はるみのひとり言

気ままなお散歩と猫と美味しいもん

武士の献立

2013-12-03 | こんな映画観たよ



「ありがとう」の試写会で観せていただきました。
公開1ヶ月以上前に観たので、感想も書こうと思いつつ、まだ先でいいかと思ってるうちに印象が薄らいでしまいました。

由緒ある包丁侍の家に嫁いだ料理上手のお春が、跡取りで年下の夫 安信とぶつかり合いながらも
内助の功で支え、お家の一大事を料理で乗り越えちゃうみたいなお話です。

台所は女性が仕切ってるとばかり思ってたんですが、刀を包丁に持ち替えて主君やその家族の食事を
まかなうお役目の武士がいたんですね~。
揶揄と親しみをこめて「包丁侍」と呼んだそうです。

父ちゃんの舟木伝内さんは料理方として誇りを持ってお役目を務めてはるんですが、息子の安信は跡取りの長男が亡くなったので仕方なく跡を継ぐことになったので不満のよう。
しかも幼馴染で好きだった佐代とも一緒になれず。。いくらお役目といってもやる気ないかもね。

そこに伝内さんに料理の腕を見込まれ、懇願されて嫁に来たのが4つ年上のお春ちゃん。
気が強くて口うるさいとのことで、前の嫁ぎ先を1年で離縁されたらしいんだけど、料理は上手いし、めちゃくちゃいい嫁で、
何でこんな人が離縁させられたのか不思議~ってくらいです。
上戸彩ちゃんが演じてるんだけど、気が強くて口うるさいってのは可愛いから見えないな~って思ったけど、
内助の功を発揮する彩ちゃんはすご~く良かったです。

途中ちょっと切ない話を盛り込みながら、クライマックスの饗応料理作りに奮闘する包丁侍の姿は、
まさにキッチンスタジアム状態でした。
また饗応料理を命じる重臣 土佐守役が鹿賀丈史さんで・・・。
あの番組を思い出すな~。

高良くんの式包丁のシーンは素敵でしたよ。

やっぱり美味しいもんを食べると幸せになるね。
胃袋を掴むって大切だなと思いました。

12月14日(土)より公開です!


☆監督 : 朝原雄三
☆キャスト : 上戸彩 / 高良健吾 / 余 貴美子 / 西田敏行 / 夏川結衣 / 成海璃子 / 柄本佑 / 緒形直人 / 鹿賀丈史

 

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2013-12-01 | こんな映画観たよ



試写会で観ました。
3Dで観れるのは嬉しいんだけど吹替はちょっとな~と思ってたんですが、今回は吹替えもご本人が
やってらしたので違和感なく見れました。 ご本人が吹替されるって珍しいそうですね。
キアヌはもちろん声優さんがやられてましたが。
役に入ってらっしゃったのかもしれませんが、菊池凛子さんの喋りはどうも・・

ストーリーはみなさんご存じの、年末になったら嫌というほど見たあの「赤穂浪士」の話がベースなんですが、
新解釈で大変なことになってました~。 四十七士もビックリやね。

松の廊下の殿中事件や討ち入り場面があんな事やこんな事に・・・
吉良邸が怪しすぎ~。
中国の皇帝みたいな上様。
ここどこやねん。

もうツッコミどころ満載でした。

真田さんの大石内蔵助はラストサムライの氏尾のよう。
キアヌ演じる魁との関わりは、ネイサンと氏尾を思い出してしまいました。
真田さんの動き、ひとつひとつが素晴らしい

でもどうしても飛躍しすぎた演出になんか可笑しくなってしまって・・・

吉良の首を持って吉良邸から泉岳寺?をめざす感動のシーンも、ええシーンになってるんですが、
どこまで行くねんって思える風景にプっとなってしまいました。(全然笑うとこじゃないんですが・・・)

なんか全体的に中国の雰囲気やね。あ~いうイメージなんかな~。

赤西くんはあんまり好きじゃなかったんですが、爽やかな大石主税を演じてはって良かったです。

奇想天外な作品になってましたが、ベースになる忠義や和の精神はしっかり描かれてるしので、吃驚しながらも見応えある作品ではないかと思います。


12月6日(金)より公開です! 


☆製作 : アメリカ
☆上映時間 : 121分
☆監督 : カール・リンシュ
☆キャスト : キアヌ・リーブス / 真田広之 / 浅野忠信 / 菊池凛子 / 柴咲コウ / 赤西仁

 

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