多可町の山と自然

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栃原駅~馬鹿曲がり~三瀬谷~三瀬坂峠~阿曽駅 熊野古道伊勢路ウォーク(2日目)

2020年01月26日 | ウォーク 熊野古道伊勢路、伊勢街道
1月13日(月)まず阿曽駅に車を停めて、電車で栃原駅まで戻ります。7:30、日が昇ってきた、今日は昨日と違って天気が良さそう。元気よく栃原駅出発。線路を渡り、しばらくは線路沿いに進む。
  

車道から脇道へ、馬鹿曲がりに入る。谷間伝いに大曲がりを余儀なくされたことから、馬鹿曲がりと呼ばれる。
 

まずは大水の時は通れない、トンネルを渡る。トンネルを過ぎると階段があり、すぐに土道の登りになる。
 

一旦下って国道42号の高架下をくぐり、また登り返す。ばかまがりばしは崩れる寸前で、渡れないので迂回する。
 

アスファルトの道に出ると周りは茶畑。すぐに神瀬の多種神祠がある、4つの神様が大切に祀られている。
 

もう一度土道に入り、今度は竹林の中を進む。神瀬橋は眼鏡橋とも呼ばれ、明治40年築造のレンガ作り。
  

神瀬の郷は、茶畑がきれいに広がっていました。
 

川添駅でトイレを借りた。なかなかトイレは見つからないので、見つけたら必ず行くようにしている。


国道42号に合流し、しばらくはトラックがブンブン通る中を歩く。歩道はしっかり整備されているので安心だけど、やっぱり怖くて落ち着かない。弁慶が一休みしたという弁慶岩と、すぐそばに道中安全祈願地蔵。
  

やっと国道42号を離れ、JRの高架下をくぐる。
 

定峠は女鬼峠の次の2番目の峠、高低差は少ない、茶屋などがあった場所。熊野古道伊勢路ののぼりがたくさん立っています。慶雲寺は慶長10年、三瀬左京祐が建立。
  

11:30道の駅「奥伊勢おおだい」で早めの昼食。鉄板焼きの焼きそば定食、がっつり食べて元気が出た。
   

舟木橋を渡ると、宮川沿いに戻る。地図上は進んでるんだけど戻ってる、何だかくやしくて変な感じ。
 

紀勢自動車道の下をくぐると、、間もなく三瀬坂峠への分岐がある。坂道を見てゾッとする、ふくらはぎつりそう…。
 

林道から山道へ、ひたすら杉林の中を進む。峠に近づくほど登りがきつくなる。


登りだして30分ほどで三瀬坂峠到着。標高は265m、これまでの峠の中では一番きつかった。峠にはお地蔵さんが祀られている。
 

三瀬坂峠からは一気に下り、三瀬坂池に出る。さらに下り、国道42号に合流したところ、会社お庭にアリのモニュメントがあった。鉄製で、とてもうまくできている。
 

道の駅「奥伊勢木つつき館」へ立ち寄り、大内山バニラソフトを食べた。とてもおいしいソフトクリーム。
 

大紀町役場、立派な造りの大宮小学校、大宮中学校の前を通って、国道の下をくぐり、阿曽の集落を目指す。


石灰華は湯の花で炭酸カルシウムの沈殿物。直径25m、高さは4mもある。
 

ケヤキの古木がある、阿曽観音堂。疲れた足を引きずる、直線の道は長く感じる、あともう少し。
 

15:00、JR阿曽駅到着。もう足が筋肉痛でパンパン。三瀬坂峠を越えた後、ホッとしてしまったのか、疲れたのか、とにかく長かったー。
 

本日の歩行距離は約24㎞。馬鹿曲がりと三瀬坂峠のアップダウンがなかなかきつかった。帰りに旧阿曽小学校を活用した「阿曽湯の里」で温泉に入って、新名神土山サービスエリアで近江ちゃんぽんを食べて帰途につきました。


伊勢路がいよいよスタート、中山道と平行して、年に1回は歩きたいものです。伊勢は冬場でも雪がないので、歩けるのがありがたい。ただ今回の伊勢路ではすれ違う人は皆無、三瀬坂峠を越える親子連れと一緒になっただけです。峠など山の中もあるので、熊鈴は必要かもしれません。

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