映画館で観ました。
1984年 サッチャー政権下のイギリスで炭鉱閉鎖計画に反対しストライキを起こした炭鉱労働者。
権力に虐げられ困窮する彼らを助けるため支援の会を立ち上げた同性愛者グループと炭鉱町の人々との友情を実話をベースに描いたお話です。
評判がいいみたいなので感動作なんだろうとメチャ期待して行ったんですが・・・。
社会的弱者な人たちの話をコミカルに描いたみたいな感じなので、時折入るジョークにクスっと笑えたり(笑えなかったり)、友情が結ばれるいいお話なんですが、私は思ってたほど感動しなかったかな。
実話なので少数派でも人と人が連帯すると大きな波が起こせるんだってことで、そういう話には感動的なんですけど、映画を観てる分には普通だったかも。
たぶん炭鉱町の人やLGSMメンバーの人物描写がサラ~っとみたいな感じだったからかな。
何かあるっていうのは分かるんだけど、今一歩深く思い入れることが出来なかったような。
それにみんないい人過ぎて。
炭鉱町の責任者やジョーのママも実はみたいにカミングアウトした時はえ??な感じで。
詰め込まれた問題が私の中で消化しきれないままに話が進んで行ったみたいな感じだったので、ちょいアレアレ?な気持ちのまま感動のラストに突入してしまいました。
拳を上げるような感動だと思ってたんで、ちょっと肩すかしだったかな。私の心が腐り果ててるのか?
一番グっと来たのは、ジョナサンの誇りを持てって言葉だった。
あのシーンが一番響いた気がする。
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