負けてらんにぇ ! みんなでなんとかすっぺ !!

南相馬市から新潟県三条市へ集団避難→同市内の雇用促進宅に→2015.2~同市内の戸建に転居 妻と二人暮らし。

ニィハオ ・・・ 

2012-04-06 22:16:11 | 原発震災避難者


震災前に



中国へ行ったときのはなしです。


・・・


早起きして 一人で公園へ向かった。


「 ニィハオ 」 ・・・ 道行く人々が 笑顔を向けてくれた。


樹を囲んで呼吸法をしている人たちの中に

皺に埋もれたお婆さんがいた。

ニコニコして 「 ニィハオ 」と声をかけたら ・・・

日本語のできる人がいて

「 そのお婆さんは 何をいってもわからない 」 と私に言った。

でも 笑顔で 私を見ているお婆さんの手を握って

「 お元気でね 」と声をかけたら ・・・

私の手を両手で強く握りしめて いつまでも離そうとしなかった。


私も両手で お婆さんの手を握り返した ・・・ 。








一字一輪 ・・・ 力と命

2012-04-06 20:00:56 | 原発震災避難者


震災前に



私は 一が好き ・・・ です。


字は一字でいい

一字にこもる

力を知れ


花は一輪でいい

一輪にこもる

命を知れ




一如 ・ 一念 ・ 一心 ・ 一時 ・ 一度 ・ 一切 ・ 一向 ・

一称 ・ 一声 ・ 一物 ・ 一味 ・ 一体 ・ 一代 ・ 独一 ・・・・ 。








老齢期最大の敵 ・・・ 心の逃避

2012-04-06 17:00:03 | 原発震災避難者


震災前に



老人に対していま必要なものは

生きがいのある社会参加ではないでしょうか。


老齢期は 病齢期ではありません。 ・・・ ここがポイントです。


老人も生きているうちは働くことです。

周囲の人々に奉仕する使命感に立つことです。


老齢期の最大の敵は

老人なんだから もう働かなくていい という思い

老人なんだから お世話になって当たり前 と思う ・・・ 心の逃避です。



今日の日本の社会機構は 能率主義に偏し

老齢者から職場を取り上げ 社会参加の機会を失わせ

老齢者のための福祉へと追い込んでいるように思われます。


保護 = 疎外 ・・・ となってしまっています。




* 昨日 三条市下田というところから 老人を対象とする講演依頼がありました。







救い ・・・ やすらぎ

2012-04-06 14:00:04 | 原発震災避難者


震災前に



世を捨て 妻子を捨てた山頭火は歌っています。


  山あれば山を観る

  雨の日は雨を聴く

  春夏秋冬

  あしたもよろし

  ゆふべもよろし



世の中が騒音や組織の中で 息がつまりそうになればなるほど

心のなかに求められるのは このやすらぎではないでしょうか。


・・・
 
新しい世界がひらけ

新しい自己が生まれ

生きることが楽しくなり

生まれてきたことが ・・・ ありがたくなってきますね。







学んだこと ・・・ 苦しみの迷宮から

2012-04-06 10:53:15 | 原発震災避難者


震災前に



ここを訪れる人がよく発する言葉に

  「なぜ 私だけが」

  「あのときあのことがなければ」

  「あいつのせい」 ・・・ などがあります。


このような言葉の背景には

状況 出来事 他者によって自分の人生が変えられた

・・・ という思いがあり

そのことから逃れられず 自由になれないでいます。


生まれてから現在まで

親を含めて 出会う人や さまざまな出来事は 学ぶための現象であり

選び 選ばされているのであろうと思います。


私が 日々の業務から学んだことは

自らの苦しみの奥にある魂のテーマに向かい合い 取り組むならば ・・・

死にたくなるほどの苦しみはあっても

乗り越えられない苦しみは与えられない ・・・ ということでありました。


( 2010.10 のノートから )







死のトレーニング ・・・ 苦しむあなたへ

2012-04-06 00:30:22 | 原発震災避難者






いのちは あと20分 ・・・ と仮定しましょうね。


仰臥の状態でまぶたを閉じ 静かな呼吸。


人のさまざまな苦悩は

生きようとしすぎて かえって生きられないのではないか

・・・ という不安感情にさいなまれるからで

むしろ 「 生 」は「 死 」によって支えられているのだ とさえ思い

・・・ 静かに 死に望む境地に心身を任せます。


さて あなたの周りに 誰と誰が集まってくださいますか。

枕元に集まる方達のひとりひとりの顔を思い浮かべてください。


母親でしたら きっと あなたの名を呼びつづけ 嘆いては訴えるでしょう。

その母に あなたは充分報いていたでしょうか。


悔やんでいる間もなく 死は 一刻一刻近づいてきます。

あなたは 本心から母にぶつかって 日頃の不孝を詫びてください。


・・・

意識は 浄化によって光のように透明となり

上昇感がともなう ・・・ もののようです。

想念は ・・・ 自在です。




・・・・・・

私は かって 生きることに意味を見い出せず

鉛のような心をいだき ことごとに怨みと悲しみのうたを歌って生きた人間でした。


しかし いま 私はあなたと

喜びのうたを いのちのうたを ・・・ 高らかに歌いたいのです。