MINの目

MINの目が見つけた事柄をつれづれなるままに綴ります

歩き遍路 36番札所 2巡目 ⑳㉑ 2020 癒しの温泉宿

2021年02月24日 | お遍路好き(修行・高知)
青龍寺
一巡目のブログ

自分にとって課題である色々な事を悶々と考えながら青龍寺すぐ手前の宿へ向かいます。
前も歩いたはずなのになぜか町中は迷いながら進みました。
しかし考え事をしながら歩いたからなのかすごい勢いで進んでいました。
トンネルでは無く以前歩いた旧遍路道を歩くか歩かないかも迷いながら歩いていました。
その手前に休憩所があったはず。そこで休憩して決めようと進みました。
休憩所に辿り着くと先に何度か出逢っている海外のお遍路さんが居ました。
既に泊る準備中でした。
ちょっとお邪魔するとすべて野宿で進む予定のようで、今日は雨なので先に進まず早いけどここに泊まるとの事でした。
ドイツからの男性とデンマークからの女性でした。
カップルなのかな?お遍路で知り合ったのかな?
調べてみるとドイツとデンマークはお隣さんなんですね♪きっとカップルなんだろうな♡
会えないと思っていた海外のお遍路さんとの出会いもあり感謝です。

結局一巡目でも歩いた旧遍路道はパスをしてトンネルを通る事にしました。
雨の日のトンネルはありがたいですね。
トンネルを抜けて海に出そうな交差点で”?!”なシーンを見ました。
なんと道路の真ん中、中央分離帯に神社の社があるのです。。
調べてみると「神母神社」(いげじんじゃ)とあります。
どうやって渡るのか??その先の交差点に横断歩道がありました。
はじめての風景!この道を選んでよかった(^^)v

海岸線を進み橋を渡ります。
予定では橋を渡り切ったところで旧遍路道を進む予定でしたが雨だったり考え事が深くて前向きになれず、
このまま宿へ向かう事にしました。

また少し思い残しちゃったかな?

もの凄い勢いで歩いて来たらしくお寺にも間に合いそうだったのですが、明日お参りする事にしました。
一巡目でも宿泊した三陽荘さんです。
レストランなどリニューアルした様でした。誰でも利用できる足湯と繋がる外テラスも出来ていました。
前回は団体のお遍路さんで溢れかえっている印象でしたが、今回は居ないのだろうと思っていました。
しかし、団体のお遍路さんが一団だけ宿泊されていました。それでもやっぱりこの状況はは大きな打撃だろうな。
歩き遍路さんはもう一人いらして、食事の時には席が隣だったので少しお話をしました。
青龍寺の次のお寺へ向かう道は二通りあります。
湾沿いを通って行くか、海岸沿いの尾根を通って行くか。。
H田さんは湾沿いにするとの事でした。
ここまでのアンケートではほとんどの人のお勧めが湾沿いでした。
実は観光で2,3度この海岸沿いの尾根道を車で通った事があります。素晴らしい絶景なのです。
しかし、車では止まることは出来ないので写真は撮れませんでした。
唯一、参考にしているお遍路サロンめだかの里さんのブログと徳島で出逢った生臭遍路さんからは海岸沿いの尾根道を勧められました。
「登ってしまばそんなに大変じゃない、景色が良い方がいいよ!」と言われたのです。
この日は考えることがいっぱいでした。
三陽荘さんの温泉は少し濁っていて良いお湯です♪身体の疲れも頭の疲れも癒してくれました。

次の朝!とても良い天気です♪
心は海岸沿いの尾根を進むことで決まっていました。
出発です!!
青龍寺の手前には蟹ヶ池という大きな湿地の池があります。
貴重な湿地植物やトンボなどの昆虫類もいて保護されている貴重な池です。
一巡目で最期に手を振った長崎のご夫婦の姿が目に浮かびます。
この池沿いには舟形石仏が並び、さらに雰囲気がとても良いお気に入りの遍路道です。

前回は気が付かなかった鐘楼門を確認。情報では打っても良いようでしたが確認だけにしました。
本堂と大師堂は長い階段の上にあります。
途中には三重塔や滝の行場があったり、それなりに長い階段ですが苦にはなりません。
本堂、大師堂をお参りし、納経所は階段の下です。。
海岸の尾根道へは納経所の横から上がって行くようです。
本堂のある位置から尾根道に行く事が出来たら良かったのですが(^^;)

朝一番のお参りはとても気持ち良いですね♪

旧遍路石道標


本日2匹目のヤギ様


めちゃ可愛いニャンコ♪


道の真ん中に?!


