はるみのひとり言

気ままなお散歩と猫と美味しいもん

2015年 映画鑑賞リスト 7月

2015-07-28 | こんな映画観たよ

悪党に粛清を ★★★.9

チャイルド44(試写会) ★★★★

バケモノの子(試写会) ★★★.5 

アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン ★★★.7

ターミネーター:新起動 ジェニシス ★★★.8

ひつじのショーン バック・トゥ・ザ・ホーム ★★★★

マッドマックス 怒りのデス・ロード 2D字幕 v2 ★★★★.5

マッドマックス 怒りのデス・ロード 2D字幕 V3 ★★★★.8

マッドマックス 怒りのデス・ロード 2D字幕 V4 ★★★★.8

マッドマックス 怒りのデス・ロード 2D字幕 V5 もはや点数は書きません!


ターミネーター : 新起動 ジェニシス

2015-07-17 | こんな映画観たよ



映画館で観ました。

 2029年、機械軍との壮絶な戦いを繰り広げていた人類は、抵抗軍のリーダー、ジョン・コナーの活躍により劣勢を挽回、ついに勝利を手にしようとしていた。追い詰められた機械軍は、ジョンが存在した事実そのものを消し去るため、殺人サイボーグ、ターミネーターを1984年に送り込み、ジョンの母サラ・コナーの抹殺を図る。これを阻止するため、抵抗軍側はジョン・コナーの右腕カイル・リースが自ら志願して過去へ向う。ところが1984年に辿り着いたカイルは、いきなり新型ターミネーターT-1000に襲われる。その窮地を救ったのは、タフな女戦士サラ・コナーと敵のはずのターミネーターT-800だった。実はこの世界は、既にカイルの知る過去とは別のタイムラインを進んでいたのだった。<allcinemaより>

T1,T2は大好きな作品。劇場にも観に行ったよ。
どこまでも追いかけてくるT-1000にしつこ過ぎるぜと思いつつも緊張感あったし、ジョンとの絆や溶鉱炉に沈んでくT-800に涙したものでした。
 それで完結じゃないの?と思ってたのでT3,T4は観てません。(TVで観た?記憶が全然ない)
大人になったジョンがイケメンでなかったのに観る気がうせたってのもあるけど。(そこかい!)

今回は観るかどうか迷ったんだけど、新起動ってことで新たな展開があるのかもと期待しつつ足を運びました。
う~ん、サラが子供の時にT-800が来ててすでに戦士なってたってことに変わってて、T1,T2の良いとこ取りをしてるだけ感が拭えないですねー。
T2でのジョンとT-800の関係がサラに変わっただけみたいな。
T-800がさらに人間味を増して、かなり父親目線だったよね。
シュワちゃんがかなり爺さんになってるから、爺ちゃん目線か。

T1,T2で観たあのシーン、このシーンを思わせるシーンが盛り込まれてて、2作品のファンならそれを見つけるのも楽しみのひとつかもしれないけど、ストーリーがいまいち乗り切れなんな~。
時空を飛んでちょっとややこしくなってるっていうのもあるかもしれんけど、それよりジョンが敵になってたらあかんでしょ。
それに何であんな顔やねん。

もうシュワちゃんありきの映画っていうか、ゆるい笑いも混ぜて客に媚びてるような気がする。
もっと緊張感あるものにして欲しかったよ。シュワちゃんが爺なんで無理かな。

なんだかんだ言うたけど、映像も凄いし迫力もあったし、ゆるい笑いにもクスっとなったし楽しめたかな。
でももう次はごめん・・・観ないかな。


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バケモノの子

2015-07-08 | こんな映画観たよ



試写会で観ました。 

 この世界には人間界とは別に、バケモノが暮らすもうひとつの世界があった。
渋谷の街にありながら、決して交わることのないバケモノの世界、それが“渋天街(じゅうてんがい)”だった。
ところがある日、ひとりぼっちの少年がバケモノの熊徹と出会う。
少年は強さを求めてバケモノの世界へ行くことを決意、熊徹の弟子となって九太という名前をもらう。
熊徹は一二を争う強さを誇りながら、粗暴な性格ゆえに誰からも慕われることない渋天街のはぐれ者だった。
そんな熊徹にことあるごとに反発しながらも、強くなるために懸命に修行に励む九太だったが…。<allcinemaより>


