結論から言いますと、ひよこになっておりました。
足の指が4本あり大きな爪がついていて、真っ黒な毛(羽根)で被われた、
まさに黒の烏骨鶏でした。
ここからは、描写的表現がありますので、お食事に差し障りの出そうな方、
またグロテスクなものや気持ち悪いものは駄目と言う方は、この後はご遠慮下さい。
軽い好奇心でこの先に踏み込み、卵が食べられなくなったなどトラウマとなっても、
当方は一切責任を負いませんので、ご了承下さい。
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では、ここからひよこの詳しい様子や、これまでの孵化経過と結果を合わせた、
個人的見解、結論等を、起承転結を考えてると難しいので、徒然なるままに
指にまかせ、独り言形式でいきます。
姿は、見るからにあと数日で孵化する、そんな感じでした。
アーモンドチョコレートほどの大きさの顔と、とがった口、顔ほどの大きさの足、
その指の先には2ミリ近くあるりっぱ爪が生えていました。足の指は4本でした。
体には1センチ位の小さな手羽(正に手羽の形)がついていて、全身真っ黒な
羽毛で被われていました。
それだけ見ていると可愛らしい姿なのですが、残念な事に命耐えてから、
卵内の気圧によってなのか、体内のガスや細胞死滅の一連の流れによるもの
なのかはわかりませんが、肛門から顔の大きさ以上の内臓物が丸い状態で
飛び出ていました。
4、5日前(5日の孵化予定日の後)、卵にライトを当てて見た時、いつも卵の
下部にある気室が消滅していました。既に、卵内で保たれていた生命維持の為の
バランスが崩壊した結果だったのかも知れません。
殻の中のひよこの状態から察するに、3日の旅行(日程変更ができなかったので)に
万全を期して卵を保持携帯していたつもりでしたが、ホッカイロを使っての温度調整
に失敗したのが原因だったようです。まだまだ日中の気温差が激しかった時で、
外気温が低くなるとすぐに34℃くらいまで下がってしまう状態、
それを思い過度に保温したのが裏目に出てしまいました。
今さらですが、外出放置時間12時間(形が出来上がっているので、
そう頻繁に卵を回さなくてもと考えると、放置がぎりぎり可能な時間だったんじゃ
ないだろうか?)を思うと、案外36℃~38℃くらいにして、家に放置しても良かった
のでは?などと、本当に今さら後悔先に立たずなのですが、悔しくてなりません。
死んでしまったとはいえ、殻から出したひよこはとても可愛らしかったです。
孵化3日前位になると、殻に耳を当てれば聞こえるという可愛い「ピヨピヨ」を
聞いてみたかったです。
卵孵化計画もこれで終了です。
失敗はしましたが、保温開始3日目で心臓の元が出来、たった21日間
(たった3週間です。夏休みに入ってから始めても夏休み中にはひよこに
なるのです。)で、1体の、生命を未来へ繋いでいく生き物が出来上がる…、
そんなことを考えたら、命の尊さ、生命の凄さを痛感しました。
この検視にhiiroさんもずっと立ち会っていたわけですが、
何故か、ただ単に可哀相とか悲しいとかよりも、命の進化の過程に立ち会ったという
ありがたさが先にたって、とてもいい経験をし、すばらしいものを学ばせてもらったと
いう感謝の気持ちの方が大きいいです。
この後、こっちゃんは植物を植えていないプランターの土の中に埋めました。
空き地や遠くの土地に持って行くのも、何だか気持ちがしっくりしなかったので、
というか、土に返るまで傍においてもいいかなと思ったので。
ずーっと楽しみにして一緒にお付き合い下さった皆さん、ありがとうございました。
こんながっかりの結果になってしまってご免なさい。
でも今回、現代の子ども達は(子ども達だけでなく大人もかも)もっと生き物の出産や
誕生や、世話を通して生活を共にし命の衰退を見届けることが必要な気がしました。
そうする中で、人の心に本当の優しさと強さが、そして命あるものへの思いやりや
感謝が芽生える、そんな気がしました。
写真はこの下にリンクで繋がるように貼ってあります。
興味で見るか、慈しみで見るか、何かを感じて見るかはご自由です。
ここまでご一緒にお付き合い頂いた方々は、『バロット』なる孵化直前卵のゆで卵に
対する気持ちとは違う感情をお持ち頂いていると推察して、
ただの死骸、或いは気持ちの悪いグロテスクなモノという見え方ではなく、
何か違う見え方で各々の目に映ることを願っています。
どうぞ、クリックしてご覧下さい。
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こっちゃん
◆私のオリジナルソングを公開しています。(ヘッドホンorイヤホン推奨)◆世界に於ける日本の役割は原発技術を広めることではなく、自然エネルギーの活用技術を広め世界を牽引することじゃないのかと思う。◆イジメとジサツと…イジメがなければその子がジサツしない可能性は?限りなく100%に近いと思う。
輝く未来へ踏み出す時
君が待つ場所へと
息を切らして走る
木立を抜ける風を追い越す
木漏れ日の瞬きをすり抜ける
僕は恋に落ちた
いつもの僕らしく
ありのままでいい
そうだ深呼吸しよう!
そして勇気を出そう!
その恋が本気ならば自分で掴む
行動しなければ未来は変わらないだろう?
恋して振られても
確かに学ぶモノがある
挫けたって顔を上げて立ち直る
強くなって僕は一歩を踏み出す
輝く未来が見える
扉は必ず開く
道は向うに続く
そうだ深呼吸しよう!
そして勇気を出そう!
その夢が本気ならば自分で掴む
前へ進まなきゃ未来は変わらないだろう?
何となく青春の詩を書きたかったんだけど、あまり私らしくないな。
こういうのは何だか恥ずかしくて居心地が悪い。
ま、バラエティー豊かなichiiさんということで、気分転換の1作です。
絵はちょっと爽やかに出来た。
我がブログ初の青年ですか?
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