負けてらんにぇ ! みんなでなんとかすっぺ !!

南相馬市から新潟県三条市へ集団避難→同市内の雇用促進宅に→2015.2~同市内の戸建に転居 妻と二人暮らし。

一角あれ ・・・ 心にトゲ ・ カド 2

2012-04-02 22:00:24 | 原発震災避難者






丸くとも 一角(ひとかど)あれや人ごころ

あまり丸きは 転(まろ)びやすきに


「 人角あれ 」とは

「 丸いだけではいけない。一本シンが通っていなくては ・・・ 」

・・・ というほどの意味でしょうか。


丸いだけでは
 
カドのある人たちによって いいように転がされてしまいます。


「 善人 」ではあるべきですが 「 お人よし 」ではいけません。


一面に 転がらないですむような平面もなくてはいけない といいます。


男において ・・・ とくに必要なことがらでしょうか。


トゲのない人が トゲだらけの世を生きるには

それなりの警戒や 心がまえがいります。


情けないけど ・・・

そういう警告も必要であるのが ・・・ 世の中の現実というものですよね。







丸 ・・・ 心にトゲ ・ カド 1

2012-04-02 19:00:19 | 原発震災避難者






「 心がまるい 」の反対は

「 心にカドがある 」 あるいは 「 トゲがある 」です。


そのカドやトゲをつくりだすものは

我(が)であり 欲であり エゴイズム ・・・ です。


そういうカドがぶっつかりあうので ・・・ 世に争いは絶えません。

小は 二人のケンカ口論から 大は 政争 戦争にいたるまで

そのもとは例外なく 人間の心のカドやトゲにあるのです。


それは醜い 悲しいことですから

なんとか世の人すべての心を丸くして

争いを地上からなくしたいものだ ・・・ といいますね。


・・・ お説 ゴモットモですが

また これは理想であって いっぺんにそこまでゆくことはできません。


現実の世の人間は 十人のうち九人は トゲやカドの持ち主です。

・・・ そういう世を渡ってゆくためには また

それなりの知恵もいるのではないでしょうか ・・・ 。





感謝無限 ・・・ 平々凡々たる毎日

2012-04-02 16:00:25 | 原発震災避難者


震災前に



平々凡々たる毎日がつまらなくて

「 なにか変わったことはないか? 」

「 オモシロイことはないか? 」

・・・ などと言ったり 空想したりする人がいます。


しかし ここで考えなおしてみれば

平穏無事であることほどありがたいことはありません。


その価値がわからなくて オモシロイことのみ求めるのは

・・・ 感謝知らず というものでしょうね。


日々の衣食住に こと欠かないだけでも

感謝無限 ・・・ というべきほどに ありがたい現実なのです。








本末転倒 ・・・ 心とすがた

2012-04-02 13:00:10 | 原発震災避難者






形こそ深山(みやま)がくれの朽木(くちき)なれ

心は花になさばなりなむ     (兼芸法師)


古今和歌集に出ている歌で

詞書(ことばがき)に

「 女どもの見て笑いければよめる 」とあります。


・・・ 私の姿こそは
 
深山の奥に隠れている朽木のように 見るかげもなく醜いものだが

ご婦人がた そんなにお笑いめさるな。

心は 花のようにに美しくしようと思えば

できないことはないでしょうからネ ・・・ 。



人はとかく他人を 表面的な姿 形で評価しようとします。

大切なのは 中味である精神面なのに

そのほうは よく見ようとはせず

また 読みとる眼力もとぼしいものです。


自分自身に関しても 表面的なものだけを飾り

内面の修養ということを怠りがちになります。



いつの時代においても 人とは そういうものでしょうが

物質主義 拝金主義の今の世において

・・・ そういう性向は 極まった感がありますね。







ミニ宗教教団の危険 ・・・ 副作用・劇薬

2012-04-02 10:00:05 | 原発震災避難者


震災前に



多くの人は心身の調子が悪くなると 宗教教団に行くよりも

まずは 医療機関に行くか 対応してくれるサービス機関に行きます。


しかし 中には小さなサークルみたいな教団が

ピッタリ合うという人はいます。

そこでは すごく話を聞いてくれるし

似たような人もいるので 自分の居場所ができたりします。


大きい教団より小さな教団のほうが 一人にかかる圧力が違いますし

教団自体のフットワークも違います。


小さいほうが 信者同士ののつながり感が強いです。



ただ どんな宗教でも

宗教である限り 強い薬のような側面があるので

・・・ 副作用があることに留意しなければなりません。

特に サークル的な教団や新しいグループは

長い目で見るという視点が欠けていることも多いようです。

とにかく 今 目の前の苦悩を解決しようとして

先鋭的になるという傾向があります。



ほんとは 3年かかって悪くなった心身は

3年かけて ちょっとずつ様子を見ていくぐらいの視点が必要です。

むしろ 調子の悪い状態に心身を馴染ませていく

・・・ 長い間つきあっていく という心構えも大切です。


つい劇薬が欲しくなりがちですが ・・・

そこは 我慢のしどころだ ・・・ という気がしますね。








ワガママ ・・・ ワガおマンマ

2012-04-02 08:08:34 | 原発震災避難者


震災前に



「 三度たく飯さえこわし柔らかし 思うままにならぬ世のなか 」


ごはんのことを おマンマといいます。

それで「飯」をうけて「まま」としゃれたわけで

ワガママのとおる世のなかではないゾ ・・・ と教えた歌です。


自動炊飯器という便利なものができてから

ごはんたきの手間ははぶけたかわり

ごはんの味は じつにまずくて 単調なものになりました。


あれは何といっても昔ふうに

鉄の釜をもちい 薪やワラを燃やしてたくのが

いちばんおいしいようです。


炊飯器のない時代には

水かげんや 火かげんがなかなかむずかしい。

「 はじめチョロチョロ なかパッパ ・・・ 」などと

火かげんのコツを教える言葉が普及していたほどです。


毎日たいていても かたすぎたり やわらかすぎたり

なかなか思うようにはゆきません。


日々のご飯たきでさえ この通りです。

思うがままに世を生きようなんて とんでもない心得ちがいであるゾ

・・・ そんな お説教をしているわけでしょうね。