46番札所 浄瑠璃寺
一巡目ブログ
チェックアウトをしに八丁坂さんのフロントでチェックアウトをしていると40番札所に続き、見覚えのあるイラストが飾られていました。
宿毛の林邸で出逢った女性のイラストでした!
私に描いていただいたイラストを見せると嬉しそうにしてくださいました。
宿泊してくださる度にお部屋に残されているのだそうです。
昨日相談させていただいた千本峠を通ってみますと伝えて出発しました。
県道から「高野」という道標が出ているところを県道から右に入ります。
入った時は不安だったのですが、しばらくしていつもの遍路道標が出てきたので安心して進むことが出来ました。
とちゅう民家もあり、イノシシ除けもあり少々ドキドキしましたが、最後まで安心して進むことが出来ました。
地域の方に感謝です!
遍路道にはいくつかの古い石標もあり、ここが遍路道であることを実感しました。
千本峠まで登って下がって高野休憩地まで登り降りて行くと国道に出ます。
国道に出る前の橋のたもとには美しい仰西渠(こうさいきょ)川と桜が咲いており、ライダーの人が愛車と記念撮影をしていました。
仰西渠は農民を救うために私財を投じて作った農業用水路で、固い岩盤をノミと槌だけで切り開いたとの事です。
さて、ここから3.5km程は車通りの多い国道を進むことになります。
覚悟はしていましたが、歩き遍路にとっては少々逆に辛い道のりです。
すると、車から女性がこちらを見ています。
挨拶をすると、こちらに手をふって呼んでいるようでした。。。
なんだろう??
「この時間にこの場所では間に合いませんよ。。」
と言われました。後で調べると、この時点で10時半ぐらいでした。しかしながら、山を越えて来たので時間の感覚が分からず、
お昼を過ぎているのではないか??と思ってしまいました。
すると、次の浄瑠璃寺まで送って下さると言ってくださいました。
お遍路休憩所で有名な坂本屋さんの前を通ってみたかったので、歩き遍路道の入り口まで送っていただくことに。
とても明るい女性の方でした。
話に夢中になってしまったことにあり、バイパスに入ってしまったのですが、無理を言って途中で降りてもらい、三坂峠に送っていただきました。
申し訳なかったのですが、戻る道には沢山の桜が満開でした♪
女性の方にとっても懐かしい道だったようで、通れて良かったと言ってくださいました。
こういう時に「良かった」と言える女性に感心し感謝の気持ちでいっぱいでした。
最後に名前の交換もさせて頂きました。また会ってゆっくりお茶でもしたい方でした。
再び歩き遍路に入りました。
独り女性の方が景色を見ていました。
そこからはとても素敵なが臨め、松山の街並みも臨めるようでした。
この女性とはしばらく一緒に進むこととなりました。
すると、少し後から男性が現れました。熱心にメモを取っています。
気が付くと女性は出発されていました。
熱心にメモを取られているので色々質問をしてしまいました。
それぞれのペースで進むことに。
途中女性は山林の中で昼食をとったりとても楽しんでいる感じがしました。
それぞれのペースでしたが坂本屋で合流しました。
歩き遍路道を出ると坂本屋さんに出ます。
この時の坂本屋さんは日曜日に開いているようでした。地域の方が交代でお接待してくださっているようです。
小休止です。お茶と一六タルトをお接待して頂きました。2階に上がって見学もできます。
実は一六タルトは食べす嫌いだったのですが・・めちゃめちゃ美味しくてお土産に買って帰りました♪
ここからは3人一緒に進みました。
女性の方は東京から、男性は地元の方でした。
話しているとなんとなく母と同じ感じがしたので、何年生まれか聞いたところ本当に同じ年でした。
同じ年でもこんなに元気に動いている人もいるんだなぁと感心しました。仕方ない事もあるとは思うけど、私もこんな風に元気でいたいと思いました。
ここから、私の事を「娘」と呼んで下さって今回のお遍路で一番印象的な方との出逢いでした。
男性はなんとこの女性が住んでいる場所の近くの大学に通っていたという話で、私も土地勘があったので、色々聞いてみると、
なんと!私の大学の先輩だったのです!!