神社がありました!


橋を渡った所から右に入ると旧遍路道があります


宿からの景色(朝日が昇ってきました!)


足湯の横にテラスが出来ていました♪


蟹ヶ池


池沿いの遍路道には舟形石仏があります


鐘楼門


鐘を確認♪


滝の行場


本堂


大師堂


三十三観音


不動明王



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歩き遍路 35番札所 2巡目 ⑳ 2020 京間銀杏ルート

2021年02月23日 | お遍路好き(修行・高知)
清瀧寺
一巡目ブログ


天気予報通りの雨の一日でした。
昨日お参りした種間寺からスタートです。
いきなり山羊さんの出会いがあったり、小川の流れがあったり変化する景色を楽しみながら進みました。
土手に新川大師堂のお堂が見えてきたところでお堂のある土手にあがります。
川の景色かと思いきや田んぼの景色が広がっていました。
川の流れが無い川なのかと思いきや、仁淀川という大きな川でした。
その仁淀川大橋を渡るとその先に川の流れがありました。
川からの栄養が積もった土地の田んぼで出来るお米は美味しいでしょうね♡
大橋は600mほどの長さがあるようです。
渡りきって少し進んだところで町中に進むのが遍路道だったのですが、
清瀧寺の次の36番札所へ向かう時も通るであろう道だったので、イレギュラーな進み方ではありますが、さらに川沿いを進みました。

そこには京間銀杏という大きな銀杏があります。
遠くから見るとそんな大きな銀杏があるのかと思うぐらい大きいのです。
近くによると数本の銀杏の木がサークル状になっているものと分かります。
そのサークルの中に入って写真を撮っていると(トップ写真)地元のおじさんが話しかけてくれました。
「お遍路さんはめずらしいと思って」と言われました。
「この銀杏が珍しいとあったので立ち寄りました」と伝えると
「この地域ではこの銀杏よりもそのお地蔵さんを信仰しているんだよ」と教えてくれました。
サークルを出てお地蔵様のお参りをさせていただきました。

雨の中、誰も居なかったのに急に現れた。。お地蔵様の化身だったかな??

などど思いながら先を急ぎます。
松尾八幡宮の前を通り、清瀧寺を目指します。
この松尾八幡宮を創建した高岳親王は追われる身となって仏門に入り空海に師事したとのこと。
弘法大師と縁のある方の神社でした。山門にある飛鳥の飾りが印象的でした。
一巡目も利用した道に出るとその時の事を色々思い出しながら進みました。
雨の参道では一巡目では気が付かなかったであろう石像や神秘的な山門を見ることが出来ました。

良く考えると本降りの雨のお参りは初めてでした。。
降ってもお参りの後だったり、お参りの頃には止んだりしていました。
このびしょびしょのままお参りするのはさすがにダメだよね。。と悩んでいると先にお参りしている方がいて、
やはりきちんとカッパと濡れたリュックは置いてお参りしている様子でした。
まねをして準備をしているとお参りを終えたおじさんが戻ってきました。
大阪からのお遍路さんで事故に3度あったらしいです。でも無事で大けがした腕も動くとの事でした。
お礼参りと二度と事故に遇わない様にのお参りでしょうか。
そんなおじさんを心配して大阪から電話が来るらしく、
「「感染者が増えている大阪になんて帰りたくない」っていうと、「ずっとお遍路してなさい」って言われてね」とおじさん。
大阪的な笑いですかね。。おじさんも「終息するまでずっとお遍路してようかと思ってる」と笑いながら話していました。
思わず私も一国巡りではなくこのままお遍路続けようかと一瞬よぎりました。


山羊さんが目線くれました


第二の彫刻ハウス⁈チェンソー彫刻かな??


花束のような


二股に分かれる道はどちらでもOK


旧遍路石標


土手の上にある新川大師堂


仁淀川の河川敷は田んぼでした!


あれに見えるのが京間銀杏です♪ 1本の木??


