今年は平安神宮の節分祭に行って来ました。
神宮通りを歩いて行くと、大鳥居が見えてきます。
大儺の儀(だいなのぎ)
午後2時から行われる「大儺の儀」を見てきました。
平安時代、宮中で行われていた年中行事「追儺式」を再現した儀式だそうです。
陰陽師が独特の歩き方で前に進み、祭文(さいもん)を奏上します。
祭文の途中で、方相氏がシンシ8人を率いて入場してきます。
祭文が終わると方相氏が中央に進み、手に持つ矛で盾を打ち「鬼やらう」と3度大声で叫びます。
北東と北西に向かって、桃の弓で葦の矢を射ます。
桃の杖で、北東・南東・南西・北西と四方を撃ちます。
方相氏が矛と盾を打ち鳴らし「鬼やらう」と叫びながら、斎場の周囲を3度廻ります。
次に応天門の前に移動します。
先程と同様に門外に向かって大儺の儀式を行います。
方相氏がここでもまた「鬼やらう」と叫びます。
災いをしりぞける儀式を何度も行い、周囲の邪気や罪を祓うそうです。
行事が終わって皆さんで記念撮影です。
「豆撒き行事」
午後3時から豆撒き行事が始まります。
応天門から鬼が観客を威嚇しながら進入してきます。
境内で鬼の舞を行います。
境内を暴れまわっていた鬼も、最後には打豆にあって応天門の外までどんどん追い祓われていきます。
福豆撒きです。
前の方に人が殺到してちょっと怖い状態です。
撒く方もお年寄りの方が多いので、なかなか後ろの方まで届きませ~ん。
結局福豆は取れずじまいでした。(TT)
おみやげ
寺町通りにある京都で最も古い洋菓子屋さん「村上開新堂」でみかんゼリーを買いました。
みかんをくり抜いたところにその果汁を絞って作ったゼリーが入っています。
甘さはとても控えめ。さっぱりして美味しかったです♪