いつの間にか路傍のあちこちに咲くコスモスが時の移り変わりを教えてくれている。
蝉の声が途絶えてより、草叢で集く虫の声に秋を感じてはいたけれど、
コスモスの咲き乱れる姿に確かな秋を識(し)る。
先日病院で、持って行った新聞の短歌欄を見ていて魅かれた一首~
萩花の絵葉書求め気付きたり書きたき友のみんな逝きしを 佐倉市・土屋 章子
あゝ、私と同じ思いの人がいたのだ・・・と、こころ熱くなる。
友も私も電話でもいっぱい話したけれど、手紙の交換も多かった。
その日お会いしても帰るとすぐ葉書を送って下さる方だった。
たくさんの絵葉書は何年経っても処分できないでいる。
夏の或る日、あまりにも突然に、あまりにも早く逝ってしまわれた。
彼女のいないことにもようやく慣れてはきたけれど、
季節の花に目をやりながら上記の作者と同じく、いないんだなぁ~と淋しく思う事がある。
蝉の声が途絶えてより、草叢で集く虫の声に秋を感じてはいたけれど、
コスモスの咲き乱れる姿に確かな秋を識(し)る。
先日病院で、持って行った新聞の短歌欄を見ていて魅かれた一首~
萩花の絵葉書求め気付きたり書きたき友のみんな逝きしを 佐倉市・土屋 章子
あゝ、私と同じ思いの人がいたのだ・・・と、こころ熱くなる。
友も私も電話でもいっぱい話したけれど、手紙の交換も多かった。
その日お会いしても帰るとすぐ葉書を送って下さる方だった。
たくさんの絵葉書は何年経っても処分できないでいる。
夏の或る日、あまりにも突然に、あまりにも早く逝ってしまわれた。
彼女のいないことにもようやく慣れてはきたけれど、
季節の花に目をやりながら上記の作者と同じく、いないんだなぁ~と淋しく思う事がある。