レディースデーに見て来ました。
9.11同時多発テロ事件から10年、首謀者ビンラディンを追い詰めるまで何が行われていたのか、
作戦に投入された女性CIA情報分析官を通して描かれたお話です。
9.11テロ事件は衝撃でしたが、その後ビンラディンを追い詰めるまで命がけで戦ってはったんですね。
ビンラディン殺害のニュースを聞いた時「ありゃ」と呑気に思ったくらいだったんですが、
その捜査の執念に驚かされました。
殺害までの10年をリアルに再現されたような感じなんですが、2時間40分の上映でしたが、
一部始終を覗いているようで入り込んでいたので、全然長く感じず見応えがありました。
冒頭の拷問シーンは、最初っからこんなシーンが来るとはとドキドキしてたんですが、
最近猟奇的な映像を見ることが多いので、まだマシでした。
実際はランボーみたいな拷問じゃないのね。(十分キツイと思います)
拷問される側だけじゃなく、する側も。精神的に。
情報が得られないままに次々テロが起き、マヤの心を許せる同僚も自爆テロに巻き込まれてしまいます。
この事件でマヤはますます捜査に執念を燃やすようになります。
多くの罪のない人が巻き添えになるのを見て、一刻も早く居所を掴んで酷いテロリストを
何とかするべきだと思ってたんですが、ラストのアジトへの突入シーン。
寝入り端を襲われビンラディンも射殺され、 10年の捜査が実って本当はめでたしなんですが、
ヒーロー映画の善が悪を倒したような爽快な気分にはなれませんでした。
なんだか虚しい気持ちになりました。
目の前で親を殺された子供たちは、あの日のことを理解出来てるのかな~。
「私のために殺して」と言ってたマヤだったけど、最後の涙は何の涙だったのかな~。
それとレーダーに映らないヘリらしいですが、夜中にあんなに大きな音を立てて来たら
気づかれないのかな~と思ってしまいました。着陸失敗してるし。
抜け穴とかは掘ってらっしゃらなかったんでしょうか。
後で知ったんですが、マヤを演じてはったのは、「ヘルプ」で仲間はずれにされてた、ちょっとおバカキャラな
奥さんだったんですね~。
ジュリア・ロバーツに見えちゃってたんですが。
違う人みたいで全然気づきませんでした。素晴らしかったです!
またまた大阪城梅林に行って来ました。
先日よりもっと咲いてるかなと思いましたが、気持ち増えた程度だったかな。
でもゾロゾロと来られていました。
こちらの入口の赤い鹿児島江はわりと咲いていましたが、
向かいの南高は全然でした。
売店近くの辺りはもうすぐ見頃になりそうですね。
クリスタルタワーとのショットを撮りたい
外からはこんな感じ。
咲いてる方が少ないので、すぐ見終わってしまいます。
咲いてる梅のアップを
今回一番目を引いた旭鶴。咲き誇っていました。
楊貴妃の蕾は大きく膨らんでいました。もう咲くね。
可憐な梅を眺めているのに、通りすがりのオジサンが鼻毛に似てると言ってて雰囲気ぶち壊しに
枝垂れ系が咲き出すと豪華な雰囲気やろね。
売り物の蝋梅。
柵の中に入ってる人いなかったけど、ちゃんと定着したのかな。
見頃になると、この中でお弁当食べてる人いるからね。写真撮ってる人もだけど。
いいのか悪いのか、曖昧やな~って気がする。
また折を見て行って来ます。
試写会で見て来ました。
制御不能になった飛行機を奇跡の操縦で緊急着陸に成功させた機長。
多くの命を救い、一躍ヒーローになるが、彼の血液からアルコールが検出され・・・・。
予告のイメージとは違った展開になるお話でした。
勝手に想像したのが悪いと思いますが・・・・。
ウィトカー機長が立ち直るお話です。
たぶん機長のような人がいるとかなら、最後の決断に感極まるかもですが(後ろの人泣いてた)、
途中までは「ふざけんなよ!」って言いたくなってしまいます。
映画が悪いんじゃなくて、機長らにね。
実際弁護する人らは、あんな風に工作してるんか~って思ってしまったわ。
最後の決断はあたりまえやろですが、機長にとっては勇気のいることだったと思うので、
良かったと思いますが、知り合った彼女や元に戻った家族のこととか、
あっさり終わってしまったので、なんか ん、ん??って感じでした。
