虎徹
ご飯(ドッグフード)がね、まだね、あるんだ。。。
ある日、突然、
ボクは虎徹くんの生まれかわりです!
ってわんこがうちの前に現れないかな。。。
虎徹に会いたくて、そんなこと想像してみる。。。
虎徹
Sさんがね、
Cちゃん、なんかブツブツが増えてきたので、
獣医さんに連れて行ったんだって。
でも、まだ心配しなくてもいいと言われたって。
よかったね。
でね、獣医さんが、
虎徹のこと、優しくて、いい子だったね、って言ってたって。
そらそうよね、麻酔なしで、2針×2、縫われたもんね。
よく我慢したよネ~
ま、それだけじゃないと思うけど、
診察室で、ビビりまくりの虎徹が、可愛かったのかもね。
獣医さんのこと、
最初は、大丈夫!?って思ったよね。
ホラ、耳をあの狂暴な犬にかまれた時に、獣医さんにすっとんで行ってさ、縫ってもらったでしょ。
1回目、失敗してさ、
縫い直してもらったよね。
その狂暴犬は獣医さんも
「あ~あの犬ね」と知っていたみたいで、
「診察代、飼い主に請求しなさいね!」と手紙を書いてくれたよね。
手紙、渡さなかったけどさ。
いろいろ虎徹のことを考え、手を尽くしてくれたね。
あのさ、
テツ兄ぃは、
突然死だったんだ。
おかーさんは、おとーさんの仕事の手伝いで、仕事場に泊っていて、お兄ちゃんも家にいなくって、
家には、
お姉ちゃんと、遊びにきていたおじいちゃん、おばあちゃんしかいなくって・・・
テツ兄ぃは、
最後の力を振り絞って、一生懸命階段を上っていったんだけど、途中で息絶えて・・・
お姉ちゃんのそばに行きたかったんだね。
朝、その姿を見たお姉ちゃんのショックは計り知れないよね。
お姉ちゃんからの電話、あの声、今でも覚えている。。。
テツ兄ぃは13才だった。
目が白くなって来たね、こんなとこでつまずくようになってきたんだ、毛が白くなってきたね・・・
でも、まだまだ、まだまだ、一緒に暮らすもんだと思っていた。
「死」ということなんか、全然考えていなかった。
その日、おとーさんとおかーさんは、家に帰って、
おじいちゃん、おばあちゃんと旅行に行く予定だったんだ。
きっと、忙しいおとーさんの体調を気遣って、
テツ兄ぃが、「おとーさん、無理しちゃだめだよ」って身をもって教えてくれたのかもしれないね。
遠くから遊びにきていたおじいちゃん、おばあちゃんには、申し訳なかったけど、旅行は延期。
テツ、ありがとうね。
今でも大好きだよ!
テツ兄ぃが旅立って、
一番最初にネを上げたのはお兄ちゃんだった。
「おかーさん!犬を飼おう!!」
まだその気になれなかったおかーさんは、
「それじゃ、バーニーズマウンテンドッグの女の子、名前は花にする」
という条件をだした。
なぜ、バーニーズマウンテンドッグだったかというと、
散歩しているバニに出会い、
そのあまりの可愛さが、すごく印象に残っていたの。
そうそう、バニは見つからないだろうと思ってね。
そしたら、お姉ちゃんとお兄ちゃんはPCで探す、さがす!
「おかーさん!このブリーダーさんちにいる!」って。
ブリーダーさんちにいったら、
なんとかわいいバニが!
しかも、すでに予約済みで、
「この子が最後の子だよ」って言われたのが、
なんとも、頼りなさそうな子でね、
いや~、どうしよう・・・と思っていたら、
お姉ちゃんとお兄ちゃんが、
「おかーさん!最後の子だって、決めようよ!」と・・・
それが
ミルキーね~ちゃんなのよ。
一緒に暮らしたのは7年。
ミルキーね~ちゃんはね、
バニ特有の病気でね、
病院に行って、レントゲン写真を見せられて、
もう無理だと言われ、
安楽死だったんだ。
ミルキー、ありがとう。
今でも、大好きだよ!
