時事解説「ディストピア」

ロシア、イラン、中国等の海外ニュースサイトの記事を紹介します。国内政治、メディア批判の記事もあります。

その後の米軍ヘリ墜落事故

2015-08-19 23:42:33 | 日本政治
すっかり過去の事件と貸した米軍ヘリ墜落事故。
だが、現地では各自治体による抗議が続いている。


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沖縄本島東海岸の、うるま市沖で米陸軍特殊作戦ヘリ・MH60が墜落した問題(12日)で、
うるま市議会は18日、同事故に対する抗議決議・意見書を全会一致で可決しました。


抗議決議・意見書は、「今回の事故現場近海は、多くの漁業者が操業しており、
一歩間違えれば漁業者に重大な危険を及ぼしかねず、漁業関係者はもとより、
うるま市民や県民に大きな不安と恐怖を与えたことは到底容認できるものではない」と強く批判。

事故原因の究明・公表、再発防止策が講じられるまで同型機の飛行を停止することなどを求めています。


また、同市が米空軍嘉手納基地(嘉手納町など)、
米海兵隊普天間基地(宜野湾市)から飛び立つ米軍機の飛行経路となっており、
墜落事故や緊急着陸、部品落下事故が後を絶たず、
「市民の不安と恐怖は極限に達している」と抗議しています。



日本共産党の金城加奈栄市議は
「またかという感じだ。海人(ウミンチュ)の漁船に墜落していたらと考えると恐怖だ。
米軍は爆弾搭載の有無、機体から放射能など有害物質を検知していないかなど、
事故の詳細と原因を直ちに明らかにすべきだ」と話しています。



沖縄本島東海岸の、うるま市沖で米陸軍特殊作戦ヘリ・MH60が墜落した問題(12日)で
読谷(よみたん)村議会は18日、同事故に対する抗議決議・意見書を全会一致で可決しました。


抗議決議・意見書は、
「今回の事故を合わせると復帰後、46件の米軍航空機墜落事故が発生しており、
再発防止策の徹底を訴えてきたが一向に改善されないまま
事故が繰り返されていることに強い怒りを覚える
」と批判しています。


墜落事故を受け、オディエルノ米陸軍参謀総長が「過剰反応せず」と発言したことについても、
「県民の生存権を軽視する当事者意識が欠如した発言で看過できない」と厳しく批判しています。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-08-19/2015081904_02_1.html
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北朝鮮の米韓軍事演習の抗議と同じものを感じた。

つまり、現地の人間にとっては大問題の事件であるにも関わらず、
これら危険行為を犯しているアメリカが全く意に介さず、
かつ日本の主要メディアも空気を読んで大きく取り上げようとしない。



しかも、これら事件はいきなり起きたものでも1回限りのものでもなく、
数十年にかけて、継続的に起きてきたものだ。


隣の国に目を向ければ、無断で危険な細菌兵器の実験を秘密裏に行っていたり、
まるで沖縄や韓国の土地が実験室か何かのような扱いである。

GDP再び後退

2015-08-19 00:47:00 | アベノミクス批判
赤旗より

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内閣府が発表した今年4~6月期の国内総生産(GDP)の速報値によれば、
前期に比べた伸び率は物価変動を除いた実質で0・4%減、
このまま1年間続くとした年率換算では1・6%減で、
日本経済が再びマイナス成長に転落したことが明らかになりました。


日本経済は昨年4月、安倍晋三政権が消費税の税率を8%に引き上げて以降、
消費が急速に落ち込み、実質GDPは昨年4~6月期、7~9月期とマイナス成長を続けました。

今回3四半期ぶりのマイナス成長となったのは、
日本経済が受けた打撃の深刻さを、改めて浮き彫りにするものです。


発表された4~6月期のGDPの内訳を見ても、
個人消費(民間最終消費支出)が前期比0・8%減、
民間企業設備投資は0・1%のマイナスとなるなど、
昨年の消費税増税時に消費や投資が大きく落ち込んだあと、
依然として低迷を脱しきれていない動きとなっています。

経済を支えてきた輸出や輸入も、4~6月期は大幅マイナスになりました。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-08-18/2015081801_05_1.html
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未だにアベノミクスのおかげで経済が良くなったと言いはる経済学者は
いい加減、自分の見通しが甘かったことを自覚しろよと言いたい。



ほとんどのアベノミクス擁護論者は、
随分前から日本経済がこれといって回復せず、
GDPに限って言えば減少すらした事実を消費税のせいにして逃げている。


アベノミクスは正しいんだ!ただ、消費税が上がったせいで上手くいかなかったんだ!
ということにしたいらしい。

私の知る限りでは某有名大学経済学者のT・M教授がそれ。
あれだけ大口を叩いておきながら、どの面で……と怒りを禁じえない。


(なお、アベノミクスがさほど生活に良い影響を与えていないこと、
 それどころか逆のパターンさえ見られることは2013年の時点から指摘されている)


実質賃金が上がらず物価だけ上がれば消費が減る。当たり前の現象だ。
なぜ気がつかなかったのだろう?


御用学者ならいざ知らず、一応、左翼を気取っている先生方の中から
こういうみっともない連中がウジャウジャ生まれたのは無視できない現象。

エコノミストや経済学者がどれだけ読みをはずしてもそれだけで
何らかのペナルティを受けることは無い。

ペナルティどころか時の政権の経済政策を学問的に支持すればリターンがかえってくる。
アベノミクスの権威化に勤しんだ自称左翼の経済学者は今後も反省をしないのだろう。


まぁ、少なくとも、岩○喜久男氏、松○匡氏の本はもう読まない。

弟子なのか本人なのか知らないが、彼らの中には
こんな弱小ブログにまで特攻を仕掛け炎上を目論む暇人が混じっていて本当に嫌になる。