しかし急降下する飛行機の場面は、手に汗握りました。
だから飛行機乗りたくないのよ~って。
偉業を成し遂げても、酒ひとつで身を滅ぼしてしまうみたいな格言を作れそうな映画でした。
3月1日(金)より公開です
前に何の番組だったか忘れたけど、パスタを1分茹でるだけでアルデンテになるっていう裏ワザを見て、
それ以来この方法で作ってます。
パスタ作りがめちゃ楽になって嬉しい
沸騰したお湯にパスタ投入。
そのまま沈んで行くまで放置。
パスタお湯に浸かったら、そのまま1分茹でます。
ちょいかき混ぜて・・・。
1分経ったら蓋をして終了。
タイマーセットはパスタの茹で時間でOKらしいけど、私は+20秒くらいにしてる。
待ってる間にソース作り。
カゴメ基本のソース投入。
出来上がり~。
アルデンテになってるかは??だけど、しっかり茹で上がってますよ。
火を止めても鍋のお湯は、パスタを茹でる80℃を保ってくれてるらしい。
ガス代の節約にもなるし、吹きこぼれの心配もないので重宝しています~。
先週のレディースデーに見ました。
家族が経営する精肉店で配達員として働く42歳 独身ダヴィット。
20年前 お小遣い稼ぎのため、約2年の間に「スターバック」という偽名で693回精子提供を行うが、
何かの手違いで結果533人の子供が誕生。
うち142人から身元開示の訴訟を起こされる。
困ったダヴィットは友人の弁護士に相談し裁判の準備をしますが、子供のリストを何気に1枚見たら、なんと自分の応援するサッカーチームの選手で。
それ以来自分の子供に興味を持ち、一人ずつこっそりと様子を見に行くのですが、
路上ミュージシャン、プールの監視員、カフェで働きながら役者を夢見る青年、
自分の力で立ち直ろうと思ってる薬物依存症の女の子、施設で孤独に暮らす障害者の子と様々な人生が・・・・。
ダヴィットは身元を隠したまま子供たちと触れ合い、守護天使のように彼らを見守っていくのですが・・・。
533人の子供が誕生なんて、どんな話になって行くのかと思ったら、クスクス笑って
とってもハートフルなお話でした。
ダヴィットはダメダメな人なんだけど、根は優しい人でなんか憎めないんだよね。
成功してるサッカー選手のことを知った時は、舞い上がったみたいだけど、
その後会った子供はうまくいってなくて、ダヴィットはさりげなく力になろうとするんです。
子供を育てたことのないダヴィットなのに、父親以上のさりげない心遣いに胸が熱くなった。
お小遣い稼ぎも家族のためだったし。ダヴィットの家族もいい家族やったわ。
生まれた赤ちゃんは142人もの兄ちゃん姉ちゃんから愛されて幸せだろうね。
血の繋がってる人間がたくさんいるっていうのもいいかな~って思えました。
上映されてる映画館が少ないのが残念ですね。
幸せ気分になれる映画なのに。
でもハリウッドでリメイクもされるそうで。
ほんわかした雰囲気は残ってたらいいのにな。
原題は「スターバック」だそうですよ。
スターバックスと思ってた。
ちなみにスターバックって世界中に20万頭の子供がいる、カナダの超優良種牛のことだそうです。
シネ・リーブル梅田で上映中
試写会見て来ました。
大学進学のため長崎から上京した横道くんが関わった人たちとの
ほのぼのとした交流と、数年後、彼のことを思い出し愛おしい日々を懐かしむみたいな話です。
時代は80年代でしょうね。冒頭駅前に斎藤由貴の写真がありましたから。
横道くんっていい奴なんだけど、ちょっとズレていてアフロ田中を思い出しました。
横道くんの大学生活が淡々となので、これと言って何か起こるわけでもないんだけど、
友達との掛け合いも面白く、全体的にクスクス笑えました。
爆笑したのは帰省した時の車のシーン。 行っちゃったよ~。
でもその16年後はちょっと切なくってね~。
16年後の友達のシーンが時折入って、だんだんと横道くんの今がわかってくるんだけど・・・。
あの頃を思い出して懐かしむ意味では、ほんわか気分になれて良かったのですが、
ひねくれ者にはなんかモヤモヤしたものがあるんですよね~。
ただの知り合いならあれでいいような気もするんですが、友達じゃなかったんですか~?
