「ありがとう」の試写会で観せていただきました。
公開1ヶ月以上前に観たので、感想も書こうと思いつつ、まだ先でいいかと思ってるうちに印象が薄らいでしまいました。
由緒ある包丁侍の家に嫁いだ料理上手のお春が、跡取りで年下の夫 安信とぶつかり合いながらも
内助の功で支え、お家の一大事を料理で乗り越えちゃうみたいなお話です。
台所は女性が仕切ってるとばかり思ってたんですが、刀を包丁に持ち替えて主君やその家族の食事を
まかなうお役目の武士がいたんですね~。
揶揄と親しみをこめて「包丁侍」と呼んだそうです。
父ちゃんの舟木伝内さんは料理方として誇りを持ってお役目を務めてはるんですが、息子の安信は跡取りの長男が亡くなったので仕方なく跡を継ぐことになったので不満のよう。
しかも幼馴染で好きだった佐代とも一緒になれず。。いくらお役目といってもやる気ないかもね。
そこに伝内さんに料理の腕を見込まれ、懇願されて嫁に来たのが4つ年上のお春ちゃん。
気が強くて口うるさいとのことで、前の嫁ぎ先を1年で離縁されたらしいんだけど、料理は上手いし、めちゃくちゃいい嫁で、
何でこんな人が離縁させられたのか不思議~ってくらいです。
上戸彩ちゃんが演じてるんだけど、気が強くて口うるさいってのは可愛いから見えないな~って思ったけど、
内助の功を発揮する彩ちゃんはすご~く良かったです。
途中ちょっと切ない話を盛り込みながら、クライマックスの饗応料理作りに奮闘する包丁侍の姿は、
まさにキッチンスタジアム状態でした。
また饗応料理を命じる重臣 土佐守役が鹿賀丈史さんで・・・。
あの番組を思い出すな~。
高良くんの式包丁のシーンは素敵でしたよ。
やっぱり美味しいもんを食べると幸せになるね。
胃袋を掴むって大切だなと思いました。
12月14日(土)より公開です!
☆監督 : 朝原雄三
☆キャスト : 上戸彩 / 高良健吾 / 余 貴美子 / 西田敏行 / 夏川結衣 / 成海璃子 / 柄本佑 / 緒形直人 / 鹿賀丈史