一気に二人に親近感が湧きました。
男性は俳句を趣味にされていて、メモを取っていたようです。
お寺につくと仕上げにかかっているのか、ベンチで熱心に筆をとっていました。
タイミングが合わず、最後のお別れの挨拶は出来ませんでしたが、「縁」って凄いなと思いました。
あの車のお接待が無かった絶対に会えてない。道も間違えていなければ絶対に会えてない。。
浄瑠璃寺は色々なスポットが小さめの境内に沢山あります。
お参りを終えて、チェックインまでしばらく時間があったので、それらをゆっくり見て回ってから納経所へ。
その前には荷物を下ろせるベンチがあり、そこでゆっくりしていると地元のおばあちゃまが声をかけてくださいました。
しばし、世間話。あっと言う間に時間は過ぎてしまいました。
挨拶をして今日の宿の長珍屋さんへ。浄瑠璃寺の目の前にあり、お遍路さんの為の宿と言った感じです。
高野山の木が壁紙として使われているお部屋に泊まりました。
千本峠へはここを右に入ります♪
歩き遍路道で合っているようです♪
高野へ向かって進みます
途中民家がありました。いのししおどし??
古い石標がありました①
動物よけですかね?超えて行きます
古い石標がありました②
ちょっとした峠越え
高野休憩地へ向かいます
高野休憩地からの眺め
仰西バス停に向かいます
段々畑のある村が現れました!鹿も鳴いていた!向こう側の山は大除城址のようです。
古い石標がありました③
山を下って行きます
仰西渠
三坂峠の歩き遍路道入口 ここまで車のお接待をしていただきました
ちょび髭八ワレさんがお迎えしてくださいました
歩き遍路道の案内がありました♪
松山の街を臨める景色が現れました。出逢った遍路の女性もこの景色を堪能されていました。
鍋割坂を下ります
遍路のおば様が昼食中。雰囲気が良かったので撮らせて頂きました。
坂本屋が見えて来ました♪
2階も見学させていただけます
昔のお遍路で亡くなった方のお墓だそうです。地域の人が葬る事になっていたようです。
あみかけ大師
向いに あみかけ石
マスクメロン??のように網がかかっているようです
丹波の里接待所 こちらも地域の方がお接待して下さる場所とのことです 感謝
浄瑠璃寺
本堂
大師堂
樹齢1000年以上の霊木
一巡目ブログ
チェックアウトをしに八丁坂さんのフロントでチェックアウトをしていると40番札所に続き、見覚えのあるイラストが飾られていました。
宿毛の林邸で出逢った女性のイラストでした!
私に描いていただいたイラストを見せると嬉しそうにしてくださいました。
宿泊してくださる度にお部屋に残されているのだそうです。
昨日相談させていただいた千本峠を通ってみますと伝えて出発しました。
県道から「高野」という道標が出ているところを県道から右に入ります。
入った時は不安だったのですが、しばらくしていつもの遍路道標が出てきたので安心して進むことが出来ました。
とちゅう民家もあり、イノシシ除けもあり少々ドキドキしましたが、最後まで安心して進むことが出来ました。
地域の方に感謝です!
遍路道にはいくつかの古い石標もあり、ここが遍路道であることを実感しました。
千本峠まで登って下がって高野休憩地まで登り降りて行くと国道に出ます。
国道に出る前の橋のたもとには美しい仰西渠(こうさいきょ)川と桜が咲いており、ライダーの人が愛車と記念撮影をしていました。
仰西渠は農民を救うために私財を投じて作った農業用水路で、固い岩盤をノミと槌だけで切り開いたとの事です。
さて、ここから3.5km程は車通りの多い国道を進むことになります。
覚悟はしていましたが、歩き遍路にとっては少々逆に辛い道のりです。
すると、車から女性がこちらを見ています。
挨拶をすると、こちらに手をふって呼んでいるようでした。。。
なんだろう??
