初日に鑑賞して来ました。(3D 字幕)
1996年 エベレストで起きた史上最悪の遭難事件のお話です。
楽しみにしていた割には内容をよく知らずに観たので、ド派手な演出とかあるのかなと思っていたのですが、
実話を忠実に再現したみたいな感じでした。(詳しくはWikiで。)
なので遭難に至るまで淡々と話は進んでいきます。
もし自分がエベレストにチャレンジするとしたら、こんな経緯で登っていくんだな~というのが体感出来る気がします。
チャレンジすることはありませんけど~。
逆に登りたいとは思えなくなってしまいますね。
実際にエベレストで撮影されたそうですが、映像は素晴らしく美しいです。
自分で見ることの出来ない風景を眺められて、これだけでも満足です。
時折ミニチュア風になる場面がちょっと気になったんですが。自然の壮大さを出すためなんでしょうか?
エベレストってプロの登山家がチャレンジするために登るものだと思ってたんですが、登頂ツアーなるものが組まれてるというのを知って
ちょっと驚きでした。
バカ高いお金を払って、ベテランガイドさんに引率してもらって登らせてもらうんですよ。
頂上にアタックするのに気候のいい時期をみんな狙いはるから、 登山ルートはごった返すらしくて。
紅葉めぐりかと思ってしまいます。
いちお各隊協力して登りはるみたいですが、この時はちょっとしたトラブルが積み重なったみたいな感じですね。
でも一番はルールを守れば防げたのではって思うんですが・・・。 天候の急変もあるけど。
来たからにはっていう気持ちは分かるけど、やっぱりプロの助言には従わないとね。
登頂したら満足じゃなくて、生きて帰ってこそでしょ。
でもチャレンジする人って、死ぬまで冒険続けるんでしょうね。
登山家の人のコメントにチャレンジした経験が日常に生かされるみたいなことを書いてはったけど、
メンバーの一人のベックは、日常の鬱が山で晴れると言うてたし、非日常的な体験をすると、普通の生活では満足出来なくなって
糧どころかもう病気みたいな感じになってしまうんじゃないかと思ってしまいました。
悲惨なお話で、ラストに犠牲になった方の写真が出た時はちょっと悲しくなったけど、後味悪さしか残らないような
メンバーが徐々に弱っていったり、過酷さは伝わったけど。
それより回収出来ない遺体やら何やらが残ってて、エベレストが大変になってしまうじゃないって感じです。
ベックの奥さんがヘリを飛ばすのも当然みたいな言い方だったのもなんか微妙な気がしました
豪華なあの人この人が出てはるんですが、雪山では誰が誰だか。
いよいよサムさんが活躍するんだと思ってたけど、実話なので見せ場がなかったですね。
ストーリーは淡々ですが、映像は素晴らしいので是非劇場で!
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こういった作品を観てしまうと、自分は絶対に登れそうにありません…。
そうそう、サム・ワーシントンの扱いが非常に残念でした。
もっと活躍すると思っていただけに。
顧客のどうしても登りたい、ガイドの登らせなきゃという思いがマッチして、一歩間違えたら命取りですよね。
なんだかエベレストが人によって汚されそうで可哀想になってしまいました(TT)