前々回、バッテリー切れで細切れ尻切れになって失敗してしまった方の動画
『アオスジアゲハが幼虫からサナギになる瞬間』のサナギくんのその後です。
このサナギくん、脱皮した後の姿を見ると、胸の辺り(内部)に黒い影がありました。
戸外でそこそこ成長した幼虫を持ってきて育てていたため、
もしかしたらハチやハエに既に寄生されてたのではないかという寄生サナギ疑惑浮上。
よって、すぐさま2リットルペットボトルを切って作ったシェルターに隔離。
そうして経過観察を続けて約1週間たった頃…(危うく忘れるところだった)
何気にふと見ると…おや??
サナギの殻が普通に透き通ってチョウの色が透けて見えてるじゃないですか?!
それから、写真を撮る間もなく、あれよあれよと羽化が始まり出てきちゃいました。
少しずつ、くしゃくしゃだった翅が広がり…
翅がすっかり乾いて広がったようだったので、暗くなる前に外へ…
でも、まだ身体が重そうで、飛んで行きません。
アオスジアゲハの特徴である翅の青い帯の色がすっごく薄いです。
そして身体もとても小さいです。
実物は下の写真くらいだった気がします。
タテハチョウくらい。
さて、このチョウ、実はちょっとサプライズをくれました。
アオスジアゲハファンならきっと羨ましがるだろうなあ。
続きはあしたね。
そう言えば、この子を解放した後に、ichii島の鉢植えのクスノキに、
これぞアオスジアゲハというくらい鮮やかな青い帯色をした、
この子とは大違いの大きさの個体がやってきました。
(上手く撮れなくてごめんなさいね。)
取り急ぎ、ちょいと大きさと色の再現画像を作ってみました。
実際見るとその鮮やかさに感動します。
(これは加工画像です)
こんな感じ。
しばらく、付近を飛び回っていましたが、やがて空高くどこかへ。
その後クスノキの葉陰をよ~く調べましたら、ありましたよ~!
真珠のような 卵がふたつ。
これから寒くなってくるけど成虫になるのかなあ。
暫く様子を観察しようと思います。
これからは気候に即して成長してもらわなければいけないだろうから、
室内に保護せずこのまま様子を見ようと思います。
(もしかしたら、寄生サナギになっちゃうかもしれないけど…う~ん)
ではでは明日をお楽しみに。
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