たった一人の自分のいのち

南相馬市小高区　・・・　震災前　放射能汚染前の我が家の庭で



たった一人の自分のいのちです。


「　ああ　腹が減ったなあ　代わりに食ってくれ　」

「　小便したくなってきた　代わりに便所へ行ってくれ　」

「　ああ　眠くなった。ひとつ代わりにぐっすり眠ってくれ　」


誰も　自分の代わりになることはできません。

自分の問題については　・・・

誰も　手伝ってはくれません。

誰も　見てくれてなどいません。


やるのも　自分

見るのも　自分だけ。

自分の力を精一杯出し切る以外に方法はありません。


毎日　毎日

いま　この一瞬　自分で自己鍛錬する。

それしか　・・・　ありませんね。

いのちをあずかる

南相馬市小高区　・・・　震災前　放射能汚染前の我が家の庭で



原発震災で避難する前　・・・　ある中学校から

ぜひ生徒の前で話してほしい　と頼まれて　・・・



・・・　私が　みなさんと同じ中学生の頃の先生は

生徒に知識を教える

・・・　なんてケチな考え方は　持っていなかったんです

教師というより　何よりもまず

生徒のいのちをあずかるもの　・・・　と思っていましたね。

だから　生徒のほうも

ああ　僕のいのち　私のいのちをあずかってくれている先生は

大変だなあ　・・・　と　いつも思っていたんです。



わかってくれたかな～　・・・　先生方。

胸を虚にして ・・・

南相馬市小高区　・・・　震災前　放射能汚染前の我が家の庭で



中国の言葉で

胸を虚にして　腹を実にする

・・・　そういう言葉があります。　（『　老子　』）


非常に大事です。


胸を虚にして　お腹を実に　・・・

そうすると　心臓病など　・・・　なくなってしまうわけです。

胸は　いつでも楽ですからね。


この頃は　ガンで死ぬ人も非常に多いけれど

心不全　心筋梗塞で亡くなる人も非常に多い。


これは　世の中　非常に忙しくて

天然の法則に違反したスタイル　・・・　でやっているからですね。

老いの醜さ

南相馬市小高区　・・・　震災前　放射能汚染前の我が家の庭で



肉体の衰えよりも　本当は

素直な心になれない「　老いの醜さ　」をどうするか　が

・・・　人生最後の勉強なのでしょうね。




★　本当に本当に　感謝です。

こんな愚にもつかないブログを　・・・

毎日　たくさんの方が読んでくださいます。

申し訳ないほどです　・・・　。


ちなみに　昨日は　926位 / 1,709,422ブログ中　でした。


こんごとも　・・・　よろしくよろしく　お願い致します。

「 竹 」は 清浄のしるし

南相馬市小高区　・・・　震災前　放射能汚染前の我が家の庭で



中国では

竹を朱で染め　「　朱竹　」として

福寿を招くものとして　親しんできています。


いかにも　中国人らしい実利的発想です。



日本の民謡「　木曽節　」に

竹の切り口

溜まりし水は

澄まず　濁らず

出ず　入らず

・・・　という一節があります。


どろどろの現実生活にありながら

汚れず　染まらず

感謝とおごりなき生活に救いがあることを

・・・　竹の切り口によせているのでしょうね。


「　竹　」は　・・・　清浄のしるしなのです。