近くによると銀杏の木のサークルと分かります。手前にあるのが地域の信仰を集めているお地蔵さん。


松尾八幡宮


飛鳥の姿が印象的でした


雨の参道に浮かび上がる石仏


雨の日に美しさを増す山門(龍が宿っているからかな)


山門に宿る龍(確かにどこから見てもこちらを見ている気がします)


雨の境内の様子


苔が活き活きしている♪美しい♪♪

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歩き遍路 34番札所 2巡目 ⑲ 2020 再会できた遍路道

2021年02月22日 | お遍路好き(修行・高知)
種間寺
一巡目ブログ

一巡目も歩いた種間寺までの遍路道は順調でした。
歩きながら一巡目で出逢った人の事思い出しつつ歩きました。
一巡目で道に迷った時に手を振って導いてくれたおばあさんにまた会えました。
今度は迷う手前の橋に座っておられました。
前回の私と何か違うのか??今回は私の歩みを認めてくれるような「大丈夫だね。」との一言。
少々話しをさせてもらってお別れしました。
また会えてよかった💗しかし、見えてないようで本質が見えている方のような気がしました。

何となくお遍路さんに会うことを楽しみにして待っているのかも??
歩き遍路さんはかなりの確率で会えるのではないかな?と思いました。

一巡目でもお世話になった「ゆっくり春野の空をみて」の休憩所で一休み。
作品展示は少なかったけど彫刻の家も健在でした。
この日は途中から宿へ向かう予定だったのですが、明日はどうにもこうにも思いっきり雨の予報だったので
頑張って種間寺をお参りする事にしました。

種間寺には1677年の貴重な手水鉢があります。
そのほかにも子育観音さま(トップ写真)も印象的です。
種間寺のご本尊の薬師如来は「安産の薬師さん」と親しまれていて安産祈願をすると底の空いたひしゃくが授けられるそうです。
無事に出産を終えた方がまたそれを奉納され、それが観音堂の子育観音を囲むように掲げられています。

時刻は16時半、余裕なく納経を済ませ宿に向かいます。
このあたりに丁度良い宿を見つけられず、一巡目で立ち寄ったはるのの湯に宿をとりました。
宿まで歩く事も考えましたが考えた結果、タクシーを利用する事にして明日また種間寺からスタートする事にしました。

はるのの湯は温泉施設の本館にも宿泊施設がありますが、一巡目では工事中だった「ログハウス星の森」に泊まりました。
高知の杉や檜を使い、壁紙には土佐和紙を使っているこだわりの建物で木の香りにとても癒されました。

緩やかな流れの川沿いを進みます。


おばあちゃまにまた会えました。


清々しい風景


春野の私設休憩所


種間寺に到着


本堂


大師堂


盆栽のような立派な植木


はるのの湯


こだわりの内装でとてもよい香りでした。


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歩き遍路 33番札所 2巡目 ⑲ 2020 水路の遍路道

2021年02月21日 | お遍路好き(修行・高知)
雪蹊寺
一巡目のブログ

一巡目は龍馬さんに会いたくて浦戸大橋を渡って行きましたが、
今回は旧遍路を進みたいと思っていたので渡し船を利用することにしました。
種崎船着き場まではお寺からは約6km、一時間半程度かかります。
渡し船は一時間に1本、出発時刻には丁度良いかギリギリぐらいの時間でした。
急ぎます!一本道の単純な道のり。これが一向にたどり着かないのです。。
本当に間に合うか不安になり、かなりの急ぎ足で進みました。
10分ぐらい前にどうにか到着。
乗り遅れた時の心の準備もしていましたが、一時間は大きい!
待合所があり、船が到着するまで待ちます。
船が到着すると堤防の扉が開きました。犬の散歩中のご夫婦も乗り込んできました。
生活に根付いた船であることを実感します。
ワンコは久しぶりなのか初めてなのか、落ち着かない様子で怯えています。
そんなワンコを通じて和やかな時間を過ごしました。
この渡し船は県営で無料でした。

感謝!

