ドネツク・ルガンスクに加え、今度はオデッサ州で
ベッサラビア人民会議という団体が独立運動を行っている。
ロシアメディアの『スプートニク』によれば、同団体の主導者は
既にキエフ政権により逮捕・監禁されており、行方不明になっている者もいるらしい。
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ウクライナのオデッサで、ベッサラビアの民族・文化的自治に関する法案が発表された。
文書は近いうちにも、ウクライナ最高会議へ提出される予定。
なお同文書は、憲法に反していないという。しかしキエフ政権は別の見解を持っている。
「ベッサラビア人民会議」の活動家たちは、
定期的に監禁され、なかには行方不明になっている人たちもいる。
「ベッサラビア人民議会」の創設者の一人で著名なジャーナリスト、
そして社会活動家でもあるアリク・ヴェトロフさんは、
「私は、私たちが行っていることは全て法の枠内および
憲法の枠内で行われていることを強調したい。
法律、憲法、人権などの言葉があるが、残念なことに今それらは順守されていない。
しかし私たちは最後まで戦う」とコメントした。
しかしウクライナはこれらの声明に耳を傾けてはいない。
法執行機関は、会議を阻んだり中止させるためにあらゆることを行うと約束した。
「ベッサラビア人民議会」のリーダ、
ヴェーラ・シェフチェンコさんは、会議の直後に逮捕された。
16日午前、大会の組織者の1人でオデッサに住む
ブルガリア人のドミトリー・シシマンさんが行方不明になった。
シシマンさんの親族は、シシマンさんと連絡が取れないと記者団に伝えた。
またこれより先、「ベッサラビア人民会議」の初代リーダー、
ドミトリー・ザトゥエイヴェテルさんも行方不明になっている。
自治の支持者たちは、真の弾圧を確信している。
なお、「ベッサラビア人民会議」によるウクライナへの脅威は一切ない。
自治について考えるきっかけとなったのは、現政権の地域に対する態度だ。
地域は経済的に全く発展していないだけでなく、むしろ衰退している。
港は荒み、古くから有名なベッサラビアのブドウ畑と肥沃な土地は放置されている。
どうやらキエフにこれらは必要ないようだ。
続きを読む http://jp.sputniknews.com/politics/20150517/346605.html#ixzz3aUhYbIJ1
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ここでもまた、地方と中央との間の戦いが生じている。
キエフとの戦いは地方の生産手段を巡る戦いと私は指摘しているが、
オデッサでもまた、地方経済を犠牲にした政治に対する抗議の声が挙がっている。
こういう抗議運動、独立運動が頻繁に生じるのは皮肉なことに、
オレンジ革命によって、直接行動が抵抗なく受け入れられるようになったことが考えられる。
ベッサラビア人民会議という団体が独立運動を行っている。
ロシアメディアの『スプートニク』によれば、同団体の主導者は
既にキエフ政権により逮捕・監禁されており、行方不明になっている者もいるらしい。
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ウクライナのオデッサで、ベッサラビアの民族・文化的自治に関する法案が発表された。
文書は近いうちにも、ウクライナ最高会議へ提出される予定。
なお同文書は、憲法に反していないという。しかしキエフ政権は別の見解を持っている。
「ベッサラビア人民会議」の活動家たちは、
定期的に監禁され、なかには行方不明になっている人たちもいる。
「ベッサラビア人民議会」の創設者の一人で著名なジャーナリスト、
そして社会活動家でもあるアリク・ヴェトロフさんは、
「私は、私たちが行っていることは全て法の枠内および
憲法の枠内で行われていることを強調したい。
法律、憲法、人権などの言葉があるが、残念なことに今それらは順守されていない。
しかし私たちは最後まで戦う」とコメントした。
しかしウクライナはこれらの声明に耳を傾けてはいない。
法執行機関は、会議を阻んだり中止させるためにあらゆることを行うと約束した。
「ベッサラビア人民議会」のリーダ、
ヴェーラ・シェフチェンコさんは、会議の直後に逮捕された。
16日午前、大会の組織者の1人でオデッサに住む
ブルガリア人のドミトリー・シシマンさんが行方不明になった。
シシマンさんの親族は、シシマンさんと連絡が取れないと記者団に伝えた。
またこれより先、「ベッサラビア人民会議」の初代リーダー、
ドミトリー・ザトゥエイヴェテルさんも行方不明になっている。
自治の支持者たちは、真の弾圧を確信している。
なお、「ベッサラビア人民会議」によるウクライナへの脅威は一切ない。
自治について考えるきっかけとなったのは、現政権の地域に対する態度だ。
地域は経済的に全く発展していないだけでなく、むしろ衰退している。
港は荒み、古くから有名なベッサラビアのブドウ畑と肥沃な土地は放置されている。
どうやらキエフにこれらは必要ないようだ。
続きを読む http://jp.sputniknews.com/politics/20150517/346605.html#ixzz3aUhYbIJ1
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ここでもまた、地方と中央との間の戦いが生じている。
キエフとの戦いは地方の生産手段を巡る戦いと私は指摘しているが、
オデッサでもまた、地方経済を犠牲にした政治に対する抗議の声が挙がっている。
こういう抗議運動、独立運動が頻繁に生じるのは皮肉なことに、
オレンジ革命によって、直接行動が抵抗なく受け入れられるようになったことが考えられる。