Colors of Breath

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COLORSも16年目。

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もうすぐ中秋の名月

2008-09-12 18:26:06 | 20.日記&独り言とか

 


今年の『中秋の名月』は9月14日だそうです。
満月は15日…。
あれ?、『中秋の名月』って満月の日とは違うよなあ…なんで?
というわけで、WEBってみました。(うわっ、怪しい動詞にしちゃったよ)

Q&A形式のこんなの見つけました。


Q:満月はいつもあるのに、中秋の名月だけがなぜ有名なのか?

A:月の満ち欠けによって暦を作っていた太陰暦(旧暦)では、7,8,9月を秋としていていました。その真ん中の8月15日を中秋といいます。
月の観賞は中国から伝えられた行事で、日本では9世紀末ころから宮中で月見の宴が行われていました。秋は空が澄み渡り、月の高度も程良く眺められる良い季節なので、月を楽しむ習慣が継続しているのでしょう。

この中秋の名月の習慣は、現在ではおだんごとすすきを供えて月を愛でるのが一般的ですが、地方によっては、豆やいもなどをお供えしたり、早く採れたイネ(早稲)を供えるなど、農作物の収穫と関連した行事が行われています。これが、もともとの中秋の名月の行事であったと考えられています。
特に、月ははるか昔から、農作の守護神として世界的に崇められる傾向がありました。このようなことから、中秋の名月は農作物の実りに感謝するという意味もこめられていたのかも知れません。

回答作成協力: 国立天文台広報普及室
参考資料: 谷川健一(著者代表) 「日本民俗文化大系[普及版]第二巻 太陽と月 = 古代人の宇宙観と死生観 =」、小学館(1994)



Q:どうして、中秋の名月と満月の日付が違うのか? 

A: 中秋の名月は、別名「十五夜」というように、旧暦で8月15日の夜になります。このことからわかるように、「中秋の名月」の日は、旧暦に基づいて決まってしまいます。
まず、新月や満月ということについて考えてみましょう。新月や満月というのはそれぞれ、「月が地球と太陽のちょうど間に来た瞬間」、「月が地球からみて太陽の反対側に来た瞬間」をそれぞれ意味します。つまり、いずれもある時刻のことを指しているという点に注意して下さい。
さて、旧暦の1ヶ月は、月の満ち欠けの周期ですから、平均すると29.4日となっています。しかし、暦は1日単位で数えますから、「.4日」ということはありません。従って、旧暦の1ヶ月は29日か30日ということになります。つまり、新月から満月になるための時間は、29.4の半分、つまり14.7日ということになります。
上の図をみて下さい。矢印は新月から満月の間の期間、すなわち14.7日です。新月の時刻が仮に旧暦ついたちの昼間ですと、図のように、満月になるのは旧暦の16日になってしまいます。
さらに、実際には月の運動は一定ではありません。月は地球のまわりを回っていますが、この軌道が完全な円ではないのです。満月が近づいたときに地球から遠くなっていると、月の運動は遅くなり、満月になるのに時間がかかってしまいます。逆に地球に近いところを月が回っていると、月の運動は速くなります。そのため、満月になるまでの時間が短くなります。
以上のような理由から、満月と暦の上での「中秋の名月」に1~2日のずれが生じることがあるのです。

Q:中秋の名月の表記は「中秋」と「仲秋」、どちらが正しいのか?

A:まず、その両方がどういう意味を持っているか、調べてみましょう。

三省堂の新国語中辞典を開きますと、この2つの言葉は次のように解説されています。

仲秋…《秋の三ヶ月(七・八・九)の中の意》陰暦八月の別称。なかのあき。
中秋…陰暦八月十五日。「--の名月」

中秋の名月は、陰暦(旧暦)で8月15日、つまり秋の真ん中の日の月のことを指します。従って、陰暦8月15日を示す「中秋」という言葉の方がふさわしいことになります。

仲秋という言葉は、旧暦で8月を示す言葉の1つです。もともと旧暦の月の呼び方の中に、季節の真ん中の月(春なら2月、夏なら5月、秋なら9月、冬なら11月)に「仲」をつけて呼ぶ言葉があります。例えば、「仲春」といえば2月、「仲夏」といえば5月となります。もちろん、「仲冬」という言い方もあり、これは11月を指します。
「名月」という言葉を「満月」と解釈すれば、「仲秋の名月」でも間違いとはいえなくなりますが、もともとの「8月15日の月」という言葉からすると、「仲秋の名月」よりは、「中秋の名月」の方がより正しい、ということがいえると思います。

もっとも、この「仲秋」と「中秋」は、長い歴史の中でだんだん区別されずに使われてきているようにもみえます。「広辞苑」第4版をみてみますと、「中秋」と「仲秋」は同じ言葉として扱われています。


【参考資料】
三省堂新国語中辞典、三省堂編修所編、1967
広辞苑第四版、新村出編、岩波書店、1991

 

 

へ~、ちょっと賢くなった。 
それから、月見バーガーのコマーシャル、好き。
「おっつ~、月見バーガー買って来たよ~」っていうやつ。
あの今風なウサギ達、なんか憎めないんだよな~



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