加藤くんはまだいいとして、倉持くん夫妻、めちゃ世話になってるやん。
祥子さんは何で~。
あの頃を思い出して懐かしい気持ちになるってことなのかなと思いましたが、
「そう言えばあいつ・・・」になるところがちょっと引っかかりました。
小中時代なら、そういう人いたかもだけど・・・。
2時間40分、横道くんのことをもっと見ていたいような、疲れたような気分かな。
2月23日(土)より公開です。
試写会で見て来ました。
こんなにボロボロに泣いたのは初めてかも。
あらすじは・・・
保健所に収容された母犬と生まれたばかりの子犬。母犬は近寄る人すべてに激しく吠え、
懸命にわが子を守ろうとしていた。
妻を亡くし、男手ひとつで二人の子供を育てる保健所職員の神崎は、そんな母犬の姿に心を打たれ、
彼らを助けようと奮闘する。しかし、命の期限は刻一刻と近づき・・・。
「どんな犬にもそれまで生きてきた歴史がある。」
冒頭は母犬が生まれた時から愛されて育ったこと、野良犬になってしまうまでがセリフなしで
字幕で描かれてるんです。
もうこの冒頭だけで涙の第一波が。
こんな最初から泣いてどうするねんって思いましたが、こうなったらもう化粧とれとれになっても
泣いちゃえと覚悟を決めました。
お話は実際に宮崎県であった実話だそうですよ。
動物の映画って動物好きにはちょっと贔屓目に見ちゃうこともあるんですが、
この映画はただ可愛い~とか可愛そうとかで簡単に泣けるのではなくいろいろ考えさせられたり、
ちょっときつい場面もありました。
保健所に収容される犬たち。職員の神崎さんは一匹でも多く助けようと里親探しをしますが、
見つからなかった子たちは7日間の期限を過ぎると処分されてしまいます。
元は動物園の飼育係で動物好きで、自宅に2匹の犬を引き取っています。
娘はお父さんは犬が大好きと思っていたので、お父さんの仕事の内容を知った時はショックを受けます。
私も保健所のことをよく知らなかった時は、処分に関わる職員さんのことを、なんでそんな酷いことが
出来るのかと娘さんのように思ったこともありました。
でも一匹でも救おうとされてること知って考えが変わりました。
結局安易に飼ったり人間の身勝手さが不幸を招いてるんですよね。
堺雅人さんの優しい宮崎弁が余計に心に沁みます。
獣医の中谷美紀さんとのやりとりも良かった。
オードリーの若林くんも自然な感じで良かったですね。
保健所の仕事を腰かけと言ってやる気なさそうだったけど、動物のことを思う気持ちは持ってる子で。
しかしあんな鬼の首取ったように追いかける人っているのかしらん。
実は私も子供の頃大型犬に追いかけられたことがあって、犬が怖くて嫌いだった時もあるんですが、
叩いてやろうと思ったことなんかないですわ。
今は犬も猫も大好きですよ。
神崎さんと心が通じあった時は、またまた号泣でしたね。
帰りに鏡を見たら、顔に涙の通り道が出来ていました。
お土産に宮崎にちなんでそば焼酎「雲海」をいただきました。
我が家では冬場これ飲んでるんで嬉しかったです。
3月16日(土)より公開です。
試写会で見て来ました。
題名から昔「世にも奇妙な物語」で実は脳だけしか存在してなかった・・・みたいな話があったのですが、
そんな感じなのかな?と思っていましたが全然違ってまいした。
あらすじは・・・
「都内近郊で無差別連続爆破事件が発生。刑事の茶屋(江口洋介)は、ついに犯人・緑川(二階堂ふみ)
のアジトを突き止めたが、確保できたのは身元不明の男(生田斗真)だけだった。
緑川の共犯者と見なされた男は、その犯行が異常だったため精神鑑定を受けることに。
担当の精神科医・鷲谷真梨子(松雪泰子)は、一切の感情を出さない彼に興味を持ち、
真実の姿を探ろうと過去を調べ始める。
生まれつき並外れた知能と肉体を持ち、正義のため犯罪者を抹殺する感情を持たぬ殺人ロボット。
そんな彼を人は"脳男"と呼んでいた。
だが真梨子はどんな人間でも必ず人間性を取り戻せると信じている。
そんな中、緑川が真梨子の勤務する病院を襲撃し始める。それは脳男を誘い出すため。
緑川が脳男を求める理由は何か。真梨子の想いは脳男に通じるのか。
錯綜するそれぞれの「正義」を抱えながら、脳男と緑川の死闘が始まる・・・。」
