前回鞍馬でたくさん歩いたので、今回はちょっと優雅に庭園散策です。
5月いっぱい京都岡崎の非公開庭園が公開されるとあったので行って来ました♪
三条駅に着いて、kyoen内にある「眺庵~かがやき~」にランチを食べに行きました。
ほとんどが小さい個室になっていました。こちらはカウンターになっていて、中庭が見渡せながらお食事が出来ました。
竹筒ランチ 1500円
可愛い竹の器にいろんなお料理が入っていました。器持って帰りたかったな~。
ランチの後は蹴上駅まで歩きました。
南禅寺に行くにはこの赤レンガのトンネルが近道だそう。
「千と千尋の神隠し」のトンネルを思い出しました~。
トンネルを抜けてインクラインに上がりました。
京都と琵琶湖を結ぶ水路「琵琶湖疎水」は、水道用水の確保と船での交通の充実を図るために明治時代に建設されました。
インクラインは、船が上がれない急な坂を貨車を使って引っ張り上げるための線路の跡です。
春は桜のトンネルになっていたインクラインも新緑に覆われ、通ってる人もいませんでした。
インクラインを散歩して、岡崎の庭園散策に向かいます。
大寧軒
大寧軒は南禅寺の塔頭の大寧院跡に、明治末期の茶人・薮之内紹智の構想により造られた非公開庭園です。
何有荘
何有荘は今回巡る庭園散策の予定に入ってなかったのですが、
「100年ぶりの公開」の看板につられて思わず入ってしまいました。
入場料は1000円と高かったのですが、池あり滝あり、そして小高い山ありで、
ちょっとしたハイキング気分を楽しめるような庭園でした。
明治天皇使用の茶室です。
山頂にある草堂です。
草堂には地下に続く階段がありました。降りて行くと・・・
地下にはレトロなトンネルがあり、下の庭園へと出ることが出来ます。
山頂から見た何有荘
金地院
南禅寺の搭頭の一つで、室町時代に創建され、慶長年間に金地院宗伝により北山から現在のところに移されました。
明智門
この門は桃山建築の唐門で、天正十年明智光秀が母の菩提のため黄金千枚を寄進して紫野大徳寺に建てたもので、
明治初年にこちらに移されたそうです。
東照宮へと続く参道です。
東照宮
創建当時は豪華だったんだろうな~。
鶴亀の庭
金地院の見所の一つ「鶴亀の庭園」は特別名勝に指定されてるそうです。
枯山水の庭園は小堀遠州の作です。
庭を一望出来る方丈の前に座っていると、時が経つのを忘れてしまいそうです。
南禅寺 三門
大寧軒の半券で何禅寺の三門に上がるとこが出来ました。
三門の急な階段を上って行きます。
三門からの風景です。
南禅寺は平日でもたくさん拝観されていました。
修学旅行生が多かったです。
無鄰庵
無鄰庵は明治・大正の老元 山懸有朋によって造られた別荘です。
疎水の水を取り入れ、三段の滝・池・芝生を配した池泉廻遊式庭園です。
洛翠
明治の名造園家 小川治兵衛(7代目)が手掛け、11代目小川治兵衛の手により「植治の庭」としてよみがえりました。
琵琶湖を忠実に模した池が特徴で、池の周りには中国 清から約280年前に伝来した「画仙堂」や、
大正3年に建てられたお茶室「渓猿亭」などがあります。
不明門(あけずのもん)
白川通り側には伏見桃山城から移築された不明門が構えています。
その名の通り、今もあけられたことがないそうです。
庭園を見ながらお抹茶とお菓子を頂きました。(^^)
白河院
琵琶湖疎水から水を引き入れ、東山を借景とした池泉廻遊式庭園です。
7代目小川治兵衛(植治)の作で、植治の円熟した技が随所に現れている貴重な庭園だそうです。