「この時間にこの場所では間に合いませんよ。。」
と言われました。後で調べると、この時点で10時半ぐらいでした。しかしながら、山を越えて来たので時間の感覚が分からず、
お昼を過ぎているのではないか??と思ってしまいました。
すると、次の浄瑠璃寺まで送って下さると言ってくださいました。
お遍路休憩所で有名な坂本屋さんの前を通ってみたかったので、歩き遍路道の入り口まで送っていただくことに。
とても明るい女性の方でした。
話に夢中になってしまったことにあり、バイパスに入ってしまったのですが、無理を言って途中で降りてもらい、三坂峠に送っていただきました。
申し訳なかったのですが、戻る道には沢山の桜が満開でした♪
女性の方にとっても懐かしい道だったようで、通れて良かったと言ってくださいました。
こういう時に「良かった」と言える女性に感心し感謝の気持ちでいっぱいでした。
最後に名前の交換もさせて頂きました。また会ってゆっくりお茶でもしたい方でした。
再び歩き遍路に入りました。
独り女性の方が景色を見ていました。
そこからはとても素敵なが臨め、松山の街並みも臨めるようでした。
この女性とはしばらく一緒に進むこととなりました。
すると、少し後から男性が現れました。熱心にメモを取っています。
気が付くと女性は出発されていました。
熱心にメモを取られているので色々質問をしてしまいました。
それぞれのペースで進むことに。
途中女性は山林の中で昼食をとったりとても楽しんでいる感じがしました。
それぞれのペースでしたが坂本屋で合流しました。
歩き遍路道を出ると坂本屋さんに出ます。
この時の坂本屋さんは日曜日に開いているようでした。地域の方が交代でお接待してくださっているようです。
小休止です。お茶と一六タルトをお接待して頂きました。2階に上がって見学もできます。
実は一六タルトは食べす嫌いだったのですが・・めちゃめちゃ美味しくてお土産に買って帰りました♪
ここからは3人一緒に進みました。
女性の方は東京から、男性は地元の方でした。
話しているとなんとなく母と同じ感じがしたので、何年生まれか聞いたところ本当に同じ年でした。
同じ年でもこんなに元気に動いている人もいるんだなぁと感心しました。仕方ない事もあるとは思うけど、私もこんな風に元気でいたいと思いました。
ここから、私の事を「娘」と呼んで下さって今回のお遍路で一番印象的な方との出逢いでした。
男性はなんとこの女性が住んでいる場所の近くの大学に通っていたという話で、私も土地勘があったので、色々聞いてみると、
なんと!私の大学の先輩だったのです!!
一気に二人に親近感が湧きました。
男性は俳句を趣味にされていて、メモを取っていたようです。
お寺につくと仕上げにかかっているのか、ベンチで熱心に筆をとっていました。
タイミングが合わず、最後のお別れの挨拶は出来ませんでしたが、「縁」って凄いなと思いました。
あの車のお接待が無かった絶対に会えてない。道も間違えていなければ絶対に会えてない。。
浄瑠璃寺は色々なスポットが小さめの境内に沢山あります。
お参りを終えて、チェックインまでしばらく時間があったので、それらをゆっくり見て回ってから納経所へ。
その前には荷物を下ろせるベンチがあり、そこでゆっくりしていると地元のおばあちゃまが声をかけてくださいました。
しばし、世間話。あっと言う間に時間は過ぎてしまいました。
挨拶をして今日の宿の長珍屋さんへ。浄瑠璃寺の目の前にあり、お遍路さんの為の宿と言った感じです。
高野山の木が壁紙として使われているお部屋に泊まりました。
千本峠へはここを右に入ります♪
歩き遍路道で合っているようです♪
高野へ向かって進みます
途中民家がありました。いのししおどし??
古い石標がありました①
動物よけですかね?超えて行きます
古い石標がありました②
ちょっとした峠越え
高野休憩地へ向かいます
高野休憩地からの眺め
仰西バス停に向かいます
段々畑のある村が現れました!鹿も鳴いていた!向こう側の山は大除城址のようです。
古い石標がありました③
山を下って行きます
仰西渠
三坂峠の歩き遍路道入口 ここまで車のお接待をしていただきました
ちょび髭八ワレさんがお迎えしてくださいました
歩き遍路道の案内がありました♪
松山の街を臨める景色が現れました。出逢った遍路の女性もこの景色を堪能されていました。
鍋割坂を下ります
遍路のおば様が昼食中。雰囲気が良かったので撮らせて頂きました。
坂本屋が見えて来ました♪
2階も見学させていただけます
昔のお遍路で亡くなった方のお墓だそうです。地域の人が葬る事になっていたようです。
あみかけ大師
向いに あみかけ石
マスクメロン??のように網がかかっているようです
丹波の里接待所 こちらも地域の方がお接待して下さる場所とのことです 感謝
浄瑠璃寺
本堂
大師堂
樹齢1000年以上の霊木