緊張感の連続で、映画としては面白かったと思います。
邦画もここまでドキドキするって感じで。
でも冒頭からいきなりグロいシーン。いきなり子供が。躊躇なく殺される人々。
う~ん、胸が痛くなるな~。
登場人物病んでる人多いし、これが映画の中だけであってほしいと思いました。
生田斗真くん、ほんとに感情ないロボットみたいな人間演じてました。
「僕等がいた」と同時期にこの映画の話があって、両極端の役をどちらもやりたいと
受けられたそうですが、爽やかな役から全く一転してました。
上半身裸のサービスカットは、思わずニヤついてしまいますね~。
腕立て伏せの場面は、「みなさん、さようなら」で大山倍達に憧れて腕立て伏せをする
悟くんを思い出してしまいました。(全然違うけど)
犯人役の二階堂ふみちゃんも、この人撮影が終わっても暫く立ち直れないんじゃないかなって
思うくらい過激な役を演じてはりました。怖かったよ~。
ダーク過ぎる宮崎あおいちゃんって感じですね。
ただもうちょっと緑川のことが描かれててもいいのかな~って気もしました。
あそこまでの人間になる理由がイマイチ分からない。
それと久々にワイルドな江口さんを見ました。
いつの間にか正義感のある冷静な医者みたいになってはりましたが、熱いあんちゃんが久々に
戻って来たみたいに思えました。
最後の方は爆破、爆破の連続で怖いのですが、前の人が爆発するたびにビクっとなってはったので
ちょっと可笑しくなってしまいました。でもほんとに吃驚します。
重いテーマも盛り込まれてるので、なんだか心病みそうになりました。
ラストの斗真くんのアップとスタイリッシュな曲が救いかも。
2月9日(土)より公開です。
公開中のライフ・オブ・パイ見て来ました。
3Dで見るつもりだったんですが、2D用のムビチケだったので2D字幕で鑑賞しました。
それほど映像にごだわる人ではないので、ま、いいかな。
2Dでもよかったですよ。
初めて予告で見た時、トラも太平洋のど真ん中でコイツ食べたら終わりやと思ったんとちゃうって
軽く考えてたんですが、TVの予告でいろんなシーンを見て、トラと心を通わせるファンタジックな
話なんや~と思いながら映画館に足を運びました。
大人になったパイの家に若いライターが訪ね、パイの漂流体験談を聞かせてもらう形で
話が始まります。
生まれた時、名前の由来、育った動物園でのこと、宗教に出会ったことなど、
漂流するまでの話から語られます。
動物園を営む家族と共に移住するカナダに向かう途中、嵐に見舞われ船が沈没。
救命ボートに乗り助かりましたが、そこにはベンガルトラがいて・・・・。
動物がたくさん出てくるので、癒されそうな雰囲気に思えますが、きつい場面もありました。
トラとの漂流物語はトラの攻撃にドキドキしながらも、パイの賢さと優しさににやけてしまう
ところもあり楽しく見ていました。
16歳でサバイバル本を見ながら、パイってめちゃ賢いやんって。
トラも猛獣と言えども・・・猫族にはたまらない部分もあったりで。
ファンタジーみたいにトラとは最後まで心通わせられなかったけど、2度目の嵐で
弱ったトラと触れ合った時は、なんだかウルウルなってしまいました。
メキシコにたどり着いて漂流劇も終わり、去って行くトラの背中に哀愁を感じながらも
めでたし、めでたしと思っていましたが・・・。
話はまだ続きがあり、生き残ったパイに保険会社の担当員が何があったのか尋ねた時、
トラとの漂流話を信じてもらえなかったパイは、もう一つの嘘の話をしたと言います。
何で最後にこんな話するのん?って思いつつ聞いていましたが、もしやこれって・・・。
そう思った時、ゾクゾクっとしました。
ボートにシマウマとオラウータンとハイエナとトラしか乗ってないっていうのもおかしな話やなと思ったわ。
バナナしか食べてなかったパイが・・・。
パイにとってどれだけ過酷な漂流生活だったんでしょう。
私もパイに聞かれたら、あのライターと同じように最初の話って言うと思うな。
見終わってからいろんなことを考えさせられる映画でした。
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