治療院が終わって、かねてから行きたいと考えていた
万葉歌碑へまわってみました。
小田急、和泉多摩川の駅から多摩川土手へ出て、
そこからさかのぼって行くことに。
多摩川上流を見る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/dc/58d52e879c2950f11fca7a15a80b6853.jpg)
こちらは多摩川下流を見てみました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/54/c9b1e12eadc36371bb311053c279379d.jpg)
多摩川の五本松・・・有名らしいです。
この近くの道路を渡り、住宅地へ入っていくと・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/4c/bd86f5691863ec7c70a27319049e8447.jpg)
梅の花が目に入りました。
満開の花に惹かれるように近寄って行ったところ、
そこが歌碑の立つ場所でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/c1/f99a2da6f0eebeb662719dc4b17ea3b3.jpg)
万葉仮名で書かれた歌碑でした。
多痲河泊爾左良須弓豆久利佐良左良爾
奈仁曾許能児能己許太可奈之伎
一般的には
多摩川にさらす手作さらさらに何ぞこの児のここだ愛しき ー東歌ー(巻14 3373)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/ce/cd710d7e84e9ff9052a53e244525c9e2.jpg)
枝垂れ桜の咲く頃はきれいだと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/ee/abad20a18aa6f176c4be3cef08d10cb6.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/c7/88bb02930219d1cb60e8fe18032957bd.jpg)
白梅の花が青空の下、満開でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/72/42a32c4c479396d74d7ce66663d68405.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/87/1174cd7019b9e4d6b49ce9aa409a458b.jpg)
古代、この地域では租庸調の調として手作りの麻布を納めていました。
布を川の水にさらしている時の情景、またこのように歌いながら
さらす作業をしていたのかもしれません。
微笑ましい一首だと思います。
解説によりますと上二句の、多摩川にさらす手づくりは
「さらさらに」を導き出すための序詞とのこと。
また、「さらさらに」は音としてのさらさらと
気持ちの「さらにさらにどうして」、この二つの意味を持つ
掛詞となっているとのこと。
組み立てが巧みですね~
(多摩川にさらさらとさらす手作りの布のように、
さらにさらに、どうしてこの娘がこんなにかわいいのだろう)
一帯の地名に調布、布田、国領、砧などがあります。
歌碑はかつて多摩川の大洪水により流失したのですが、
後の世の人の熱意により、拓本の写しを基に、再建されたものとのこと。
書は松平楽翁(定信)。
万葉歌碑へまわってみました。
小田急、和泉多摩川の駅から多摩川土手へ出て、
そこからさかのぼって行くことに。
多摩川上流を見る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/dc/58d52e879c2950f11fca7a15a80b6853.jpg)
こちらは多摩川下流を見てみました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/54/c9b1e12eadc36371bb311053c279379d.jpg)
多摩川の五本松・・・有名らしいです。
この近くの道路を渡り、住宅地へ入っていくと・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/4c/bd86f5691863ec7c70a27319049e8447.jpg)
梅の花が目に入りました。
満開の花に惹かれるように近寄って行ったところ、
そこが歌碑の立つ場所でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/c1/f99a2da6f0eebeb662719dc4b17ea3b3.jpg)
万葉仮名で書かれた歌碑でした。
多痲河泊爾左良須弓豆久利佐良左良爾
奈仁曾許能児能己許太可奈之伎
一般的には
多摩川にさらす手作さらさらに何ぞこの児のここだ愛しき ー東歌ー(巻14 3373)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/ce/cd710d7e84e9ff9052a53e244525c9e2.jpg)
枝垂れ桜の咲く頃はきれいだと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/ee/abad20a18aa6f176c4be3cef08d10cb6.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/c7/88bb02930219d1cb60e8fe18032957bd.jpg)
白梅の花が青空の下、満開でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/72/42a32c4c479396d74d7ce66663d68405.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/87/1174cd7019b9e4d6b49ce9aa409a458b.jpg)
古代、この地域では租庸調の調として手作りの麻布を納めていました。
布を川の水にさらしている時の情景、またこのように歌いながら
さらす作業をしていたのかもしれません。
微笑ましい一首だと思います。
解説によりますと上二句の、多摩川にさらす手づくりは
「さらさらに」を導き出すための序詞とのこと。
また、「さらさらに」は音としてのさらさらと
気持ちの「さらにさらにどうして」、この二つの意味を持つ
掛詞となっているとのこと。
組み立てが巧みですね~
(多摩川にさらさらとさらす手作りの布のように、
さらにさらに、どうしてこの娘がこんなにかわいいのだろう)
一帯の地名に調布、布田、国領、砧などがあります。
歌碑はかつて多摩川の大洪水により流失したのですが、
後の世の人の熱意により、拓本の写しを基に、再建されたものとのこと。
書は松平楽翁(定信)。