そして、虎徹。
虎徹はね、
最後の最後まで、頑張ったよね。
おかーさんも頑張ったでしょ。
ご馳走、たくさん作った、あ、おとーさんも頑張って作ってくれたね。
綺麗好きの虎徹だから、オシッコもガマンしてたよね。
だから、おかーさんが抱っこして、階段下りて、
外に連れ出し、そしたら、虎徹もニオイをかいで、外の空気を感じて、満足そうだったね。
そして、おかーさんは、家に連れて帰って、また抱っこして階段上って。
フーフーいいながら、上り下りしていたけど、
だんだん、慣れてきて・・・
いや、違ったんだよね。
虎徹の体重がだんだん減っていってたんだよね。。。
虎徹はさ、
分かっていたんでしょ。
前の日、
おとーさん、お兄ちゃんと相談していたこと。
お兄ちゃんが、
虎徹の様子を見て、
辛くなっちゃったんだと思う。
獣医さんに、虎徹の様子のメッセージを送ったら、
獣医さんから電話があってね。
翌日に来てくれることになったんだ。
獣医さんはね、最悪のことも考えていたと思う。
そして、あの日。
とても辛そうだった。
最後の最後まで、オシッコは外でするって顔だったら、連れて行ったよね。
お水を少し飲んで
息がどんどん、どんどん、荒くなって
最後に一吠えして
喘ぐように呼吸し、
最後の一呼吸
そして、
ゆっくり、ゆっくり
心臓の鼓動が止まり・・・
獣医さんの手を煩わせることなく、
虎徹は旅立った。
涙がとまらない・・・
虎徹、ありがとう。
ずっと、ずっと大好きだよ!
気持ちを落ち着かせようと、書き始めたら、長くなっちゃった。
支離滅裂かもね。
ま、いいか、ね、虎徹。
あのさ、最後の一吠えは、なんだったの?
おかーさん、
もっと一緒にいたい、
ボク、頑張ったよ、
一緒に暮らせて、楽しかったよ、嬉しかったよ、
あれこれ考えても、
虎徹は帰ってこない。
辛い・・・
ご飯(ドッグフード)がね、まだね、あるんだ。。。
ある日、突然、
ボクは虎徹くんの生まれかわりです!
ってわんこがうちの前に現れないかな。。。
虎徹に会いたくて、そんなこと想像してみる。。。
虎徹
Sさんがね、
Cちゃん、なんかブツブツが増えてきたので、
獣医さんに連れて行ったんだって。
でも、まだ心配しなくてもいいと言われたって。
よかったね。
でね、獣医さんが、
虎徹のこと、優しくて、いい子だったね、って言ってたって。
そらそうよね、麻酔なしで、2針×2、縫われたもんね。
よく我慢したよネ~
ま、それだけじゃないと思うけど、
診察室で、ビビりまくりの虎徹が、可愛かったのかもね。
獣医さんのこと、
最初は、大丈夫!?って思ったよね。
ホラ、耳をあの狂暴な犬にかまれた時に、獣医さんにすっとんで行ってさ、縫ってもらったでしょ。
1回目、失敗してさ、
縫い直してもらったよね。
その狂暴犬は獣医さんも
「あ~あの犬ね」と知っていたみたいで、
「診察代、飼い主に請求しなさいね!」と手紙を書いてくれたよね。
手紙、渡さなかったけどさ。
いろいろ虎徹のことを考え、手を尽くしてくれたね。
あのさ、
テツ兄ぃは、
突然死だったんだ。
おかーさんは、おとーさんの仕事の手伝いで、仕事場に泊っていて、お兄ちゃんも家にいなくって、
家には、
お姉ちゃんと、遊びにきていたおじいちゃん、おばあちゃんしかいなくって・・・
テツ兄ぃは、
最後の力を振り絞って、一生懸命階段を上っていったんだけど、途中で息絶えて・・・
お姉ちゃんのそばに行きたかったんだね。
朝、その姿を見たお姉ちゃんのショックは計り知れないよね。
お姉ちゃんからの電話、あの声、今でも覚えている。。。
テツ兄ぃは13才だった。
目が白くなって来たね、こんなとこでつまずくようになってきたんだ、毛が白くなってきたね・・・
でも、まだまだ、まだまだ、一緒に暮らすもんだと思っていた。
「死」ということなんか、全然考えていなかった。
その日、おとーさんとおかーさんは、家に帰って、
おじいちゃん、おばあちゃんと旅行に行く予定だったんだ。
きっと、忙しいおとーさんの体調を気遣って、
テツ兄ぃが、「おとーさん、無理しちゃだめだよ」って身をもって教えてくれたのかもしれないね。
遠くから遊びにきていたおじいちゃん、おばあちゃんには、申し訳なかったけど、旅行は延期。
テツ、ありがとうね。
今でも大好きだよ!