到着するとワンコの散歩中のご夫婦と挨拶をして別れました。
ここからまた雪蹊寺まで道なりにまっすぐ進みます。
途中酔鯨の酒造所がありました。
私の知る高知のお酒の中で一番好きな銘柄です♫
そんな発見も嬉しいですね。お遍路中でなければ立ち寄りたかった。

雪蹊寺の門の横には山頭火の「人生即遍路」の言葉の石碑があります。
一巡目では意識できませんでしたが、昨年の徳島で出会ったタクミさんのお話で知ることが出来、
必ずチェックしようと思っていました。
境内は静かな感じです。
一巡目で賑わっていた出店は閑散としていておじさんも暇そうです。(トップ写真)
お参りが終わったら何か買って帰ろう。
お参りを終えて出店に立ち寄ろうとすると、お参りに来ていたご夫婦がお店の方と世間話をしていました。
本当に商売あがったりとのこと。。団体さんがとにかく来ないことが辛いのだとか。
私が何を買おうかと見ているとそのご夫婦が、
「ここのトマトとても美味しいの荷物になるかもしれないけど」とお接待してくださいました。
本当にまた購入したいと思う美味しさでした!
私も少しはお金を落としたいと思い、生姜飴を購入!これも美味しかったのですが。。
トマトよりも重量感がありました。。
どうにかコロナを乗り越えて出店を続けてもらいたいです。

こんな時期だからこそなのか出会いに感謝です。


乗り場が見えて来ました


ゲートは閉まっていました。待合所でしばし待ちます。


ゲートが空きました。


乗り込みます


対岸が見えています


一巡目で渡った橋を横目に


ワンコとの出会い💗


到着です♪


酔鯨さんの酒造所がありました


人生即遍路!


本堂


大師堂


境内の様子


お接待していただいたトマト

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歩き遍路 32番札所 2巡目 ⑲ 2020 ブログをチェックされた?!

2021年02月19日 | お遍路好き(修行・高知)
禅師峰寺
一巡目ブログ

一巡目は近くまでバスを利用したので、このお寺までの道のりは初めてです。
竹林寺の階段を降りて、お土産屋さんがあるバスロータリーの広い場所から歩き遍路道に入ります。
一巡目は歩いていないような。。。途中道先案内猫に出会い無事に下山。ここからは川沿いを歩きます。
気持ちの良い道でしたが、車がかなり急いでいます。気をつけて歩いてください。
住宅地を抜け石上池を横目に進むと見覚えのある道に出ます。
少し楽しみにしていた一巡目で見かけた恐竜の置物は今回はありませんでした。
こういった物も一期一会なんですね。

さて、90mもない高さだったことから、少々なめていました。
結構大変でした。。。
歩き遍路はメンタルの部分も結構重要だとつくづく思いながら登りました。
ここを上がれば「お疲れ様」の看板があるはず!

?!

ない!!!!
恐竜もなかったし、看板もなくなってる。
動揺していると何度か出逢った海外のお遍路さんが後ろからやってきました。
後ろ姿を見送ると本当の最後あたりに看板がありました!!
あれ?私のブログチェックされたのかな???

一巡目のブログで「この看板が見えて終わりかと思ったらまだ階段があった」などど書いたからかな?
だとしたら、気を使わせてしまってすみません。
「お疲れ様」の立て看板嬉しかったです♫
不動明王の炎のような奇石を背にした不動明王様がお迎えしてくれます。
前回は団体のお遍路さんもいて賑わっていたお寺ですが今回は静かなお寺でした。
それでも数人のお遍路さんと観光らしい家族の方がお参りをしていました。
納経所へ行くと女性が一生懸命ソラで手を動かし続けていました。
私の納経帳に印し終わった後にもすぐさま手を動かし始めました。。
なんだろう??
納経の文字の練習をしているのかも!
今までずっと印続けていた文字の流れを忘れないようにしているだと思いました。
努力されている姿を見たことは心を打つ出来事でした。

早くまた沢山のお遍路さんで賑わう事を祈るばかりです。

竹林寺から下ります


遍路道の分岐、ちょっと迷いました。ここで左へ!


白猫さんに出逢いました


川沿を歩いて振り返ると竹林寺の五重塔が見えました


禅師峰寺近くの石上池(漁をしている姿が!左中央。とても大きな池です)


あの階段を登ったところに看板があったはず!


動揺していると海外のお遍路さんに追い越されるの図


山門前の階段横に看板が!


ありがたいお水が勢いよく


不動明王の炎のような奇石がこのお寺の特徴の一つ♪


境内の様子


桂浜方向、良い景色です♪


潮の満干により水が増減する珍しい岩だそうです


お疲れ様の立て札の裏には「道中お気お付けて」のメッセージ♪




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