負けてらんにぇ ! みんなでなんとかすっぺ !!

南相馬市から新潟県三条市へ集団避難→同市内の雇用促進宅に→2015.2~同市内の戸建に転居 妻と二人暮らし。

不思議さと恵み

2012-04-23 17:28:57 | 原発震災避難者


南相馬市小高区 ・・・ 震災前 放射能汚染前の我が家の庭で



ゆっくりと八木重吉さんの詩集を読みました。



    
こころから

    美しくなると

    そこいらが

    明るく

    かるげになってくる

    どんな不思議が生まれても

    おどろかないと

    おもえてくる

    はやく

    不思議が生まれれば

    いいなあと

    おもえてくる




私達は

どんなどろどろの人生を送っていても

不思議さの中に包まれて生きているのですね。

しかし 人間の欲の深さが ・・・

その不思議さと恵みを失っていくのでしょうね。







「 胸に一物 背に荷物 」

2012-04-23 16:58:57 | 原発震災避難者


南相馬市小高区(避難指示解除準備区域) ・・・ 震災・放射能汚染される前の我が家で



昔の諺(ことわざ)に

「 胸に一物 背に荷物 」

という含蓄のある言葉があります。


背中の荷物が重いのは

「 胸の一物 」があるからでしょう。


俺が 私が ・・・

という胸の一物がなくなれば

背中の荷物は 自ずから軽くなるのです。


「 福 」は

他の荷物を背負いきる ・・・ 捨て身にあると思いますね。








耳休み

2012-04-23 10:26:04 | 原発震災避難者


南相馬市小高区(避難指示解除準備区域) ・・・ 震災・放射能汚染される前の我が家で




「 他人の悪口を言うな。

他人の悪口が始まったら 耳休みせよ 」

という戒めがあります。


他人の悪口を言って

信用が生まれるはずもないし

よい仕事ができるはずもないのです。



「 念 」 という漢字は

「 今 」 と 「 心 」 に分けることができます。


今 何を思い 何を念じているか ・・・ が

明日の姿であることを忘れてはなりません。



「 耳休み 」 をして

心を養う ・・・ ことが大切ですよ ・・・ ね。








闇 ・・・ この大切なもの

2012-04-23 04:48:19 | 原発震災避難者


南相馬市小高区 ・・・ 震災前 放射能汚染前の我が家の庭で



人間は この闇から

闇の持つ不安や 恐怖や 危険から

明かりを求めたのに違いありません。


しかし 逆に 明かりの中で育った子どもや大人は

どうして人類が明かりを求めたか ・・・ 忘れてしまったのです。


高速道路の脇の田んぼの米が 夜でも明るいために

成長が悪くなった という実例があるそうです。


たぶん 闇は

われわれの精神を築くうえでも

大切なものだ ・・・ と思いますね。



* 今 ・・・ 外は 夜明け前の真っ暗闇です。