テツ兄ぃが旅立って、
一番最初にネを上げたのはお兄ちゃんだった。
「おかーさん!犬を飼おう!!」
まだその気になれなかったおかーさんは、
「それじゃ、バーニーズマウンテンドッグの女の子、名前は花にする」
という条件をだした。
なぜ、バーニーズマウンテンドッグだったかというと、
散歩しているバニに出会い、
そのあまりの可愛さが、すごく印象に残っていたの。
そうそう、バニは見つからないだろうと思ってね。
そしたら、お姉ちゃんとお兄ちゃんはPCで探す、さがす!
「おかーさん!このブリーダーさんちにいる!」って。
ブリーダーさんちにいったら、
なんとかわいいバニが!
しかも、すでに予約済みで、
「この子が最後の子だよ」って言われたのが、
なんとも、頼りなさそうな子でね、
いや~、どうしよう・・・と思っていたら、
お姉ちゃんとお兄ちゃんが、
「おかーさん!最後の子だって、決めようよ!」と・・・
それが
ミルキーね~ちゃんなのよ。
一緒に暮らしたのは7年。
ミルキーね~ちゃんはね、
バニ特有の病気でね、
病院に行って、レントゲン写真を見せられて、
もう無理だと言われ、
安楽死だったんだ。
ミルキー、ありがとう。
今でも、大好きだよ!
そして、虎徹。
虎徹はね、
最後の最後まで、頑張ったよね。
おかーさんも頑張ったでしょ。
ご馳走、たくさん作った、あ、おとーさんも頑張って作ってくれたね。
綺麗好きの虎徹だから、オシッコもガマンしてたよね。
だから、おかーさんが抱っこして、階段下りて、
外に連れ出し、そしたら、虎徹もニオイをかいで、外の空気を感じて、満足そうだったね。
そして、おかーさんは、家に連れて帰って、また抱っこして階段上って。
フーフーいいながら、上り下りしていたけど、
だんだん、慣れてきて・・・
いや、違ったんだよね。
虎徹の体重がだんだん減っていってたんだよね。。。
虎徹はさ、
分かっていたんでしょ。
前の日、
おとーさん、お兄ちゃんと相談していたこと。
お兄ちゃんが、
虎徹の様子を見て、
辛くなっちゃったんだと思う。
獣医さんに、虎徹の様子のメッセージを送ったら、
獣医さんから電話があってね。
翌日に来てくれることになったんだ。
獣医さんはね、最悪のことも考えていたと思う。
そして、あの日。
とても辛そうだった。
最後の最後まで、オシッコは外でするって顔だったら、連れて行ったよね。
お水を少し飲んで
息がどんどん、どんどん、荒くなって
最後に一吠えして
喘ぐように呼吸し、
最後の一呼吸
そして、
ゆっくり、ゆっくり
心臓の鼓動が止まり・・・
獣医さんの手を煩わせることなく、
虎徹は旅立った。
涙がとまらない・・・
虎徹、ありがとう。
ずっと、ずっと大好きだよ!
気持ちを落ち着かせようと、書き始めたら、長くなっちゃった。
支離滅裂かもね。
ま、いいか、ね、虎徹。
あのさ、最後の一吠えは、なんだったの?
おかーさん、
もっと一緒にいたい、
ボク、頑張ったよ、
一緒に暮らせて、楽しかったよ、嬉しかったよ、
あれこれ考えても、
虎徹は帰ってこない。
辛い・・・
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