MINの目

MINの目が見つけた事柄をつれづれなるままに綴ります

歩き遍路 35番札所 2巡目 ⑳ 2020 京間銀杏ルート

2021年02月23日 | お遍路好き(修行・高知)
清瀧寺
一巡目ブログ


天気予報通りの雨の一日でした。
昨日お参りした種間寺からスタートです。
いきなり山羊さんの出会いがあったり、小川の流れがあったり変化する景色を楽しみながら進みました。
土手に新川大師堂のお堂が見えてきたところでお堂のある土手にあがります。
川の景色かと思いきや田んぼの景色が広がっていました。
川の流れが無い川なのかと思いきや、仁淀川という大きな川でした。
その仁淀川大橋を渡るとその先に川の流れがありました。
川からの栄養が積もった土地の田んぼで出来るお米は美味しいでしょうね♡
大橋は600mほどの長さがあるようです。
渡りきって少し進んだところで町中に進むのが遍路道だったのですが、
清瀧寺の次の36番札所へ向かう時も通るであろう道だったので、イレギュラーな進み方ではありますが、さらに川沿いを進みました。

そこには京間銀杏という大きな銀杏があります。
遠くから見るとそんな大きな銀杏があるのかと思うぐらい大きいのです。
近くによると数本の銀杏の木がサークル状になっているものと分かります。
そのサークルの中に入って写真を撮っていると(トップ写真)地元のおじさんが話しかけてくれました。
「お遍路さんはめずらしいと思って」と言われました。
「この銀杏が珍しいとあったので立ち寄りました」と伝えると
「この地域ではこの銀杏よりもそのお地蔵さんを信仰しているんだよ」と教えてくれました。
サークルを出てお地蔵様のお参りをさせていただきました。

雨の中、誰も居なかったのに急に現れた。。お地蔵様の化身だったかな??

などど思いながら先を急ぎます。
松尾八幡宮の前を通り、清瀧寺を目指します。
この松尾八幡宮を創建した高岳親王は追われる身となって仏門に入り空海に師事したとのこと。
弘法大師と縁のある方の神社でした。山門にある飛鳥の飾りが印象的でした。
一巡目も利用した道に出るとその時の事を色々思い出しながら進みました。
雨の参道では一巡目では気が付かなかったであろう石像や神秘的な山門を見ることが出来ました。

良く考えると本降りの雨のお参りは初めてでした。。
降ってもお参りの後だったり、お参りの頃には止んだりしていました。
このびしょびしょのままお参りするのはさすがにダメだよね。。と悩んでいると先にお参りしている方がいて、
やはりきちんとカッパと濡れたリュックは置いてお参りしている様子でした。
まねをして準備をしているとお参りを終えたおじさんが戻ってきました。
大阪からのお遍路さんで事故に3度あったらしいです。でも無事で大けがした腕も動くとの事でした。
お礼参りと二度と事故に遇わない様にのお参りでしょうか。
そんなおじさんを心配して大阪から電話が来るらしく、
「「感染者が増えている大阪になんて帰りたくない」っていうと、「ずっとお遍路してなさい」って言われてね」とおじさん。
大阪的な笑いですかね。。おじさんも「終息するまでずっとお遍路してようかと思ってる」と笑いながら話していました。
思わず私も一国巡りではなくこのままお遍路続けようかと一瞬よぎりました。


山羊さんが目線くれました


第二の彫刻ハウス⁈チェンソー彫刻かな??


花束のような


二股に分かれる道はどちらでもOK


旧遍路石標


土手の上にある新川大師堂


仁淀川の河川敷は田んぼでした!


あれに見えるのが京間銀杏です♪ 1本の木??


近くによると銀杏の木のサークルと分かります。手前にあるのが地域の信仰を集めているお地蔵さん。


松尾八幡宮


飛鳥の姿が印象的でした


雨の参道に浮かび上がる石仏


雨の日に美しさを増す山門(龍が宿っているからかな)


山門に宿る龍(確かにどこから見てもこちらを見ている気がします)


雨の境内の様子


苔が活き活きしている♪美しい♪♪

コメント
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