Colors of Breath

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COLORSも17年目。

◆私のオリジナルソングを公開しています。(ヘッドホンorイヤホン推奨)◆世界に於ける日本の役割は原発技術を広めることではなく、自然エネルギーの活用技術を広め世界を牽引することじゃないのかと思う。◆イジメとジサツと…イジメがなければその子がジサツしない可能性は?限りなく100%に近いと思う。

未来のために今を見る

2011-05-09 21:40:49 | 20.日記&独り言とか


(上の写真は陸前高田のものではありません。)

東日本大震災:がれき縫いスイセンの花…陸前高田 - 毎日jp(毎日新聞)


当初は何が何でもと後先を考えず強行に前進しようとしていた、
混乱の真っ只中にいた被災地の人々も、少しずつではあるけれど、
場当たり的でない復旧を考える落ち着きを取り戻し、
最良の方法を模索しながらも着実に前進できる方向に
舵を向け始めているように思います。

問題は土壌汚染。食物連鎖を阻止する救世主はヒマワリかヨモギか粘菌か。
(農業従事者が独自に情報を集めながら動き出しているようです。)
土壌の塩害にアイスプラントはキーワードかもしれません。
アイスプラントネイチャーテック(アイスプラント)
新野菜アイスプラント 土耕栽培で注意喚起/佐賀のニュース
但し、土中に重金属類がある場合それも吸収してしまうということなので、
津波の塩害に関しては食用以外の観点からの研究や活用を考える必要があるでしょう。

海洋汚染の救世主は?
↓こんなニュースもありました。
ゼオライト、汚染水対策に=放射性物質吸着、冷却再利用も-福島第1原発・東電

そして瓦礫の海に生物が戻ってくるのはいつ?
東日本大震災 定置網漁再開へ 釜石で海底がれき撤去開始 (毎日新聞)
 
今朝のNHKのニュースで、東京大学研究チームによる
海底の調査の様子が流れていました。
上記のニュースは5月6日のものですが、今朝のテレビニュースの内容は、
津波の大きさがあまりに強大で、近海に瓦礫は沈んでいないというものでした。
大槌湾 ワカメやがれき消える NHKニュース
場所によって違うのでしょうか?それとも日にちが経つにつれ状況が変わったのでしょうか。
しかしながら生き物が生存できる海草群などは壊滅的で、
いつ生物環境が元通りになるのかは研究者にシミュレーションしてもらい、
それらを参考にして再生させなければならないのでしょう。

しかしなかなかことの進まないのが福島の原発問題です。
今日、少し震災関連から離れていたCOLORSでこの記事をアップしたのは、
今回の東日本大震災と津波による原発事故とその対応を非難しているわけではなくて、
我欲の自己保身の為の都合のいい部分をいかにも明るい未来があるかのように
まやかしの便利さと巧みにすり替え洗脳にも似た方法で吹き込み、
風化と共に無関心へと誘っていく時間の経過に紛れて、
危うい未来を選択させようとしている流れを危惧しているのです。

私は、COLORSにご縁を持って下さった皆様だからこそ、
是非見て欲しいという思いで今回、下の動画をいくつかピックアップしました。

もうすぐ表メディアでも、なぜこの狭い地震大国日本に54基もの原発が、
それも人々が他の様々な事に気をとられているうちに、
日本国民の意向を仰ぐでもなくあれよあれよと言う間に造られたか、
その裏のカラクリが明らかになってきそうです。
現在問題の対応に追われているのは民主党であり菅さんですが、
この54基建設時に政権を握っていたのは自民党。
(震災の対応には噛み付くが、原発問題となると、すっと影を潜めるという不思議。)
(ごっそりと天下りがいた時点で裏があったということでしょうが。)

史上稀に見る被災の惨状を目の当たりにしたことで、
報道メディアが上っ面のゴシップではなく人間らしい正義の報道に目覚め、
その役割を遂行しようとする流れにあることに希望を感じます。

原発への警鐘

【大切な人に伝えてください】小出裕章さん『隠される原子力』 

 最後の30秒のくだりは全く同感です。


【内部汚染と土壌汚染による食物連鎖(5~10年後の子供達の身体への影響)への脅威】
以下の動画は、チェルノブイリ原発事故被災地で5年半の小児甲状腺がん治療経験を持つ
医師の菅谷昭氏が、放射性物質の体内内部被爆について分かりやすく解説し
警告を発しています。松本市­定例記者会見の一部です。

菅谷昭 松本市市長が内部被爆について語ります 1_2

菅谷昭 松本市市長が内部被曝について語ります 2_2 


プロジェクトX 挑戦者たち チェルノブイリの傷 奇跡のメス

「プロジェクトX 挑戦者たち チェルノブイリの傷 奇跡のメス」
1986年4月26日。旧ソ連ウクライナで人類史上最悪の事故が発生した。
チェルノブイリ原子力発電所4号炉の爆発。
大量の放射性物質が発生、その多くが風下に位置したベ­ラルーシに流れ、間もなく悲劇が始まった。
子供たちに甲状腺ガンが多発し始めたのである。
現地の病院で手術を受けた子供たちの首筋には、一生消えない大きな傷がついた。
そ­の時、一人の日本人医師が立ち上がった。
信州大学医学部の外科医、菅谷昭。父は、夜の往診も厭わない町医者。
もっと患者と向き合いたい、そんな思いを抱き続けていた菅谷は­、
大学教授の座を辞し、ベラルーシに渡ることを決意する。
ベラルーシでの菅谷のたった一人での闘いが始まった。
やがて菅谷の高い手術技術や、患者との交流に心打たれていく­若い現地医師たち。
いつしか菅谷のアパートに集まり、勉強会が開かれるようになった。
菅谷は、彼らに自分の手術技術の全てを伝えた。(動画説明より)

勿論今現在を何とかしなければならないのは差し迫った現実ですが、
それを実行する時にひとつ深呼吸して、
少しでも将来のビジョンを考慮して行動する必要があるのではないかと思うichiiです。


ていうか、何とか仮設住宅による、被災者(避難者)が生活できる環境を、
被災した場所を復旧する為の拠点に出来る環境を作れないものでしょうか。
もう2ヶ月も経つというのに…。

 

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