「おおかみこどもの雨と雪」はエンディングのお母さんの唄でわ~んときたんだけど、今回はお父さんと息子で観るのが一番楽しめそうな気がする。

一人ぼっちで行き場のなくなった久太が熊徹の弟子になって強くなるために修行するだけど、師匠の熊徹もまた一人ぼっちで大人になってしまったので、
教え方も久太の扱い方も分からない。
そんな雑な熊徹に反発する久太だけど、似た者同士の2人がぶつかり合いながらもお互いに成長していきます。
弟子は師により成長し、師もまた弟子により成長するみたいな。
それだけでなく、久太にはまわりに助言してくれる人がいるんだよね。

対して熊徹のライバル猪王山の息子一郎彦は、出木杉くんみたいな子だったのに心の闇に飲まれてしまいます。
昨今の「あんないい子が」って言われてた子が起こす事件を思い出します。
子供は地域が育てるものって言うけど、昔のようにうるさいおばさんや怖いおっちゃんとかいる方がいいのかなって思えたりします。

熊徹と久太の関係の方が親子の絆に見えてしまったので、本当のお父さんの存在が中途半端な気がしたんだけど。
いっそのことお父さんは亡くなってた・・みたいだったらダメだったのかな?

あとチコは何だったの?とか、楓までがバケモノの世界に来てて、誰でも簡単にバケモノの世界に入れるんかなと思ってしまいました。

お子ちゃまたちは熊徹と久太の掛け合いにケラケラ笑ってましたよ。
大人も普通に楽しめるって感じだったかな。

7月11日(土)より公開です。


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チャイルド44

2015-07-02 | こんな映画観たよ



試写会で観ました。

1953年、スターリン政権下のソ連。ある夜、国家保安省(MGB)のエリート捜査官レオは、変死体となって発見された戦友の息子の亡骸と対面する。
事件性は明白だったが、上司は“理想国家のソ連にこのような犯罪は存在しない”との理由で事故死として処理するよう命じる。疑念が拭えない中、 今度は最愛の妻ライーサにあらぬスパイの容疑がかけられ、レオに妻を告発するよう圧力がかかる。これを拒否したため、レオは地方の警察署に飛ばされてしまう。するとそこで、再び少年が被害者の猟奇殺人事件に出くわす。 犯人を野放しにするわけにはいかないと、署長のネステロフに協力を仰ぐレ オだったが…。 <allcinema>

原作も知らないので、てっきり消えた子供たちの真相を追う謎解きの話と思ってたんですけどね~。
軽い気持ちで観に行ったらえらい目に。
突っ込みどころも気の抜けるところもない、重い重いお話でした。
ラストに救いはあるんだけど、なんか重苦しい気持ちになりましたね~。
いろんな思いが頭を巡って、言葉が出ませんでした。
いやいやでも、これはスターリン政権下のソ連で実際に起った話で、すご~い考えさせられるし見応えある作品です

当時のソ連では殺人は資本主義の病理で、理想国家を築いたソ連には存在しないものとされていて、その思想を貫くため、事件が起こるとすべて事故として処理するというとんでもない考えがまかり通っていました。
何かおかしいぞ~と思っても、誰も声を上げられません。声を上げると党に目を付けられ身の危険も迫ります。

密告制度も導入し、国家に都合の悪い人間を探してるので、誰を信用していいか分からんなくなりますね~。
夜もおちおち寝てられませんよ。
嫌ですね~こんな恐ろしい世の中。

MGB捜査官のレオも容疑者を捕まえる側だったんだけど、親友の息子が殺されたのをきっかけに疑問を感じて犯人を追おうとするんだけど、妻はスパイ容疑をかけられるし、自分も失脚する羽目に。
裏切ったり裏切られたり、重苦しい話が続きます。
消えた子供の話はどうなるんだ?この話はどこへ向かおうとしてるんだ?と、ちょっぴりしんどくなってきます。

やっと真相に辿り着いたのはいいんだけど、犯人のそこまで追い込まれた気持ちがセリフから想像する感じだったので、なんとなくしか伝わらずちょっと残念だったかな。
これも戦争の爪痕みたいな感じだったけど。

こんな救いようのない話の中で、レオと妻の話が唯一の救いになりましたね。
 こちらも驚きの告白はありましたけど、本当の夫婦になれて良かった。夫婦の話として観るのもいいかも。

あと冷酷なMGBワシーリーを演じたキナマンくんがイケメン過ぎるのも見所ですね。
萌え萌えと言ってられないような人物なんですけどね。かなり酷い奴です。

こんな恐ろしい時代にならないように願いたいです。

7月3日(金)より公開です!


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