


「この子が最後の子だよ」って言われたのが、

なんとも、頼りなさそうな子でね、

いや~、どうしよう・・・と思っていたら、

お姉ちゃんとお兄ちゃんが、

「おかーさん!最後の子だって、決めようよ!」と・・・


それが

ミルキーね~ちゃんなのよ。

一緒に暮らしたのは7年。


ミルキーね~ちゃんはね、


バニ特有の病気でね、

病院に行って、レントゲン写真を見せられて、

もう無理だと言われ、


安楽死だったんだ。


ミルキー、ありがとう。
今でも、大好きだよ!


そして、虎徹。



虎徹はね、


最後の最後まで、頑張ったよね。


おかーさんも頑張ったでしょ。

ご馳走、たくさん作った、あ、おとーさんも頑張って作ってくれたね。



綺麗好きの虎徹だから、オシッコもガマンしてたよね。

だから、おかーさんが抱っこして、階段下りて、

外に連れ出し、そしたら、虎徹もニオイをかいで、外の空気を感じて、満足そうだったね。


そして、おかーさんは、家に連れて帰って、また抱っこして階段上って。


フーフーいいながら、上り下りしていたけど、

だんだん、慣れてきて・・・


いや、違ったんだよね。


虎徹の体重がだんだん減っていってたんだよね。。。



虎徹はさ、

分かっていたんでしょ。


前の日、

おとーさん、お兄ちゃんと相談していたこと。


お兄ちゃんが、

虎徹の様子を見て、


辛くなっちゃったんだと思う。


獣医さんに、虎徹の様子のメッセージを送ったら、

獣医さんから電話があってね。


翌日に来てくれることになったんだ。

獣医さんはね、最悪のことも考えていたと思う。



そして、あの日。


とても辛そうだった。


最後の最後まで、オシッコは外でするって顔だったら、連れて行ったよね。


お水を少し飲んで


息がどんどん、どんどん、荒くなって


最後に一吠えして


喘ぐように呼吸し、

最後の一呼吸


そして、

ゆっくり、ゆっくり



心臓の鼓動が止まり・・・







獣医さんの手を煩わせることなく、


虎徹は旅立った。





涙がとまらない・・・




虎徹、ありがとう。

ずっと、ずっと大好きだよ!


気持ちを落ち着かせようと、書き始めたら、長くなっちゃった。

支離滅裂かもね。

ま、いいか、ね、虎徹。


あのさ、最後の一吠えは、なんだったの?


おかーさん、


もっと一緒にいたい、




ボク、頑張ったよ、






一緒に暮らせて、楽しかったよ、嬉しかったよ、




あれこれ考えても、

虎徹は帰ってこない。


辛い・・・

























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